鳥インフルエンザで世間は騒いでいるようだが、そんな中相も変わらず
私は日々鳥を求めて野に出かけている。今回は高尾付近の公園。
ルリビタキはヒタキ科の冬鳥でほぼスズメと同じ大きさ。鳴き声は同じころ
渡ってくるジョウビタキと同じように「ヒッヒッ」と聞こえる。
ただ私にはジョウビタキよりやや大きく、甲高い地鳴きのように聞こえる。
小首を傾げて植物の案内板の上に止まっている。
♂の体色がこんなに色鮮やかになるのは2年目以降。
番で野外で見かけることは、冬の時期はほとんどなく一羽で生活している。
個体によっても違いはあるが、5,6m位まではそっと近寄ることができた。
光線の加減で頭の青色が黒く見える。
この日はエナガの群れも活発に飛び回っていた。
冬の初めのころより、低い枝先までおりてくるようになって撮りやすくなった。
エナガはスズメよりやや小さいが、尾はとても長く嘴は短い。日本では留鳥で
シジュウカラやコゲラ、メジロなどと混群を作っていることが多い。
それではエナガの空中サーカスを
あまり飛び回ったのでちょっと一休み。ずいぶん近寄っても逃げずにいてくれた。
雌雄の区別はつかない鳥なのだが、この優しげな表情は人間でいうと17,8の娘さんに違いない…と思う。
おまけはキジョランの葉に付いた渡り蝶アサギマダラの卵と幼虫。
今年もたくさん見つけることができた。来年の羽化が楽しみだ。
陽だまりで日向ぼっこをしていたムラサキシジミ
一瞬羽を広げてくれた。
お終いはフユイチゴ、別名寒イチゴ。野イチゴの中では食べてもうまい方だ。
この辺で。