九月大歌舞伎 夜の部から『勧進帳』を一幕で観ました。
立ち見でした。エアコンの真下から少し移動したら暑かったです。1階は涼しいのだろうか?
オペラグラスを持っていったので、よく表情が見えました。オペラグラスがないと、誰がしゃべっているのかわからないときがありますから。
義経、弁慶、富樫と、メイン3役があるわけですが、『勧進帳』は弁慶が主役ですね。弁慶、富樫、義経の順でしょう。
義経は座っている時間が長く、存在感が希薄になりやすい役柄です。弁慶と義経の息の合わせ方はふつうであれば問題ないと思うのですが、一方で弁慶と富樫は本当に息が合ってないと、前半の勧進帳を読む場面での押し合いが、うまくいかないと思います。
中村吉右衛門の弁慶、迫力があり、すごく安心して観ることができました。
前半部は、やはり富樫を演じる富十郎と息があったことによるものが大きいと感じました。吉右衛門と富十郎、二人の間の距離の取り方がすごく綺麗でした。
偽の勧進帳を読む弁慶をのぞきこむ富樫の距離についてだけ、もう少し近くてもいいような気がしました。のぞきこめないような。。。私の勘違いかな。
歌舞伎座で観る『勧進帳』は、幸四郎の弁慶以来です。(何年前だろう?)
勧進帳を読む場面、もっと後だと思っていたのですが、前半なんですね。後半はほとんど弁慶の舞踊です。富樫のお詫びの酒を、弁慶が飲み干す場面、おかしくなりました。酒がなくなったひょうたんを後方に回転させるシーンですが、まだ失敗例を見たことがありませんが、今日もうまく後方に回転して一安心でした。
富樫の後ろに座っていた太刀持役の中村児太郎。たぶん小学校6年生です。義経を演じた福助の一人息子ですね。長時間、姿勢を崩さずによく座っていました。
吉右衛門は鬼平犯科帳のイメージが強いですが、踊りもうまい。
最後の弁慶の飛び六方、一幕見席からだと花道がほとんど見えないです。スタートするところしか見えない。スタートした後は想像するしかない。次回は奮発して、1階席で観るしかないかなと思いました。
立ち見でした。エアコンの真下から少し移動したら暑かったです。1階は涼しいのだろうか?
オペラグラスを持っていったので、よく表情が見えました。オペラグラスがないと、誰がしゃべっているのかわからないときがありますから。
義経、弁慶、富樫と、メイン3役があるわけですが、『勧進帳』は弁慶が主役ですね。弁慶、富樫、義経の順でしょう。
義経は座っている時間が長く、存在感が希薄になりやすい役柄です。弁慶と義経の息の合わせ方はふつうであれば問題ないと思うのですが、一方で弁慶と富樫は本当に息が合ってないと、前半の勧進帳を読む場面での押し合いが、うまくいかないと思います。
中村吉右衛門の弁慶、迫力があり、すごく安心して観ることができました。
前半部は、やはり富樫を演じる富十郎と息があったことによるものが大きいと感じました。吉右衛門と富十郎、二人の間の距離の取り方がすごく綺麗でした。
偽の勧進帳を読む弁慶をのぞきこむ富樫の距離についてだけ、もう少し近くてもいいような気がしました。のぞきこめないような。。。私の勘違いかな。
歌舞伎座で観る『勧進帳』は、幸四郎の弁慶以来です。(何年前だろう?)
勧進帳を読む場面、もっと後だと思っていたのですが、前半なんですね。後半はほとんど弁慶の舞踊です。富樫のお詫びの酒を、弁慶が飲み干す場面、おかしくなりました。酒がなくなったひょうたんを後方に回転させるシーンですが、まだ失敗例を見たことがありませんが、今日もうまく後方に回転して一安心でした。
富樫の後ろに座っていた太刀持役の中村児太郎。たぶん小学校6年生です。義経を演じた福助の一人息子ですね。長時間、姿勢を崩さずによく座っていました。
吉右衛門は鬼平犯科帳のイメージが強いですが、踊りもうまい。
最後の弁慶の飛び六方、一幕見席からだと花道がほとんど見えないです。スタートするところしか見えない。スタートした後は想像するしかない。次回は奮発して、1階席で観るしかないかなと思いました。