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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

スペース カウボーイ

2008-10-30 | ふつう
このままだと地上に落下する見通しの人工衛星を直すために40年前の宇宙開発チームが再結集、40年越しに宇宙へ旅立つ夢を果たすと同時に人類を核の脅威から救う…。

スケールの小さい「アルマゲドン」って感じです。しかし、こちらは主役達がじいさまばかり。地球を救うとか、そんなことより長年の夢を果たす男達の人生賛歌的な要素が強い風味(むしろそれが主眼か)に仕上がってますね。

やはり「まだまだ若いモンには負けんぞ!」的な話に対する需要というのは生物が年月を重ねると老いていくものである限り、恒久的にあり続けるのだろうか。どこにでもあるよな、こーゆー話。

この類の話を心底面白く思えてしまう歳にはなりたくないもんじゃのぉ。くわばらくわばら。


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クイズ・ショウ

2008-10-28 | ふつう
「テレビ」と「やらせ」が一体のものでなかった時代にとっては、このような事件はさぞかし衝撃的だったに違いない、、。というのが観ながらの感想ではありました。

そういえば日本でも一昔前('90頃か)に「クイズ王」がやたらとブームっぽくなったっけな。あーゆー番組だって、マユツバものだ。ハッキリ言って、クイズ番組なんかどんなに真剣勝負な雰囲気漂わせたって「どうせヤラセだろーよ」と思いながら見るのが正しいと思うんだがどうなのだろうか。

今から考えたらあの「ウルトラクイズ」だって怪しいもんだ。ヘタに勝ち抜いたって仕事なんかの都合でどうせ「ニューヨークへ行きたいかぁ!!」と言われて「オォォォ~~!!!」と言いながら実際のところニューヨークなんかへは行ってる暇のない人だって結構いたことだろう。勝ち残る人が前もってデキレースで決まっている時だってあったんじゃねーのか。

つまり疑ったらキリがない。要は、テレビなんかダマされた気分で楽しんで見たものの勝ちだってことだろう。ある意味知識を競うことに主眼を置かずにクイズをショーとして特化させた結果の「おバカブーム」はクイズ番組の正しい進化の形とも思えるのです。


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メジャーリーグ3

2008-10-26 | おもろい
1や2の感想を書かずに突然「3」の感想から書き出す座椅子の良くないクセが首をもたげます。

しかし、この「メジャーリーグ」という映画は全編通して野球というスポーツの素晴らしさ、面白さを教えてくれます。
要はコメディなんだけれど、野球という球技は攻撃と守備で全く違う動作が要求される。だからすごい。でもギャグになりうる動作が多い。だから面白い。サッカーを題材にしてこの映画は作れまい。

この「3」では舞台をマイナーリーグに移してることが功を奏してか、純粋に野球の面白さや野球に情熱を傾ける人たちの熱意が伝わってくるような感じがします。

ファンやアナウンサー、選手以外にも熱くなりすぎる登場人物たちが登場するのがこのシリーズの面白いところ。野球場はダイヤモンドの外だって面白いことが渦巻いてる。

野球って、いいよね。


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ランボー/怒りの脱出

2008-10-25 | つまらん
ムシャクシャして観てみた。
今は反省している。

それはそうと、ランボーは1と3は観ていたのだが、この2は観ていなかった。どうでもいいがこの映画、いわゆる「2」な割にはタイトルに「2」という文字は入っていないんだな。

スタローン映画は総じて「暗い」と言われるけれども、その代名詞「ランボー」はまさに真骨頂。仲間には裏切られるし、ヒロインはびっくりするほどあっさり撃ち殺されるし、明るい要素が全くねぇ。

それにしても劇中通じて何十人から何百発撃たれようともランボーにはかすりもしない。俗に言う「ヒーローバリア」を終始全開に展開するランボーの雄姿は作品の暗さとは裏腹に何故か笑いを誘います。

しかし、ランボーは「怒りのアフガン」という聞いただけで何故か笑ってしまうナイスなフレーズを生んだ偉大な映画だということだけは付け加えなければなりません。


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