前回の続きです。
下町深川で創業以来百有余年の伝統の味を守り続けるどじょう料理専門店「
どぜう 伊せ喜」の店の前に来ました。
お品書きも値段も店の前でわからず、携帯サイトでも調べることができずでしたが、中に入りました。
中は割りと空いていました。火鉢のところで待ってください言われました。
火鉢があるというだけでも風情を感じました。
禁煙を希望したら、和室一部屋を使わせてもらえることに。
妻も私も、生まれてから、どじょうを食べたことがありません。
どじょうは、泥臭いのではないかと想像しました。
ノンアルコールビール、骨ぬきどぜうなべ、うなぎ白焼丼(妻)、うなぎ蒲焼丼(私)を注文しました。
骨ぬきどぜうなべ とは?
”どじょうをさいて頭や骨を取り身だけにしたものを、割り下で煮て生玉子をつけてお召し上がりいただく、「どじょうのスキヤキ」です。通称「ぬき」とよんでおります。
先々代が、「丸」の苦手な方にもどじょうを味わっていただこうと考案いたしました。「丸」と違い生ですので、笹がきごぼう、焼き豆腐と一緒によく煮てからお召し上がり下さい。「丸」とは基本の割り下から異なります。ごぼうとの相性が絶妙です。”
うなぎ白焼丼のごはんを少し、妻は娘に食べさせました。
妻と、お互いのうなぎ丼を少しシェアしました。白焼丼のご飯には塩気があり美味しく、白焼との相性がよかったです。蒲焼丼は、ごはんにたれがかかり、美味しくいただきました。
さて、骨ぬきどぜうなべのどじょうは、少しも泥臭くありませんでした。
泥臭くない代わりに、どじょうに、ごぼうや生卵を超える主張が感じられません。
ごぼうや生卵があるからこそ、どじょうを美味しく食べられるとも言えます。
ねぎが大量に箱に入っていたので、ねぎもたっぷり載せていただきました。
私たちは、どぜうのすき焼きの食べ方がよくわかっていなかったのですが、ねぎは始めから載せてもいいでしょう。
和室には、どじょうの絵が掛かっていました。
お店のひとに、妻と娘と3人の写真を撮ってもらいました。
会計の際に、お店の主人から、日本酒「初孫」をお土産にもらいました。
「初孫」は、来月義母が上京した際に渡そうと思います。