昨日書いたブログ、”カトー氏 Good Job! 日経 大機小機 「日銀総裁が人工知能だったら」” は、アクセス数、ページビューともに通常よりも多かったです。
ジャクソンホールでの日銀黒田総裁の講演内容が興味深い内容でしたので、今朝はコレを書きます。
カンザスシティ連邦準備銀行主催シンポジウム(米国ワイオミング州ジャクソンホール)における講演の抄訳 ;
『「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」 による予想物価上昇率のリアンカリング』(URL : http://www.boj.or.jp/announcements/press/koen_2016/data/ko160828a1.pdf)
インフレ予想のリアンカリング(Re-anchoring) がテーマですが、”日本では、実際のインフレ率に対する原油価格の下落の影響が予想インフレ率の弱めの動きを通じて増幅されてしまったと考えられます。 ”と記されていて、1点だけ、何か忘れてませんか?と思いました。
2014年以降、日本のインフレ予想のリアンカリングには、「緊縮財政・消費税増税→需要減退→期待インフレ率低下」の経路もあるはず、というか、これが一番大きな要因でしょう。
それなのに、なぜか、講演内容にありません。避けてる?
課題認識が間違っていたら、解決策は適切でなくなると思います。
インフレ予想のリアンカリングに関するソリューションは、「財政拡大+量的緩和」であると私は考えます。(最近、同じこと書いてますが・・・)
ジャクソンホールでの日銀黒田総裁の講演内容が興味深い内容でしたので、今朝はコレを書きます。
カンザスシティ連邦準備銀行主催シンポジウム(米国ワイオミング州ジャクソンホール)における講演の抄訳 ;
『「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」 による予想物価上昇率のリアンカリング』(URL : http://www.boj.or.jp/announcements/press/koen_2016/data/ko160828a1.pdf)
インフレ予想のリアンカリング(Re-anchoring) がテーマですが、”日本では、実際のインフレ率に対する原油価格の下落の影響が予想インフレ率の弱めの動きを通じて増幅されてしまったと考えられます。 ”と記されていて、1点だけ、何か忘れてませんか?と思いました。
2014年以降、日本のインフレ予想のリアンカリングには、「緊縮財政・消費税増税→需要減退→期待インフレ率低下」の経路もあるはず、というか、これが一番大きな要因でしょう。
それなのに、なぜか、講演内容にありません。避けてる?
課題認識が間違っていたら、解決策は適切でなくなると思います。
インフレ予想のリアンカリングに関するソリューションは、「財政拡大+量的緩和」であると私は考えます。(最近、同じこと書いてますが・・・)