野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

冬の野鳥③

2016-12-23 07:40:37 | 探鳥

   

 

 鳥インフルエンザで世間は騒いでいるようだが、そんな中相も変わらず

私は日々鳥を求めて野に出かけている。今回は高尾付近の公園。

 

ルリビタキはヒタキ科の冬鳥でほぼスズメと同じ大きさ。鳴き声は同じころ

渡ってくるジョウビタキと同じように「ヒッヒッ」と聞こえる。

 

 ただ私にはジョウビタキよりやや大きく、甲高い地鳴きのように聞こえる。

 小首を傾げて植物の案内板の上に止まっている。

 

 ♂の体色がこんなに色鮮やかになるのは2年目以降。

 

 番で野外で見かけることは、冬の時期はほとんどなく一羽で生活している。

 

 

 個体によっても違いはあるが、5,6m位まではそっと近寄ることができた。

 

 

光線の加減で頭の青色が黒く見える。

 

 この日はエナガの群れも活発に飛び回っていた。

 

 冬の初めのころより、低い枝先までおりてくるようになって撮りやすくなった。

 

エナガはスズメよりやや小さいが、尾はとても長く嘴は短い。日本では留鳥で

シジュウカラやコゲラ、メジロなどと混群を作っていることが多い。

 

それではエナガの空中サーカスを

 

 

 

 

 あまり飛び回ったのでちょっと一休み。ずいぶん近寄っても逃げずにいてくれた。

 

 雌雄の区別はつかない鳥なのだが、この優しげな表情は人間でいうと17,8の娘さんに違いない…と思う。

 

 おまけはキジョランの葉に付いた渡り蝶アサギマダラの卵と幼虫。

 

 今年もたくさん見つけることができた。来年の羽化が楽しみだ。

 

 陽だまりで日向ぼっこをしていたムラサキシジミ

 

一瞬羽を広げてくれた。

 

 お終いはフユイチゴ、別名寒イチゴ。野イチゴの中では食べてもうまい方だ。

 

 この辺で。