午前オラクルのイベントに行きました。
ガートナーの基調講演は参考になりましたが、需要サイドの本音を知ることが大事でしょう。
私は供給サイドにいますが、ユーザーを考慮しないで、供給サイドに与する講演を聞いて盛り上がってはいけませんね。
以下メモを記します。
「クラウド時代の新たなITインフラストラクチャを考える」
ガートナージャパン株式会社
亦賀氏
ハイプ曲線で、クラウドは「過度な期待のピーク期」にある。
期待と現実のギャップがあり、宣伝用クラウドの横行が見られる。
次に「幻滅期」に移り、冷静な判断がなされ、本物と偽物の選別が行われる。
クラウドに対するユーザーの期待値は、「安い、早い、より満足」である。
「安い、早い、より満足」を満たすためには、これまでのやり方を変える必要がある。
これまでは「発電機モデル」(高い、遅い、満足?)であった。クラウドは「発電所モデル」(安い、早い、より満足)である。
クラウド時代とは、単なるスローガンではない。
2020年には、クラウドがさらに影響力をもつようになる。
クラウド・コンピューティングは、クラウド+コンピューティングである。クラウドは魅力あるサービスで、コンピューティングは魅力あるテクノロジー、プロセス、アーキテクチャである。
クラウドのテクノロジーが何であっても関係ないというのは利用者の話で、サービス提供者にとっては重要問題。
2012年にかけて、IT部門で、パブリックなクラウドのサービスに対する支出よりも、プライベートなクラウド・コンピューティングに対する支出の方が大きくなる。
自動化(セルフサービス、RBA(Run Book Automation))と標準化(サービスカタログの整備)が鍵になる。
注)「RBA(Run Book Automation)」は,手作業によるICTインフラ運用を標準化・ワークフロー化して自動化を進め,運用の効率性を飛躍的に高める技術。単純作業
による運用負荷の軽減,ヒューマンエラーの削減,サービスレベルの向上やコンプライアンスへの合致,運用コストの低減など広く効果が期待できる。
(出典:ユニシス)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/as/dil/50.shtml
種々の製品がでてきており、プライベートクラウドの選択肢が広がる。
Oracle Exalogic, HP Bladesystem Matrix, IBM iDC?, IBM CloudBusrst, IBM zEnterprise, EMC/Cisco/VMware VBLOCK
将来はメガデータセンターへ。
Google Spanner (データセンター自動化システム)により、Googleは将来、1000万台(!)のサーバを全世界で運用。
クラウド・コンピューティングの範疇は、将来、スマートコミュニティ、スマートグリッド、スマートシティへ広がっていく。
クラウドは、必要な時に、必要な×××を提供する仕組みと言える。
クラウドと「消費者テクノロジー」は融合的進化を遂げていく。
(デバイス・データセンター・アーキテクチャ)
注)消費者テクノロジー:Twitter, ソフトウェアロボット、チャットボット、ツイッターボット、AR(拡張現実)、3D、リアルタイム出版、新たなデバイスなど
クラウドは、まだ始まったばかり。
これからは、ITの工業化+ビジネスの工業化が進む。
ガートナーの基調講演は参考になりましたが、需要サイドの本音を知ることが大事でしょう。
私は供給サイドにいますが、ユーザーを考慮しないで、供給サイドに与する講演を聞いて盛り上がってはいけませんね。
以下メモを記します。
「クラウド時代の新たなITインフラストラクチャを考える」
ガートナージャパン株式会社
亦賀氏
ハイプ曲線で、クラウドは「過度な期待のピーク期」にある。
期待と現実のギャップがあり、宣伝用クラウドの横行が見られる。
次に「幻滅期」に移り、冷静な判断がなされ、本物と偽物の選別が行われる。
クラウドに対するユーザーの期待値は、「安い、早い、より満足」である。
「安い、早い、より満足」を満たすためには、これまでのやり方を変える必要がある。
これまでは「発電機モデル」(高い、遅い、満足?)であった。クラウドは「発電所モデル」(安い、早い、より満足)である。
クラウド時代とは、単なるスローガンではない。
2020年には、クラウドがさらに影響力をもつようになる。
クラウド・コンピューティングは、クラウド+コンピューティングである。クラウドは魅力あるサービスで、コンピューティングは魅力あるテクノロジー、プロセス、アーキテクチャである。
クラウドのテクノロジーが何であっても関係ないというのは利用者の話で、サービス提供者にとっては重要問題。
2012年にかけて、IT部門で、パブリックなクラウドのサービスに対する支出よりも、プライベートなクラウド・コンピューティングに対する支出の方が大きくなる。
自動化(セルフサービス、RBA(Run Book Automation))と標準化(サービスカタログの整備)が鍵になる。
注)「RBA(Run Book Automation)」は,手作業によるICTインフラ運用を標準化・ワークフロー化して自動化を進め,運用の効率性を飛躍的に高める技術。単純作業
による運用負荷の軽減,ヒューマンエラーの削減,サービスレベルの向上やコンプライアンスへの合致,運用コストの低減など広く効果が期待できる。
(出典:ユニシス)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/as/dil/50.shtml
種々の製品がでてきており、プライベートクラウドの選択肢が広がる。
Oracle Exalogic, HP Bladesystem Matrix, IBM iDC?, IBM CloudBusrst, IBM zEnterprise, EMC/Cisco/VMware VBLOCK
将来はメガデータセンターへ。
Google Spanner (データセンター自動化システム)により、Googleは将来、1000万台(!)のサーバを全世界で運用。
クラウド・コンピューティングの範疇は、将来、スマートコミュニティ、スマートグリッド、スマートシティへ広がっていく。
クラウドは、必要な時に、必要な×××を提供する仕組みと言える。
クラウドと「消費者テクノロジー」は融合的進化を遂げていく。
(デバイス・データセンター・アーキテクチャ)
注)消費者テクノロジー:Twitter, ソフトウェアロボット、チャットボット、ツイッターボット、AR(拡張現実)、3D、リアルタイム出版、新たなデバイスなど
クラウドは、まだ始まったばかり。
これからは、ITの工業化+ビジネスの工業化が進む。