今日のワールドビジネスサテライトを見ていたら、日本の中小企業が作った金型などの設計書をその会社から無理やり提出させて、中国で生産させる日本の大企業の話をしていました。
あれは某有名自動車メーカーの部品でしたが、日本の世界トップクラスの金型技術がわずかな経費削減のために中国に流出しています。
(経済産業省は3年前に対策するようにアナウンスしているらしいです。)
まぁ、まねっこ中国人はいつものことですが、日本の短期的な利益のために日本の技術を中国に流出させる大企業のメーカーの品位とはどんなものかと思います。
世界に誇るトヨタ生産システムも所詮は熾烈な中小企業叩きだという批判もあるわけですし、日本の家電メーカーの技術者が韓国の家電メーカーに買われていって技術が流出した件も記憶に新しいです。
(そして、数年で日本人技術者の技術を獲得したキムチ企業はその日本人技術者を解雇したと聞きます。)
いま、韓国の自動車産業は、日本の鉄鋼メーカーの独壇場である自動車用鋼板の製造を開始しようと高炉の建設をしているそうです。これは数千億円規模の投資になるのですが、これだけ投資しても、熟練した高炉の技術者がいないとまともな品質の製品は作れません。
しかし、高い技術を持った技術者はいるはずなのです。
日本の鉄鋼メーカーは中国や韓国のメーカーに対抗するために厳しいリストラを行って半分ぐらいの従業員を解雇しています。
おそらく解雇された人の中には、日本の鉄鋼メーカーを恨んでいる人もいるでしょう。そういう人が、韓国企業に雇われても何の不思議もありません。
日本の地位が低下していくのはとても困りますが、日本を牽引しているトヨタにしても、東大の経営学の某教授はトヨタにして強い現場、弱い本社と言っています。(日本のモノづくり哲学参照)
もし、リストラを決めたのがもし本社に巣食う文系諸氏であれば、浅はかな技術者放出が自らの企業のライバルを利することになるということの責任はしっかりと取るべきだろうなと思います。
よく言われるようにわが国では文系(ホワイトカラー)の生産性は低く製造業のブルーカラーの生産性は高いです。
おそらくロケットを作れる技術者の人件費は、発展途上国を含めても日本が世界最安値でしょう。
たいして、民主党に守られた公務員を筆頭に、ホワイトカラーの生産性は周知の通り民間企業も含めてさほど高くない。他の国なら正社員ではやらないような仕事まで正社員です。
そのホワイトカラーの生産性が低い結果としてその揺り返しが起こっていて、給料分売れない無能な営業職やオフィス部門のリストラが進み、文系学生の就職難になっているわけですが、諸外国に通じるだけの高い技術を持った技術者(ブルーカラー)を解雇することは、短期的に利益になっても将来に高いツケを払うことになるように思います。
(無論、生産性や技術が低い技術者まで雇用する必要がないのはホワイトカラーと一緒だと思います。)
実際に今では日本の企業社会で居場所がなくなって、中国で技術指導をして第二の人生をとても満足している人々が結構いるらしいです。
自分の技術を学びたいと中国の若者が目を輝かせて頑張り、鍛えて伸びていくことが嬉しいそうです。素晴らしいことだと思います。
しかし、そういう人々を解雇していくことは本当に企業や国益にかなうのか、ちょっと考えて欲しいなと思います。
僕は中国も韓国も好きではありませんが、技術者が満足できる仕事ができて、その仕事を学びたいと思う若者がいるなら、技術者のおっちゃんたちが中国で働くのも韓国で働くのも賛成です。
それは、技術者を冷遇してきたこの国へのせめてもの一矢になることでしょう。
あれは某有名自動車メーカーの部品でしたが、日本の世界トップクラスの金型技術がわずかな経費削減のために中国に流出しています。
(経済産業省は3年前に対策するようにアナウンスしているらしいです。)
まぁ、まねっこ中国人はいつものことですが、日本の短期的な利益のために日本の技術を中国に流出させる大企業のメーカーの品位とはどんなものかと思います。
世界に誇るトヨタ生産システムも所詮は熾烈な中小企業叩きだという批判もあるわけですし、日本の家電メーカーの技術者が韓国の家電メーカーに買われていって技術が流出した件も記憶に新しいです。
(そして、数年で日本人技術者の技術を獲得したキムチ企業はその日本人技術者を解雇したと聞きます。)
いま、韓国の自動車産業は、日本の鉄鋼メーカーの独壇場である自動車用鋼板の製造を開始しようと高炉の建設をしているそうです。これは数千億円規模の投資になるのですが、これだけ投資しても、熟練した高炉の技術者がいないとまともな品質の製品は作れません。
しかし、高い技術を持った技術者はいるはずなのです。
日本の鉄鋼メーカーは中国や韓国のメーカーに対抗するために厳しいリストラを行って半分ぐらいの従業員を解雇しています。
おそらく解雇された人の中には、日本の鉄鋼メーカーを恨んでいる人もいるでしょう。そういう人が、韓国企業に雇われても何の不思議もありません。
日本の地位が低下していくのはとても困りますが、日本を牽引しているトヨタにしても、東大の経営学の某教授はトヨタにして強い現場、弱い本社と言っています。(日本のモノづくり哲学参照)
もし、リストラを決めたのがもし本社に巣食う文系諸氏であれば、浅はかな技術者放出が自らの企業のライバルを利することになるということの責任はしっかりと取るべきだろうなと思います。
よく言われるようにわが国では文系(ホワイトカラー)の生産性は低く製造業のブルーカラーの生産性は高いです。
おそらくロケットを作れる技術者の人件費は、発展途上国を含めても日本が世界最安値でしょう。
たいして、民主党に守られた公務員を筆頭に、ホワイトカラーの生産性は周知の通り民間企業も含めてさほど高くない。他の国なら正社員ではやらないような仕事まで正社員です。
そのホワイトカラーの生産性が低い結果としてその揺り返しが起こっていて、給料分売れない無能な営業職やオフィス部門のリストラが進み、文系学生の就職難になっているわけですが、諸外国に通じるだけの高い技術を持った技術者(ブルーカラー)を解雇することは、短期的に利益になっても将来に高いツケを払うことになるように思います。
(無論、生産性や技術が低い技術者まで雇用する必要がないのはホワイトカラーと一緒だと思います。)
実際に今では日本の企業社会で居場所がなくなって、中国で技術指導をして第二の人生をとても満足している人々が結構いるらしいです。
自分の技術を学びたいと中国の若者が目を輝かせて頑張り、鍛えて伸びていくことが嬉しいそうです。素晴らしいことだと思います。
しかし、そういう人々を解雇していくことは本当に企業や国益にかなうのか、ちょっと考えて欲しいなと思います。
僕は中国も韓国も好きではありませんが、技術者が満足できる仕事ができて、その仕事を学びたいと思う若者がいるなら、技術者のおっちゃんたちが中国で働くのも韓国で働くのも賛成です。
それは、技術者を冷遇してきたこの国へのせめてもの一矢になることでしょう。