釧路滞在2日目の今日は朝5時に起き、日暮れまで一日をかけて釧路湿原一帯を回る予定。
釧路湿原は公園法で特別保護区に指定されていて一般の立ち入りは不可。
歩けるのは湿原を取り巻く幾つかの展望台とその周囲の探勝路だけとなっている。
幸い天気予報は晴れ時々曇り、なんとか一日雨具なしで過ごせそう。
釧路駅6時2分発の釧網線に乗って湿原東側の釧路湿原駅へ。
僅か20分余りで到着。
ホームに降り立つとすぐに野鳥の囀りに包まれる。
小さい体を目いっぱい震わせて囀っているウグイス
アカゲラのドラミングもすぐ近くで聞こえる。
足元にはフキノトウやミズバショウが咲いている。
オオバナノエンレイソウの大群生も見られる。
アオジの♂
幹を自在に走り回っているのはゴジュウカラだ
これは珍しいキバシリのようだ
道東に遅い春を告げる桜の花
少しのぼった先に細岡展望台がある。
見えるのは釧路湿原、釧路川、そして背景にそびえる阿寒連峰
朝靄に浮かび上がる雌阿寒岳
雄阿寒岳
川の畔には春が来ているのだが、その周囲にはまだ冬の雰囲気が漂っている。
300mmの望遠レンズに変えてみる
電車の都合でここの滞在は一時間だけ、いったん釧路に戻って
予約していたレンタカーを借り、今度は湿原西側へ。
釧路市の湿原展望台。ここは有料なのでパスして遊歩道を歩く
遊歩道は一周2,5km、約一時間ほどで回れる。結構上り下りがあるので相応の装備が必要だ。
エゾエンゴサク
ちょっと遠いがオオルリの姿も見える。
ウグイスが蛾を捕まえた
アオサギ広場
湿原の春はもう少し先のようだ。
アオジの♂が頻りに囀っている。
こちらは♀
遊歩道の中ほどにあるサテライト展望台にのぼった。
近くでアカゲラの追っかけっこが始まった
仲がいいのか悪いのか
遊歩道には途中吊り橋もある。
ヒメイチゲの花
オオタチツボスミレかな?
ここで遊歩道から外れて、北斗遺跡を見ていくことにした。
遺跡もある。擦文(さつもん)文化の言葉は初めて知った。
北斗遺跡の展望地にのぼる。眼下には復元住居。
再び来た道を引き返し、急な階段を登ってやっと一周を終えた。
所要時間は寄り道もしたので2時間弱だった。
この後はコッタロ展望台やサルボ展望台などを回ったのだがそれは次回。
この辺で。