野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

道東紀行7

2016-05-23 19:12:21 | 旅行

 今回は風蓮湖・春国岱の風景と水鳥たちが中心。

根室市春国岱原生野鳥公園に立つネイチャーセンター。

 

5m位まで近寄らせてくれたオジロワシ

 媚びない、いい面構えをしている。

 

木道は高潮のため、一部が通れないので通行禁止にされていた。

5つのコースのうち通れるのは海側の砂浜を行くヒバリコースとハマナスコース、

そしてキタキツネコースの一部のみ。

 

 小型のシギであるトウネン

 

カモ類はヒドリガモが多いが、カルガモやオナガガモ、コガモなども少数いる。

 

防波ブロックにはキョウジョウシギがいた

 

水際を飛ぶのはミヤコドリの群れのようだ。

 

途中から木道が通れるようになっていた。

 

 

 荒涼とした景色が広がる。

 

 身をそぎ落とした魚の骨のような倒木が横たわっている。

 

行けるのはここまで、春国岱の森にはどうも入れそうにない。

楽しみにしていたのだが、残念だ。

 

 

対岸の森にはクマゲラもいるという。

 

 木のてっぺんにいるのはオジロワシだろうか、その下の葦原にはエゾシカも数頭いる。

 

木道では渡れないので砂丘のような海岸線を1kmばかり先に行った。が、

どこまで行っても対岸の森へは渡れそうもない。

 

 ヒドリガモの群れが殆どだが、よく見るとカワアイサやハシビロガモなども見られる。

 

飛んでいるのはハマシギの群れか

 

 ここで一旦諦めて、納沙布岬方面を観光することにした。今日の宿は

ここ風蓮湖畔の民宿なので、夕方再び春国岱に戻ってきた。

雲は消えて晴れ間が覗いてはいるが、風がとても強く砂を巻き上げている。

 

 これは嘴も足も黄色いのでウミネコ

 

胸元の橙色が目印のメダイチドリ

 

 あわてて堤防から飛び立ったのはスズガモのようだ。

 

沖合に浮かぶ仲間たちのもとへと飛んで行った。

 

 船の上に面白い形の雲が浮かんでた。風が強いので、見る見るうちに形を変えていく。

 

 ウミアイサの家族

 

 強風に吹かれながらも木道の橋を渡った。

 

 5,6頭のエゾシカの群れが草を食んでいる。。

 

潮が満ちて小さな島となった岩礁にはミヤコドリの群れが取り残されている。

 

 まだ陽が落ちないのにもう眠り始めているカモもいる。

風が猛烈に吹いている。

 

 

 

この時間帯、気温は5度前後で風も強いので

頬や手がかじかむほどだ。

 

 原生野鳥園の入り口まで戻ってきた。

 

風蓮湖に架かる木道の橋

 

対岸の森も夕日に染まっていく

 

 

 この日はあまりにも寒いので、民宿ではストーブを焚いてくれた。

 この辺で。