こんばんわ。猫です。(あたりまえです。猫のblogですからw)
「代々木公園・テントの強制撤去」 都に申し立て
という一つ前のビッグイシューとホームレスで紹介した村上知奈美さんのblogや
ミッドナイト・ホームレス・ブルー Plus One
を読んだりして、眠れなくなってしまいました。
この記事、ちょっと気が滅入りますね。(それは後述)
ところで、上記のミッドナイト・ホームレス・ブルーを読む前に
博士が100人いる村を是非とも読んでください。かなりお勧めの創作童話です。(社会派として)
さて、みなさん、この創作童話を読みましたね。
感想はどうですか?
ここで書いてある100人の博士のうち、8人が自殺か行方不明という数字が、僕の中では違和感ないんですよね。
僕は研究職なのに、修士しかでていませんが、知人や同僚には博士がごろごろいるわけですが、
やっぱりこの数字に違和感がぜんぜんありません。なかには同僚の博士が「おれの同期8人の中にいるぅぅ
」 と話すような状況です。
真相は明らかではありませんが、路上博士がblogで分析をしていてもぜんぜんおかしくない時代です。
なんて考えていると、この国の暗澹たる将来を考えずにはいられないわけです。
でも、何で眠れないかというと、最初にあげた村上さんのサイトのホームレスの強制撤去の話を読んで、僕は公園管理事務所の人に同情してしまったからです。
普通の人なら、きっと仕事としてもホームレスの強制退去なんてしたくないだろうし、きっと家に帰って布団に入っても、いやな思いを思い出したりしているんだろうな。
って考えてしまったからです。
記事を読むとプロ市民がホームレスと都との争いを煽ったのでは?という気もしないでもないのですが、いずれにしろ、ホームレスの方々と都の職員の方々の両方の人生を考えてしまいました。
排除されるがたにも排除する側にもそれぞれの人生があって、お互いに思うようにならないのだろうなってことです。
僕にはなぜか公務員の友人も多く、また、昔僕が愛した人は公務員だったし、僕が洒落で受けた政令指定都市上級にそのまま入っていたら・・・・と思うと、行政を行って矢面に立たされる下っ端の人にも同情を禁じえません。
例は極端かもしれませんが、ベトナム戦争にしろ、イラク戦争にしろアメリカ兵は世界から非難されるし、実際に僕はこの二つの戦争を清教徒の侵略戦争だと思いますが、帰還したアメリカ兵は、悪夢を見たり、薬や酒におぼれたり、社会生活に支障をきたしたりと、本当の当事者は大変な人生を歩んでいるようにも聞きます。(そしてアメリカ兵は食うにこまった人や、市民権が欲しいマイノリティーたちのような下層の人たちです)
そうすると戦争に反対しても無邪気にアメリカ兵を責める気にもなれません。
そんな世の中の大きな流れ、生きていく苦悩の波に翻弄される我々を嘆かずにはいられず、なんか眠れなくなってしまいました。
そんなに強く無い人が、さらに弱い人を叩かなければいけない、そういうのって、きっと本人も後味が凄く悪いだろうなと思うと悲しくなります。
でも僕のそういう悩みには、ラオスやビルマ、敬虔なイスラム国の人々の暮らしが、答えのヒントをくれそうな気がします。
まぁ、愚痴っていても仕方ないので、上で紹介したサイトの管理者の村上嬢と同姓の村上春樹氏が愛しるウイスキーの助けを借りてそろそろ眠りたいと思います。
でも、読む本は村上龍だったりするんだよなぁ(笑)
「代々木公園・テントの強制撤去」 都に申し立て
という一つ前のビッグイシューとホームレスで紹介した村上知奈美さんのblogや
ミッドナイト・ホームレス・ブルー Plus One
を読んだりして、眠れなくなってしまいました。
この記事、ちょっと気が滅入りますね。(それは後述)
ところで、上記のミッドナイト・ホームレス・ブルーを読む前に
博士が100人いる村を是非とも読んでください。かなりお勧めの創作童話です。(社会派として)
さて、みなさん、この創作童話を読みましたね。
感想はどうですか?
ここで書いてある100人の博士のうち、8人が自殺か行方不明という数字が、僕の中では違和感ないんですよね。
僕は研究職なのに、修士しかでていませんが、知人や同僚には博士がごろごろいるわけですが、
やっぱりこの数字に違和感がぜんぜんありません。なかには同僚の博士が「おれの同期8人の中にいるぅぅ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
真相は明らかではありませんが、路上博士がblogで分析をしていてもぜんぜんおかしくない時代です。
なんて考えていると、この国の暗澹たる将来を考えずにはいられないわけです。
でも、何で眠れないかというと、最初にあげた村上さんのサイトのホームレスの強制撤去の話を読んで、僕は公園管理事務所の人に同情してしまったからです。
普通の人なら、きっと仕事としてもホームレスの強制退去なんてしたくないだろうし、きっと家に帰って布団に入っても、いやな思いを思い出したりしているんだろうな。
って考えてしまったからです。
記事を読むとプロ市民がホームレスと都との争いを煽ったのでは?という気もしないでもないのですが、いずれにしろ、ホームレスの方々と都の職員の方々の両方の人生を考えてしまいました。
排除されるがたにも排除する側にもそれぞれの人生があって、お互いに思うようにならないのだろうなってことです。
僕にはなぜか公務員の友人も多く、また、昔僕が愛した人は公務員だったし、僕が洒落で受けた政令指定都市上級にそのまま入っていたら・・・・と思うと、行政を行って矢面に立たされる下っ端の人にも同情を禁じえません。
例は極端かもしれませんが、ベトナム戦争にしろ、イラク戦争にしろアメリカ兵は世界から非難されるし、実際に僕はこの二つの戦争を清教徒の侵略戦争だと思いますが、帰還したアメリカ兵は、悪夢を見たり、薬や酒におぼれたり、社会生活に支障をきたしたりと、本当の当事者は大変な人生を歩んでいるようにも聞きます。(そしてアメリカ兵は食うにこまった人や、市民権が欲しいマイノリティーたちのような下層の人たちです)
そうすると戦争に反対しても無邪気にアメリカ兵を責める気にもなれません。
そんな世の中の大きな流れ、生きていく苦悩の波に翻弄される我々を嘆かずにはいられず、なんか眠れなくなってしまいました。
そんなに強く無い人が、さらに弱い人を叩かなければいけない、そういうのって、きっと本人も後味が凄く悪いだろうなと思うと悲しくなります。
でも僕のそういう悩みには、ラオスやビルマ、敬虔なイスラム国の人々の暮らしが、答えのヒントをくれそうな気がします。
まぁ、愚痴っていても仕方ないので、上で紹介したサイトの管理者の村上嬢と同姓の村上春樹氏が愛しるウイスキーの助けを借りてそろそろ眠りたいと思います。
でも、読む本は村上龍だったりするんだよなぁ(笑)