ふかよんライフスタイルファンド日記Ⅱ

生活・仕事・遊びのポートフォリオを重視し、ライフスタイルの「運用」を考えていきます。

資産価格理論

2013-11-30 06:53:17 | Weblog
In their original work, Fama and French developed a rational, multi-factor interpretation of their results, arguing that HML and SMB are capturing fundamental risk factors for which investors demand compensation. In support of this argument, Fama and French (1995) showed that high book-to-market predicts lower earnings, and argued that the excess return to HML therefore should be interpreted as compensation for distress risk.

In contrast, other researchers interpreted the significance of HML and SMB as capturing the effects of market mispricing and investor irrationality along the lines of Shiller (1984). Lakonishok, Shleifer and Vishny (1994) argued that excess return to high book-to-market stocks, or “value stocks,” is due to the fact that they are underpriced by investors, while low book-to-market stocks are overpriced “glamor” stocks that subsequently underperform the market.

出所:ノーベル賞受賞理由論文

Scientific Background on the Sveriges Riksbank Prize in Economic Sciences in Memory of Alfred Nobel 2013
UNDERSTANDING ASSET PRICES
compiled by the Economic Sciences Prize Committee of the Royal Swedish Academy of Sciences

http://www.nobelprize.org/nobel_prizes/economic-sciences/laureates/2013/advanced-economicsciences2013.pdf

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4時に目が覚めてしまいました。

たまには朝勉強しようと思い、今年のノーベル経済学賞受賞者の一人であるユージン・ファーマ(シカゴ大学教授)の ”Fama-French 3 Factor model” について文献を読みました。

Fama-French 3ファクターモデルでは、時価総額が小さい小型株、PBRの低いバリュー株のパフォーマンスが市場平均を上回るといいます。

そこまでは直観的に「なるほど!」ですが、その理由を、市場のミスプライシングや投資家の非合理的な行動では説明していません。

ユージン・ファーマは、例えばPBRの低い会社は低収益が予想され、その低収益リスクに対する超過リターンだと言っているのです。

その通りだと思いますし、一方で、そうくるか・・・という感じですが、行動ファイナンスで説明される方が、私(おそらく他の人々にとっても)の直観に合致するように思うのです。

経済学に無知だから、私が勝手にそう思うのか。

いやー、経済学は難しいですね。
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大きなリース

2013-11-29 06:03:30 | Weblog
昨日の朝見つけた大きなリース @ レストラン「小笠原伯爵邸」(新宿区若松河田)。

この大きなリースはクリスマス用なのでしょうか、あるいはサンクスギビング用なのでしょうか?

今週末取り外されていれば、サンクスギビング用だったのでしょう。

ウォッチしていきたいと思います。

COUNTDOWN to Christmas ? Or Thanksgiving ? :

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LNG船に2兆円特需

2013-11-28 04:52:29 | Weblog
液化天然ガス(LNG)の世界的な需要増を背景に、国内海運会社がLNG輸送船を大量発注する。2020年までの発注数は90隻に上り、現在より5割増える。北米産シェールガスの対日輸出開始に加え、オーストラリアなどでLNGの大型生産設備の稼働が控えるためだ。建造費は2兆円規模に達する見通し。中韓勢に押されてシェアを落としていた日本の造船各社にとっても巻き返しの好機になりそうだ。

世界のLNG需要は急増している。日本はLNGの最大輸入国で、東日本大震災以降の原発停止で電力会社が火力発電向けの調達をさらに増やしている。北米のシェールガスは17年にも対日輸出が始まるほか、豪州やアフリカ・モザンビーク沖でも日本勢が参加する大規模な天然ガス開発が進む。

中国、インドをはじめとする新興国の輸入量も増加しており、10年に2億トン強だった世界のLNGの輸送量は20年に約6割増えて3億6千万トン弱になる見通しだ。

出所:日経新聞

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シェールガスと言えば、MLP(マスター・リミテッド・パートナーシップ)ですが、私はまだよく調べていません。

一方、日本郵船はLNG輸送の売上を伸ばしそうです。

日本郵船はシェールガス関連ですね。

TPPにも関連しそうです。
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米国株、ダウ小幅続伸 住宅指標の改善で

2013-11-27 04:42:42 | Weblog
【NQNニューヨーク=古江敦子】26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら4日続伸した。終値は前日比26セント高の1万6072ドル80セント(速報値)と、4日連続で過去最高値を更新した。9、10月の米住宅着工許可件数が大幅に伸びたほか、9月のS&Pケース・シラー住宅価格指数が市場予想を上回って伸びた。住宅市場の改善期待を背景に投資家心理が上向いた。

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ゴールドマン・サックスは米国REITについて、以下の見解を示しています。

米国リートは緩やかな金利上昇局面において堅調に推移する傾向にあり、インフレヘッジに有効な手段と言える。
成長が続く米国リート。引き続き米国リートを取り巻くファンダメンタルズは良好、バリュエーションは魅力的。
「オフィス」、「医療介護」、「小売り」といった供給が限定的で、安定的かつ持続的に成長が期待できるセクターに注目。

私は、米国の人口が3億人から4億人へ拡大していくこと、イエレン氏が失業率を実質的な完全雇用まで下げていくことを指標としていくことなどから、米国の住宅需要は今後メガトレンドとして高まっていくと思います。

人口が増える米国では、GDPも株価も上昇を続けるのでしょうね。
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Fama-French 3 Factor model

2013-11-26 06:44:13 | Weblog
ファーマ=フレンチ3要素モデル

ユージン・ファーマとケネス・フレンチは、特定の企業の期待収益が資本資産価格モデル(CAPM)での予測値よりも高いことを知って、それらの要素をベータに加えた3要素モデルを使うように主張している。

出所:Wikipedia

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先日、このブログで、ユージン・ファーマ教授について投稿しましたが、その続きです。

Fama-French 3 Factor model について。

ユージン・ファーマとケネス・フレンチは、資本資産価格モデル(CAPM)を実証的に否定していることになります。

Fama-French 3 Factor modelは、CAPMに二種類のリスクファクターを付加することにより、市場全体の平均を上回る超過リターンを説明しています。

追加した2つのリスクファクターは、
①サイズファクター:株式時価総額に関するファクター
②バリューファクター:純資産株価倍率(PBR)に関連するファクター

平たく言うと、小型&バリュー(割安)が超過リターンを生むと言うことです。

Fama-French 3 Factor model に従い、小型&バリュー(割安)のETFで運用していくという投資アイデアを私は持ちました。

来年から、日本の個別株の割合を減らし、グローバルなアセットアロケーション・ポリシーで、株価指数連動ETFを主体とする運用をしていきたいと考えています。

株価指数連動ETFについては、これまで、MSCIコクサイ、S&P500などを考えていましたが、投資対象として小型&バリュー(割安)ETFを追加したいと思います。

ユージン・ファーマ、Fama-French 3 Factor model に出会えたことを嬉しく思います。
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自転車乗り練習

2013-11-25 03:51:54 | Weblog
前週に続き昨日も「二重橋前」駅の近くで、娘の自転車乗り練習。

まだ一人では乗れませんが、ペダル漕ぎ、ハンドル操作、ブレーキ操作ができるようになりました。

次回は、 補助輪無し自転車にまたがり、両足で、地面を蹴って進むをやってみようと思います。

最後に家族でパレスサイクリング、気分爽快でした。

The Imperial Palace Cycling :





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「Restaurant M」 ランチ

2013-11-24 07:00:54 | Weblog
昨日、家族と「Restaurant M」 ランチ。

季節のオードブル3品の中で、海老とクスクスがたいへん美味でした。

フランス産コクレ若鶏の骨付きロースト、いつもより大きく見え、皮がぱりぱりで、ジャンルは異なりますが、北京ダックよりも美味しく感じました。

クリスマスシーズンへ向けて、シェフの気合いを感じたランチでした。









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東京駅まで散歩

2013-11-23 08:33:01 | Weblog
朝5時から東京駅まで散歩しました。

自宅~市ヶ谷~半蔵門~皇居の周り~東京駅

往復3時間かかりました。

Walking around Tokyo Station:



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ボジョレーヌーボー

2013-11-22 02:53:03 | Weblog
昨夜、イオンのプライベートブランド ”トップバリュ" の「ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー」を飲みました。

「まいばすけっと」で買ったペットボトルワインです。

私は日頃、重いボルドーを好んで飲みますので、「ボジョレーヌーボー」は軽すぎると感じるのですが、お茶も緑茶もあれば、ジャスミン茶もあるわけで、ボルドーと比較しないで別ジャンルのワインと思って飲めば、楽しめますね。

「ワインの値段が高ければ美味しいとは限らない」が、「美味しいワインは値段が高いは成り立つ」が私の持論なのですが、ボジョレーヌーボーは1000円未満でも、美味しく感じます。
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ユージン・ファーマ教授

2013-11-21 04:50:07 | Weblog
少し古いネタですが・・・

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ノーベル経済学賞にシラー教授ら米の3氏

2013/10/14 20:34

【ロンドン=上杉素直】スウェーデンの王立科学アカデミーは14日、2013年のノーベル経済学賞をエール大学のロバート・シラー教授(67)ら米国の3氏に授与すると発表した。「資産価格の実証分析」を評価した。

 シラー氏は金融、マクロ経済、行動経済学が専門で、IT(情報技術)バブルや住宅高騰の危険に警鐘を鳴らしたことで知られる。「S&Pケース・シラー住宅価格指数」の生みの親でもある。

 シカゴ大学のユージン・ファーマ教授(74)、同大学のラース・ハンセン教授(60)と共同で受賞した。ファーマ教授は、市場参加者が利用可能な情報を常に迅速に取り入れることで適正な資産価格が決まるという「効率的市場仮説」を唱えた。ハンセン教授は、資産価格の形成に関する統計的な分析手法の開発に貢献した。

出所:日本経済新聞

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私は、当然、学術的に検証したわけではありませんが、マーケットをウォッチしていると「効率的市場仮説」が成り立っていないと実感するケースが、短期的には、多いと思います。

短期的には、シラー教授の言っていることが正しいように思います。

一方、数十年のスパンの長期的には、ユージン・ファーマ教授の「効率的市場仮説」がほぼ成り立っていると私は感じます。(繰り返しますが、私の実感であり、学術的な話ではありません。)

したがって、数十年のスパンの長期的な投資に関しては(ユージン・ファーマ教授は35年以上と言っています。)、ユージン・ファーマ教授の学説につき、株価指数連動のインデックスファンドやETFで運用するのがよいという投資行動が導かれるのでしょう。
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