映画『ヒアアフター』

クリント・イーストウッド監督の最新作


霊能者だけど

その能力に苦しむ男性と、

津波に巻き込まれて臨死体験をして

その時に見た光景が気になってしょうがないばっかりに

仕事を失う女性キャスターと、

しっかりものの一卵性の双子の兄を突然事故で亡くして

寂しくて寂しくてしょうがない少年それぞれが

『生』と向き合っていくお話


毎回すべての映画をチェックしているわけじゃないけど、

私にとってのイーストウッド監督の映画って

「見ている最中に

心臓に太いナイフをブスっとさされて

ナイフが刺さったまま映画が終わっちゃって

苦しくて、

でもそのナイフがしばらく抜けなくて」

って、イメージ(^_^;)
（分かりづらい）

それだけいつも衝撃的です


今回は…

やっぱりナイフで刺されたけど

映画が終わるくらいに

抜けたかなぁ…

ちょっと光が見えた感じ


一卵性の男の子達が出てくるなんて…

双子の母としては気になってしょうがない


自分の能力に苦しむ

霊能者役のマット・デイモンが好演でした
（スパイ役よりも、こういう役の方がいい）


ちなみに『ヒアアフター』は

『死後の世界』とか『あの世』って意味なんだって。（hereafter)
(字幕では『来世』って訳してありました）


クリント・イーストウッド監督、

さすがです