思い返してみると、この映画は当時かなりの衝撃作として世の話題をかっさらっていた。あの頃、座椅子は男子校まっただなかだったのでその刺激は強く、「とにかくラマンがすげぇ」という噂が仲間内に駆け巡ってたのを思い出します。
勇気を振り絞って映画館に行き、成人映画上映の雰囲気そのものの中でこの映画を観て、衝撃と興奮のあまりに「とにかくラマンがすげぇ」を言い過ぎたがために、しばらくの間アダ名が「ラマン」になっちゃった奴がいたっけな、なんて思い出などを蘇らせつつ、観てみました。
すげぇすげぇと言いながらも、恐らく単なる官能ムービーではないだろうと思いつつ観たのですが、観てみると映画全体に漂う「儚さ」や「諦め」のようなものが敷き詰められていながらも、それらとインドシナの喧騒とがうまい具合に混ざり合って、結果として「無色」になるような、そういう雰囲気です。ストーリーとしても「成就しない純粋と不純の狭間の愛」を描いたものとして、良質な恋愛映画と言っていいでしょう。
確かに、主役が愛人関係に陥る中盤では、映画観てるのか洋ピン眺めてるのかわからなくなる感じにはなります。当時は「年端もゆかぬうら若き乙女によくもこんな演技をさせた」的な評判もあったと記憶してるのですが、映画公開時点でジェーン・マーチは19歳、、。
( ´_ゝ`)別にいいんじゃねーのか
ある女優が美しさの絶頂にあるとき、1本の映画を通してそれが末永く未来へと残されていくというのは、映画の醍醐味のひとつだと思うのですが、ジェーン・マーチにとっては、この映画がまさしくそれにあたるのでしょう。だから当時の青少年の感想が「とにかくラマンがすげぇ」でもいいじゃないかいいじゃないか。
作品紹介はこちら
勇気を振り絞って映画館に行き、成人映画上映の雰囲気そのものの中でこの映画を観て、衝撃と興奮のあまりに「とにかくラマンがすげぇ」を言い過ぎたがために、しばらくの間アダ名が「ラマン」になっちゃった奴がいたっけな、なんて思い出などを蘇らせつつ、観てみました。
すげぇすげぇと言いながらも、恐らく単なる官能ムービーではないだろうと思いつつ観たのですが、観てみると映画全体に漂う「儚さ」や「諦め」のようなものが敷き詰められていながらも、それらとインドシナの喧騒とがうまい具合に混ざり合って、結果として「無色」になるような、そういう雰囲気です。ストーリーとしても「成就しない純粋と不純の狭間の愛」を描いたものとして、良質な恋愛映画と言っていいでしょう。
確かに、主役が愛人関係に陥る中盤では、映画観てるのか洋ピン眺めてるのかわからなくなる感じにはなります。当時は「年端もゆかぬうら若き乙女によくもこんな演技をさせた」的な評判もあったと記憶してるのですが、映画公開時点でジェーン・マーチは19歳、、。
( ´_ゝ`)別にいいんじゃねーのか
ある女優が美しさの絶頂にあるとき、1本の映画を通してそれが末永く未来へと残されていくというのは、映画の醍醐味のひとつだと思うのですが、ジェーン・マーチにとっては、この映画がまさしくそれにあたるのでしょう。だから当時の青少年の感想が「とにかくラマンがすげぇ」でもいいじゃないかいいじゃないか。
作品紹介はこちら