Nomura21Global :
野村證券の月刊レポート「Nomura21 Global」〇月号 、昨年秋の時点(10月号)で、リセッションや逆イールドの記述が無く、ナスダックやS&P500のEPS(1株当たりの利益)が2023年から増益を続けると書かれていて、私は半信半疑だったのですが、これまでのところ、野村證券のレポートの記述の通り、米国株式マーケットは推移(=上昇)してきました。
S&P500よりもナスダックの方が、EPSの増益率が高いと予想されていましたが、実際、ナスダックの方が株価上昇が大きいです。
昨年10月時点に記述されていなかったこととして、生成AIの登場と拡がり、それに伴う半導体市場などテクノロジー市場の拡大があるので、AIテクノロジーによるアップサイドが、 逆イールドに伴う銀行の貸出厳格化による景気後退の懸念を、いまのところ、大きく上回っています。
S&P500のEPSの底が、2023年6月(2Q) と、昨日、私は投稿しました。出典は、FactSet でした。
野村證券の出典は、リフィニティブの集計です。野村證券も、S&P500のEPSの底は、2023年6月(2Q)と、レポートしています。