ふうてんの猫の猫耳東風的フリチベ生活

働きながら和製MBAと工学博士取得をしていた自称苦学生バックパッカーの日記。
今は学位もとって大阪で技術戦略考えてます

個人用のメモ (反省を忘れないために) ダメポ 猛省中

2006年05月22日 | 徒然なるまま(日々雑事)
昨日は食事をしていたときに、
1年前に戻ってやり直す方法があれば
という話をしていたが、72時間前に戻る方法があると僕は凄く嬉しい。

どうも、人間とは過ちをたくさんしてしまうもので、ある過ちや失敗はある状況では水の流れのようにそこについても、後からみると、致命的なことが時々ある。

今日はそんな感じでかなり落ち込んでいます。
ひさしぶりに消えてなくなる方法があれば楽なのになぁと思いました。
貯金が3億円ぐらいあったら、仕事もやめて、アパートも引き払って消えられるのに、いろいろとしがらみもあって難しいです。

一つの事象に至るには、いろいろなことに言い訳したいことも、弁解したいこともあるけど、それは僕の理由であって相手の理由ではないから、言い訳することすら火に油をそそぐことになってしまいそう。ただ結果の責任を背負っていかなばならぬのです。

はぁ、明日からちゃんとしっかり頑張っていこう。
人間わきがあまくなるとろくなことがないと強く反省しました。

# こういうときに限って仕事が忙しくて息を継げないし、逆に仕事が忙しいからこそ、様々なことが注意散漫で雑になるのだと思う。

貧困と 旅人の作法 ラオスとモロッコの記憶

2006年05月22日 | 徒然なるまま(日々雑事)
アンコールワットの話からの続きです。

僕たち旅行者が現地を旅するときに、現地の方からみれば、ビジネスとしてのお客か異邦人でしかないと思っています。
仲良くなったといって、実際に仲良くなることもありますが、緒戦は数日間でいやなところを見せないでもいい関係だからこそだとも言えるでしょう。
どんな国でもそうですが、住めば日本と同様に様々な面倒があるのは一緒だそうです。

旅をしない人にとっては世界一周というのは凄いことのようで、世界一周なんていう誰でもすることができることをビジネスにするような連中は、旅行を美化したり、秘境に行くことを賛美したりします。たとえば高橋歩とかね。

でも、我々先進国の人間が旅をするというのは、行く先によっては日本では考えられないほど影響を与えてしまいます。

たとえば、僕がいったミャンマーのパガンという世界三大仏教遺跡の一つでは、馬車をチャーターして広大な遺跡群を見て回って1000円ぐらい。
でも、馬の維持費が高いので結局、御者の給与は100円とか200円です。
(馬車のオーナーも別にぼっているわけでもなさそう。馬はそこそこ高いし)

そのパガンでは「さくらホテル」という高級ホテルがあって、一泊1万円ぐらいで止まれて、熱気球で遺跡を上から見てまわるというのもやっています。

彼は気球が昇っているのを指して、僕に
「あれは何か知っているか?いくらか知っているか?」と話
「たった30分で150ドルだと。それだけあれば、家族が半年食べていける」
というのです。

私たちは無邪気に楽しく旅をしているつもりでも、彼らの価値観や正義感に強い影響を与えてしまうのです。
テレビを村みんなで見ているようなところで現代の最新機械をみせびらかすことになってしまったりもします。

ましてや秘境なんてものにいけば、ホテルもないので、誰かの家に泊めてもらうことになりますし、慎ましく生きている人たちの中に世俗の毒を持ち込むことになります。(キリスト教徒的な近代化とは、ブルカで顔を隠すような女性たちの国で、白人のねいちゃんが乳だしでビーチを歩き回れるようにすることですしね)

さっきの踊り子の人だって、4000円を稼いでいてそれを嬉しい、伝統舞踊が踊れるようになると倍ももらえるようになる。
と思っていますが、ちょろい観光客相手にぼることを覚えてしまえばきっとまじめに働かなくなります。
だから、貧しい人にお金をあげる時にも凄く悩みます。

ラオスで深夜にごみをあさっていた親子に5ドルをあげたときには、良かったのか数日悩みました。現地で国際協力をしている知り合いと会う約束だったので話をしたら、やっぱりあげすぎだといわれましたが、「それでもお母さんが一週間そんなことをしないで栄養が取れると思えばいいんじゃない_」と言われましたが、仏教徒の国では、施しをするのは、僕が善を積むためだという価値観があるので少し気は楽です。

モロッコにいったときには、フナ広場という有名な広場で昔から蛇や火吹き男のショーがあったり山のような屋台が並んでいる広場あり、そこで一人で晩御飯食べていました。(現地集合だったのですが、数日先についていたのです)
背中に子供を背負った老女が、ヘンナという草で書くか魔よけを書かせてくれと言ってきました。
僕は全然ヘンナには興味がなかったので、断ったのですが、
「ヘンナはいらないけど、子供のためにお金は上げる」
と子供の手にお金を握らせました。

結局、彼女としても感謝の意をヘンナでしか表せないのかお金はいらないから書かせてくれというので書いてもらったのですが、事情をしらない屋台のにいちゃんが、「5ドルはらってやれ」というので、その老女が現地語で事情を説明したらにいちゃんがしまったという顔をして「3ドル払ってやれ」といっていたので、まぁ、僕としては別に良いので1ドルか2ドルほどさらにあげました。

この時の話で忘れられないのが、背負われている子供がお金を落としてしまって、泣き叫ぶんです。親も屋台のにいちゃんも、幼児が何で泣いているかわからないんだけど、僕がお金を拾って持たせてあげると泣き止んだんです。
僕は貧しいということが、言葉も話せなさそうな子すらそのお金の大事なことがわかるんだということに軽い驚きを覚えました。
結局その時には、母親に子供とアラブ式のほほを合わせる挨拶をしてくれと頼まれて挨拶をして分かれたのですが、翌日も朝からその人はヘンナ書きの仕事をしていましたし、僕の顔もちゃんと覚えていました。


翌日も同じ屋台でご飯を食べると、店員たちがお前はいい奴だと、隣の日本人カップルがぼられて、計算させたりして喧嘩しているのに、僕は店のまかないとかもらって食べてました。

イスラム圏にも喜捨(バクシーシー)という価値観があるので、富めるものが貧しい人に手を差し伸べることはそんなに現地の価値観と抵触しないだろうと思いますし、屋台の連中の態度を見ていると、おそらくそうなのだと思います。

そうやって、僕が人にお金をほどこすかどうかも、それが良い結果を生むこともあれば、まじめに働くお父さんよりも観光客からチップをもらう子供のほうが稼いでいるなんていう変な状況を生むこともあったりと、とても難しいと思います。

だから、バックパッカーってのは、立つ鳥あとを濁さずというように、極力来る前と帰った後で、現地に何も差を残さないのが一つの美意識ではないかと思います。
(もちろん現地の人が欲しいというものでいらないもの(古着とか)を置いていくのとかを否定しているわけではないですが)

途上国を旅するのは、考えると道徳的にも難しいなぁと思います。
そんな旅行者がくるから食べていける人もいて、国も大事な外貨獲得手段だったりして、でも、そおいう旅行者にうまく取り入ると、平均年収の数倍から十倍以上のお金が手に入ったりして、変になっているのも見たりすると考えてしまいます。

でも、やっぱり夏には旅にでている予定。
タイのチェンライに行こうかなぁと思っています。(リス族の村にいきたい)

世界遺産 アンコールワット 貧困と旅人の作法1 かなり長文

2006年05月22日 | 徒然なるまま(日々雑事)
今日の宇宙船地球号はカンボジアのアンコールワットの話でした。
アンコールワットはシェムリアップという街から行きます。

そのシェムリアップでは15年間で観光客が100倍に増え、それにともなって、ごみが増え、トンレサップ湖(シェムリアップの下流)は汚染され、大量の地下水がくみ上げられて地盤沈下が起きて遺跡にもダメージがでているというものでした。

この番組は踊り子の17歳の少女の目を通じて語られるのですが、彼女は母親との二人暮し、父親は他界しています。
彼女は踊り子として月給4000円をもらえることをとても感謝しているようで、母親も彼女だけが頼りだと言っています。

彼女たちは様々な問題がある観光業でも、それと連れ添って生きていくしかおそらくありません。

今日はたまたま仲間内で晩御飯を食べていて、そのシェムリアップで現地の方と結婚してホテル(ゲストハウス)を建てている人もいたので、帰り道はカンボジアの話もしていたのですが、あの国って発展する余地がほとんどのこっていないんです。

ポルポトという共産主義政権下では、朝日新聞は当時アジアの優しさのポルポトなどと書いていましたが、その下では人口の数分の一を殺すという大量虐殺があったのはご存知の通り。
その時に共産主義体制を脅かすおそれのあるインテリは真っ先に殺されました。
しかも共に新しい国づくりをしていこうと、海外から亡命者を呼び戻すような念の入り用。
生き残っているのは亡命したあと戻らなかった人か、インテリではないバカしかいないという笑うしか無いような状況で大卒がほとんどいません。

現地では会社法もなく、破産法もなく、そういう近代的な(現代的ですらない)法律の整備のためにアメリカや日本が現地で頑張っています。(あの国をダメにした共産系の国じゃないんですよね。)
もちろん税制なんてのも機能していないので、税関などを除くと徴税も機能していません。
公務員の給与は海外からの援助が頼りです。

なんていうもう共産主義と内戦に全てを奪われた国で、人々が現金収入を得られる余地なんてほとんどありません。

そういう時にアンコールワットはやはり必要な外貨の獲得手段です。
でも、そこに住む人々の生活や伝統を守るのもまた大事なことであり、自然と共に生きている観光業でない多くの人々の生活を守るためにも現地の環境を守ることは絶対に必要です。

環境と遺跡を守ること、そして今日を生きる糧を得ること。
復興の難しさゆえに、環境を維持することが厳しいこと。

本当に難しいことです。

週末の過ごし方

2006年05月22日 | 徒然なるまま(日々雑事)
金曜日から日曜日にかけてとても楽しく週末過ごしてました。

金曜日は夜飲みに行って、最近に無いほど飲みました。
かなり激しく飲んで、それなりに散財しましたが、翌日は頭も痛くなかったので、ちょっと意外。

あんなに飲んだのは1月のタイのダイビングショップの新年会以来ですね。
土曜日は夕方6時まで眠っていたので、16時間ぐらいは寝たことになると思う。
凄く寝ましたね3日分ぐらいかな。

で、土曜日はその後は美味しい屋台の珈琲を飲みに行ってとても幸せになったあとは、AOE3というネットワークゲームでアメリカ大陸の覇権を競って戦っていました。
全然上達しないのですが、上級者と戦うと同じルールでゲームしているとは思えないですね。
日曜日は旅行者サークルのメンバーで隅田川クルーズに行って、庭園で降りて、かなりいけていない庭園を散歩した後、目の前にあったコンラッドでお茶して帰りました。

コンラッドのディナーの品書きも見ましたが、1万円前後からコースもあるようで、思っていたよりもよっぽど安かったです。
ティーセットも美味しかったし、一度食事にも行ってみたいですね。

その後、新宿でさらにサークルメンバーと合流して2時間ほど話をして帰ってきました。
結構ゆっくりして幸せな週末でした。

やっぱり大学院も学会の準備もない週末とは素晴らしい。
これじゃ、大学院には復帰できないなぁ。(そろそろ戦略論の聴講に行きたいのではありますが・・・)

今日は出張

2006年05月19日 | 徒然なるまま(日々雑事)
今日は開発するソフトウェアのドキュメントのレビューをするための出張でした。
普通は発注された方がくるのですが、あまりにたてこんでいるとかできてくれという大きな態度でしたw

出張といっても品川シーサイドなんですけどねw
朝が少し早くなるのでいやでしたし、スーツ着ないといけないのでいやでしたが、会議が6時ぐらいに終わったので、うきうきで帰れました。

なんというか、家に7時につくなんてすごく珍しいことです。
で、あまりに嬉しくて、ずーーーーっとゲームしてました

ネットワーク対戦をする戦略ゲームなのですが、マイクロソフトのゲームのくせにネットワーク接続はけっこう不安定です。

最後のゲームは、かなり押されたのをしのぎきって、しかも、双方のチームが突破され相手の本拠地まであと一歩というところで、
僕の接続が切れました・・・・・

なめとんのかぁ、マイクロソフト!!

ということで凄く悔しいですが、明日も仕事なのでもう寝ます。

日曜日の過ごし方

2006年05月18日 | 徒然なるまま(日々雑事)
今日はすでに水曜日なわけですが、日曜日のblogです

日曜日はホテルラバーズのオフ会にいってきました。
久しぶりのホテラバ、楽しかったです。
リニューアルした全日空ホテルでビュッフェでしたが、値段も手ごろで食事も美味しく、参加メンバーも品があったり、綺麗な方だったりとかなり楽しい昼食でした。

お昼ごはんだったので、解散後は上野に一人で行って西洋美術館行ってきました。
もともとはナスカ展が見たかったのですが、中で20分待ちとかいっているのが、閉館の50分前。
とても入る気にならなかったので、西洋美術館にいった次第です。

企画展のロダンとカリエールはとても空いていました。
しかし、空いているのもわかるなぁという内容でした。

ロダンとカリエールという友好のあった芸術家を一つの企画にしたということで、作風やモチーフの共通性など学術的な面白さはわかるし、学芸員のチャレンジもわかるのですが、とにかく、払った入場料に見合う満足感が無い。
インパクトに欠ける展示でした。

そのあと駆け足で10分ほど常設展を見たのですが、いままでなめてましたが、西洋美術館の常設展示ってレベル高いなぁと思いました。
これなら企画展なくても、ぷらーっと見に行っても満足できます。
ハンガリーの美術館の常設展なんかよりもよほど西洋美術のそろえもいいように思います。

で、そのあとは伊勢丹に服を買いにいきましたが、予算と品質の折り合いがつかずに服は買いませんでした。
通勤用リュックを新調してとても満足です。
TUMIのビジネスリュックはさすがにTUMIだけあっていいデザインなのですが、ビジネスライクな形状は背負いにくかったりして、結局ビクトリノックスの安いかばんになりました。でも、5万円のTUMIよりも背負い心地が快適で、やはり値段出しても、形状がリュックから離れるとダメだなと思いました。

そんなに日曜日。
修士論文だしたあとはGWの学会発表に心理的に追われていたのであんなにのんびりした休日は半年振り以上だと思います。

やっぱり何もしないでいい休日って最高ですね。
来週は何しようかなぁ♪