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sekiの徒然日記

旧布野村に週末帰農を始めて18年で遂に解散。今後は尾道からsekiの徒然日記として再スタート。

サトイモ&落花生の収穫

2008-11-13 14:14:53 | 農業
  サトイモ 掘る前

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 昨日の午後から蕎麦茎を押し切りで切り畑に入れる、先発の蕎麦の実を天日干しにしとうしにかける、落花生の試し堀りをする等と農作業に追われています。

 今日は茎が枯れつつあるサトイモの取り入れと落花生堀りを午前中に、11時半からは楽農まちづくり事業組合の升井さんとお話と忙しい1日です。

 落花生は掘り出して畑で1週間ほど自然乾燥させるのですが、1週間も放置しておくと食べごろになったころタヌキを始めとする動物に取られるのでは・・・ということで夜からは駐車場に移す予定。

  落花生 根元にある白いのが実です分かりますか?

 タヌキが落花生を食べるのかどうか知りませんが・・・熟した柿が毎日裏手で落ちるのですが親子連れのタヌキがすかっかり片付けてなくなっているのを見ると雑食で冬を迎えるに当たり食欲は旺盛のようです。

 落花生は以前のブログでも紹介しましたように枝葉というか蔓から剣先のような蔓が地中にささりその先に実がつきます、もう少し農業的にいいますと花が咲いたあと雌しべが地中にもぐりその先に実がつくのだそうです。

 文字どおり「落花生」です改めて野菜作りの本を開いて見て分かりました・・・
理屈は分かりましたが掘り方が分かりません、始めは蔓ごとに手で丁寧に抜いていたのですが、最後は三つ鍬でエイ・ヤーに。

 サトイモも落花生と同様今年初めて少量を植えたのですが、掘る前に枯れかけた茎を切ってビックリしたのですが茎は水分がビッシリなのですね、切るとポタポタ落ちます。

 更に植えた種芋一つが数株に増えて大きくなるのですねー、その株にまた子芋がついて随分数的には増えます、知らないことばかりでした・・・・

  掘り出したサトイモ 種芋は3つでした

 昼からは蕎麦の千歯引きです、本格的には調整した結果来週の21日・22日とすることになりビデオ撮りもひの日と決まったのですが、その日で終わる量ではありません、今日と明日で少しでも引いておかなくては・・・

大型とおし完成

2008-11-12 14:11:15 | 農業
晴天 澄み切ってます。

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 予定では今日から蕎麦の千歯引きでしたが、6日以降あいにくの雨と曇りの連続で十分乾燥していませんので本格的な千歯引きは来週に。

 それにしても今日はまったくの晴天・澄み切った秋空です、3.4日前からこの天気であれば・・・恨みたくなる気まぐれ天気です。

 しかし、本格千歯引きはしなくてもしなくてはならないことが山ほどあります、尾道でほぼ作ってきた大型のとおしの仕上げ、前回千歯引きした蕎麦の茎を畑に運び押し切りできること。

 更に蕎麦ではありませんがサトイモの掘り出し、落花生の掘り出し等、冬の前にしておくことは沢山あります、気はあせりますが体は一つボツボツ順番にやるしかありません。

 午前中に大型とおしを仕上げました、正式名称が分からないので勝手に大型とおしといっていますが、用は大きな木の枠に金網を張ってとおしにしたものです。

 完成した大型とおし

 こうして使います。

 蕎麦を千歯で引くと葉っぱ・草・茎の一部が沢山混ざりますので大きなゴミをこの大型とおしで選別するためです。

 今までは丸い直径40~50センチのとおしと手で選別してましたが、先般の事前刈り分の選別をする際助っ人の松原さんがバーべキュウ用の大型金網を使ってゴミの選別をしたのを参考に作りました。

 そういえば子供のころ木の枠がついたのがあったよなーということで・・・仕上げて駐車場の天井から片方を吊り振り落としが出来るようにして完成です。

 昼前から既に千歯引きを終えた茎を積み上げていたものを、放置すると蒸れて腐りますので畑に運び押し切りで細かく切って畑にまくことに、しかし案外時間が掛かり途中で昼食に。

 押し切り 半世紀前のものです。

 この押し切りも頂きものですがおそらく昭和30年代のものでしょう?それにしても機械化以前の農業の手間のかかることハンドメイド等といってはおれませんがこれが布野ダッシュ村の農です。

 最後に余談を一つ、向島に伏せておいたキノコの「なめこ」が出来美味しく頂きました、先般の「まいたけ」に続いて快挙です、こうなると後一つの「シメジ」も期待しますがまだ出てきません。
 なめこ まいたけに続いての快挙

晩秋の比婆山

2008-11-11 20:16:13 | 布野ダッシュ村の四季
比和の里山風景

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 本日は尾道から直行で布野ダッシュ村に帰るのでなく、大迂回路となる比婆山というか旧比和町によって帰ってきました。

 動機は二つ、一つは比婆連山の紅葉を目に焼きつけたかったこと、二つ目は先般から探していた私の蕎麦栽培・蕎麦打ちのルーツである比和町を少し見たくなったことです。

 そのルーツはこのブログを3月26日に立ち上げた時、「私の蕎麦暦」として紹介しましたように10年前に当時の比和町産業振興課が町起こしの一つとして行った「蕎麦畑のオーナー制度」に参加したのが始まりです。

 3月頃から当時の資料をどこかにとってあるはずとして探していましたが、ようやく最近になって場違いのダンボールからでてきました、日頃のズサンな管理が目に浮かびますが・・・

 その10年前の「蕎麦オーナー制度」の資料を見れば当時のことが思いだされ、種撒き、花見、蕎麦刈り、蕎麦打ち、前日泊まった宿のこと等々・・・この秋の内に一度ドライブしたいと考えていた次第です。

 そして今日の晩秋の比婆山めぐりとなったのですが、あいにくのどんよりの曇り比婆山に近づけば近づくほど本曇りに・・・しかし思いだします町立自然科学博物館(当時の集合場所で今の名称は分かりませんが)、泊まったあけぼの荘等々。

 肝心の比婆山連山は曇って紅葉の華やかさが見えません、遠くに見える吾妻山にいたっては7号目から上はガスって見えません、残念ですが引き返すことに、まぁ道中の山々と谷で晩秋の紅葉が見れたことでよしということに。

 ガスって見えない吾妻山

 太陽が当たらず華やかさがありません



 しかし吾妻山ではなく比和町内をぐるぐるしていると、何か見たことのあるログ風の館・・・うーん少し考え分かりましたホームページをアップされかなりの訪問者で話題になっている「ノラの家」です。

 ノラの家 HP検索してみてください、すばらしいですよ

 偶然はあるのですねー探して来たのではないのですが、一度見てみたいと思っていた館の前に・・・軽食の提供をされていると聞いてましたが静かなようなので外からの拝見だけに・・・

 うーんこれは計画的に日程、コースを考えて行動すべきであったと多少反省はしてましたが、この偶然でラッキーに一瞬で代わりました、何はともあれ思い出の比和路と比婆山の紅葉を目に焼きつけました。

 

 

晩秋の布野ダッシュ村

2008-11-08 11:42:38 | 蕎麦打ち
  雨に煙る晩秋の布野ダッシュ村

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 昨日に続いて今日も雨・・・降ったり止んだりが続いています、結果的には5・6日の「蕎麦刈り」を5日で終了させたことは大正解でした。

そして念のために駐車場の屋根下に取り込んだ茎の曲がった蕎麦二十数束これも正解でした、田んぼに島立て(この間のブログで山立てといいましたが島立てだそうです)した蕎麦は昨日の雨で数箇所倒れる羽目に・・・

  島立て 雨に打たれよれよれに・・・・
 
 そして今日は昨日の午後からに引き続き、念のために駐車場の屋根下に取り込んでいた蕎麦の脱穀というか千歯引きです、数量的にはたいした事は無いのですが何しろ茎が90度近く曲がっている代物。

 千歯にかけて引くとほとんどが半分に折れます、折れた茎を再度千歯で引くそしてもつれているので逆からも引くということで手間というか時間がかかります。

  千歯引き 乾燥してないのは分かっているのですが・・・

 まだ乾燥していないので急いで脱穀する必要は無いのですが、先般の事前刈りした新蕎麦が少し乾燥しすぎでしたのでベストの天日干しの日数の目安をみるため3~4キロほしいのです。

 刈ってすぐ千歯で脱穀して干したものと田んぼで1週間程度干して脱穀したあと干したものとの違いを大まかに掴みたいと思っていますが、こう何日も雨が降っては参考にならないのでは?

 今朝の天気予報ではこの雨から気温がグーと下がりいわゆる冬に、布野ダッシュ村も例年に比べ暖かいと思っていましたが今日は温度が上がりません、例年なら後1週間くらいで初雪が見れるころですから・・・

 その寒さと雪と競争しながら蕎麦の脱穀・乾燥をすることになりそうです、蕎麦畑の周りの山はすっかり紅葉し既に落ち葉になりつつあります、まさに冬を迎える前の晩秋の布野ダッシュ村です。

 雨で蕎麦が乾燥しないので、一旦沿岸部で吉備焼き窯の再興等のお手伝いをして3日後に帰ってきます。

吉備焼き窯の再興(3)

2008-11-07 11:00:30 | 器づくり
  コンパネ張り終了

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 テンプレート変えてみました、少し遅れての秋バージョンですがここ布野ダッシュ村では例年より少し暖かいのですが冬入りといってもいいでしょう。

 昨日までの賑やかな蕎麦刈り支援隊は「加田の湯」温泉に浸かった後、ご帰還されましたので布野ダッシュ村はいつもと同じ静まりかえっています、しかも外は秋雨寂しくブログ打ってます・・・

 話を本題に戻して3回目になる「吉備焼き窯の再興」10月1日にお手伝いしてきました、前回は9月8日でしたから約2ヶ月ぶりのお手伝いです、長いスパンが空いたのは予定していた10月1日が先生の仕事でお流れに・・・

 今回は床貼りの下地にするコンパネ貼りと天井貼りの下準備が目標ですが朝の時点では当然どこまで出来るか分かりせん、メンバーはいつもの梶原・池田・表田・池本そして先生の5名。

 大工仕事のベテラン池田さんが陶芸教室のあと、一人コツコツと床の水平出し、桁等を配置していましたので、立ち上がりが随分とスムースです、午前中には床のコンパネを貼り終え完了。

  桁?張り完了 用語が正確ではありません

 昼からは天井を張るための梁?(私には正確な用語は分かりませんが用は天井板を真っ直ぐ止めるための珊のようなもの)を水平をとりながら取り付ける作業です。

  難関の天井の梁?張り 結構難しく時間が掛かります。

 この作業が結構大変で角材を下から支えながら水平を取り、貼るベニヤ板の幅を確認しながら打ち付けていく・・・3人掛かりの仕事しかも脚立の上での作業、打てば屋根から埃やゴミが落ちてくることに。

 結局午後からは地道な仕事であまりはかどらず天井片面の角材配置で夜となり本日の工事ザ・エンドに。

 それにしても「吉備焼き窯の再興」前の宿泊所兼食事室作りの進まないこと・・・まぁ工事日数が少ないのでから当たり前ですが、しかし夢だけは広がります。

 当面の夢は忘年会をここですること、ホント座って食べれる状態まで出来るのか自信はまったくありませんが・・・。


蕎麦刈り&収穫祭

2008-11-06 14:56:46 | 蕎麦打ち
  そば刈り やはり人数ですあっという間に

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 昨日は予定どおり皆さんと蕎麦刈り&収穫祭・・・おかけで無事終了しましたが収穫祭で盛り上がりプロぐのアップできませんでした、失礼しました。

 遅ればせながらご報告、集まった仲間の皆さんは尾道・広島を中心に私も含めて12名、加えて三次ケーブルテレビ・三次市役所の方と総勢は14名、この人数が1反弱の田んぼに入ると狭く感じます。

 昼食に私の打った新蕎麦を食べた後蕎麦刈り、明日は雨が降るかも分からないので本日中に完了として開始、しかし人数ですねー4時前には刈り取り作業が終了、すごいスピードです。 

 実質4時間弱の労働で蕎麦刈り、山たて干しの完了です、今年ははぜ干しでなく蕎麦の束をお互いに立てる山たてで干すことに。

 蕎麦刈りの後は「加田の湯」に行くかどうか悩みましたが明日行くことにして早速収穫祭という飲み会に・・・・

  収穫祭・・・全員で

 ほとんど1年ぶりの再開ですから冒頭のワイワイガヤガヤに・・・あまり中身の無い蕎麦刈り報告となりましたが全員楽しかったようです。

蕎麦刈り&収穫祭の準備

2008-11-04 21:24:19 | 蕎麦打ち
  完成した蕎麦粉

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 明日からは布野ダッシュ村の「蕎麦刈り&収穫祭」ということで、沿岸部の陶芸窯の再興、蕎麦の定例会、そして陶芸教室を終えて本日3時過ぎに帰ってまいりました。

 明日からの事前準備の最大のものは参加される方に今年の新蕎麦を食べていただくことです、このたった新蕎麦を食するというために膨大な労力を掛けています。

 今日も到着次第先般の22日に事前に刈り干した蕎麦の実 約4キロを早速とうみ
にかけてゴミと実に選別です、続いて即製粉機にかけて製粉ですこれが手間のかかること・・・

  とおみでゴミと実を選別

  製粉機にかける

 まず1回で荒めに製粉し20メッシュのとうしにかけてそば殻と粉に分けます、その分けた粉を更にもう1回製粉機にかけ今度は60メッシュのとうしにかけてやっと蕎麦粉の完成です。

  2回目の製粉のあと60メッシュのとおしにかけて完成

 しかも量は玄蕎麦に対し6割程度の蕎麦粉になります、今日は3.6キロを製粉し仕上がった蕎麦粉は約2キロでした・・・・午後3時半に作業開始し製粉作業が終わったのは6時でした。

  左からそば殻、60メッシュに残ったかす、完成蕎麦粉

 仕上がったばかりの蕎麦粉ですから水分の状況が分かりません、製粉中に手で握った感じでは少し乾燥しすぎのようでしっとり観が不足です、このまま明日いきなり本番で打つのは危ない・・・

 ということで500グラムを一つ打ってみることに、打ってみるとやはり加水率が標準的な45%程度では追いつきませんチビチビ加水しながら仕上げてみると加水率は50%を少しオーバーかなり乾燥のしすぎにようです。

 しかも固めに仕上がった蕎麦を延ばすとひび割れがおき額に汗です・・・何とか仕上げて茹でたての試食です・・・味は絶品でした、心配したひび割れで麺が切れるかと思いましたが意に反して結構腰があり何とか合格です。

 明日、蕎麦刈りの皆さんに新蕎麦を食べていただく目処が何とかつきました・・・それにしても自家栽培蕎麦を食べるのは時間・手間のかかること、しかしだから美味しいと感じるのですが・・・

 明日の目処がつきましたので今から飲みます では。