以前花のない冬の時期は、イルミネーションを撮りに都心に
出かけたこともあった。が最近はもっぱら人込みを避け公園や
低山に出かけ鳥撮りの日々を送っている。
今年は鳥が少ないと去年から嘆いていたが、まぁ年を越せば少しは
増えてくるだろうと思っていた。が、どいうわけか一向に増えない。
フィールドで会う、鳥好きの人たちに聞いても一様に同じことを嘆く。
一体どうしたことだろう。原発事故の影響が8年目にして
冬鳥たちに、出始めたとでもいうのだろうか。
荒川の畔。首の長い鳥はカンムリカイツブリ。
ずいぶんと近いところに浮上してくれた。
カイツブリ類は日本で5種みられるが、この辺ではカイツブリ、ハジロカイツブリ、そして
カンムリカイツブリの3種が普通に見られる。
なおカイツブリ類は雌雄同色なので区別できない。
この個体はすっかり冬羽にかわっている。
荒川本流の中にミコアイサを見つけたが、如何せん遠い。
川の近くの池で見かけたこの嘴の異様に長いカモ、
逆光で種類がわからない。
ところ変わって多摩川の上流の河原。メジロがいた。
ゆっくりと撮らしてはくれないのはいつものことだ。
あっという間に飛ばれてしまった。
と思ったらコゲラが現れた。
こいつも忙しい。小さい枝先を上に下に回転しながら虫を探していた。
枝先に泊まり尾羽を揺らすジョウビタキ♂。
すぐ近くにはカシラダカもいた。
下を見たら、草むらの中にもいた。
天気が良かったこの日、 ウグイスカグラがもう咲き始めていた。
これは何の実だろうか
日差しにきらめくススキの穂
この辺で。