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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

貞子3D

2013-05-10 | 超つまらん
油断するとまたすぐに1年くらいほったらかしになってしまうので、
ここらで一旦更新します。

一応まだ映画に興味は持っています。




さてここで選んだのが、大した期待も無く観てみた本作。
確かに「リング」が邦画ホラーにおける金字塔であるのは
疑いないと思っているのですが、今更その遺産に乗っかりつつ、
さらに3D映画ブームにまで乗っかっているという、
どれだけ他力本願なんだと思わずにいられぬ映画です。



面白いわけが無いと逆に期待して観てみました。

まず言っておくと、この映画で唯一評価できるのは、
石原さとみがすげー良いってこと。




さてはじまってみると案の定、「せっかく3Dだからやってみた」
的な完全に不必要な演出の連続、
そして恐怖というより音でビックリさせるだけの、
ビックリ箱みたいなシーンの連続です。



途中からビックリするよりも笑える感じになってしまい、
井戸からよくわからないアレが何人も何人も
沸いて出てくるような展開になってからは、
何と言うか他に語彙が無いので仕方がないのですが、
完全に原作レイプです。
どうしてこうなったのか。本当に過程が知りたい。



戦慄迷宮の時にも、色々と思うことはありましたが、
これはそれ以上。なんだこれとしか言いようがない。


邦画ホラーはやや方向性見失いつつある。大衆迎合的なのかな。
邦画界はもう一度グロテスクのような観衆を振り切ったような
ホラーが示す「常識からの逸脱」を見せてみてはどうですかね。


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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

2012-08-13 | 超つまらん
この「もしドラ」のせいで、にわかドラッガー信仰者が増えて大変迷惑だ。てか実に不愉快だ。

ドラッガーの言葉は確かにおいしいとこ取りすれば、世の中を動かすためのエッセンスを実に明確に突いていて、そりゃ読み物としては興味深く、面白いものだと思う。

ただ、ドラッガーの言葉をにわかに味わうことができる人は、大抵はドラッガーの言葉を実践する義務の無い、いわば傍観者だ。と思う。

ドラッガーの言葉の実践を義務図けられた当事者は、知れば知るほど、ドラッガーの言葉のが示す高みに苦しむことになる。



例えば、を挙げてみる。


「知識労働者は自らの貢献について責任を負わなければならない。」

「知識労働者は自らの仕事を業績や貢献に結び付けるべく、自らをマネジメントしなければならない。」

「たいていの経営者は、その時間の大半を過ぎ去った「きのう」の諸問題に費やしている。」


まぁ、枚挙に暇が無い。



どれもこれも簡単に言うよな、ドラッガー。てかやっぱこれが要するに「学者」の言葉だよ。なんつーか、本田宗一郎や松下幸之助のような我が国が誇る偉大な「経営者」が語る社員に対する「愛」の言葉のが、こちらには響く。

プラダを着た悪魔」の時にも少し触れたけど、やっぱドラッガーの「あるべき論」は響かねーんだよ。

「知識労働者は自らの貢献について責任を負わなければならない。」だと?そりゃそうかもしれねーな。でもな、自分の知識と責任が届くか届かないかの背伸びしなきゃいけないところで戦い続けるのが知識労働者だろうが。責任負いきれるところだけで働ける奴は、そんな奴知識労働者じゃねーよ。



という具合です。面倒くせーだろ?これがダメリーマンだze!




盛大に話がそれた。



映画は、要するにAKB48だった。


やっぱこんなFF11廃人がエンドコンテンツやり尽くした勢いで書いたような話なんかこんなもんだろ。

くだらん、実にくだらん。



こんなもん高校野球でもなけりゃドラッガーでもない。AKBだAKB。はいはい、あっちゃんかわいいかわいい。



大体なんだよあの「ノーバント・ノーボール作戦」ってwwwwwテライノベーションwwwwwwwテラワロスwwwww


ボール球投げないピッチャーってなんだwwバッティングピッチャーかwwwww

てか必ずストライク投げられるピッチャーって何よww制球力ゴイスーwwww北別府学かwwwww



トーナメント方式でノーアウト1塁ならバントしようずwwwww絶対そっちのがいいずwwwwww

あんな自ら進んでグーとチョキだけでジャンケンするような戦術がイノベーションなワケがない。失笑ものだ。アイツ(FF11廃人)野球やったことねーだろ。




大体あんな自分が汗かくわけでもない女子マネ共に練習メニューから戦術まで決められて、選手達はこんな野球部あるわけねーだろと思わないのだろーか。





ちょうどこの国にはこんな偉大な言葉が遺ってるから、にわかドラッガー信仰者どもに教えてやるよ。
人を動かすってのは、理屈や理論じゃない。こういう事だ。


「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ」



うーむ。五十六△


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ザ・コーヴ

2012-07-21 | 超つまらん
記憶に新しい方も多いことでしょう。和歌山県太地町のイルカ漁をテーマに描かれた反日映画。クソ食らえです。


まーあれだけ話題になった映画なので、見る前から「クソ食らえ」でしたが、たとえクソでも食わず嫌いはいけないことなので、ひとまず観ておくべきかなと思い鑑賞。このテの映画は、一度観ておけばどこかしらで何かしらの形で役に立つことが多いのも事実。



観進めていくと、なるほどなるほど、イルカ漁の真実に迫ろうとする輩の奮闘っぷりが迫真って感じで描かれている。


てかお前ら、やってることそれ全部我が国日本じゃさ、



(゜Д゜)違法だゴルァ!!



これでもかと描かれるイルカへの感情的な同情、太地町の方々に対する嫌悪。

とてもドキュメンタリー映画とは言いがたい一方的すぎる描写にボーゼン。



まぁ座椅子はイルカもクジラも食ったことねーけどさ、それを食文化にしてる人がいるのも事実で、それがえらく長いこと続いてきてるんだろ?でもフツーに生態系のバランス保たれてんだろ。



(゜Д゜)何がいけないのよ



大体、「イルカのような人間のことを認識してくれる愛おしい生き物は他にいないのに何故・・・」とか嘆くじゃない。



(´・ω・`)牛豚鳥・・・



つーワケで、やっぱアイツら言ってること理解できねーんだよ。
太地で捕まえられたイルカが世界中の水族館で人を楽しましてるんだろ?(映画じゃそれも「悪」だと言ってたが)、ならそれでいいじゃねーか。動物園や水族館が種の保全に果たしている役割を否定する訳じゃねーだろうな。

てかイルカは食物連鎖の頂点に近いから、水銀まみれで食うのには適さないから殺すのやめろって言ってたよなオメーラ。



(゜д゜)イルカが水銀まみれな方が問題じゃねーのか



もうホント嫌んなった。メンヘラ野郎を相手にするのはくたびれる。もうこんな映画創らないでよね!


うん、もし創るのなら、次回作は某半島での伝統料理「食犬」をテーマにした「The Dogs」でお願いしたい。
あっちのがよっぽど頭おかしいぜ。食う前に犬を半殺しにした方が「旨く」なるからって、逆さ吊りにした犬をバットで死なない程度にブン殴ってから食うんだよなあの半島。


まぁともかく歴史の中散々己のエゴのみで世界中の生物を絶滅させてきた人種が今更のたまう「種の保全」にヘドが出るようなクソ映画でした。

感想としては一言。



クソ食らえ。


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GOAL!3

2012-05-05 | 超つまらん
ほら見ろ、また3ヶ月くらい放置しちゃったじゃないか。

てか最近1ヶ月が本当に早いんだよ。1年が本当に早いんだよ。紅白歌合戦が月1回やってるくらいの感覚なんだよ。要するに本当に時間をムダに過ごしているんだなーって思うんだよ。


さてそんなこんなで「GOAL!」も3作目。

1作目はニューカッスル、2作目はレアルときて、3作目はワールドカップ。サンティくんって国籍メキシコのままだったんだな。イングランドじゃないのね。じゃあメキシコ代表が主役なのか?2006年ドイツワールドカップにはメキシコって出場してたよな。



とか何とか思いながら眺めていたら、まさかのサンティくん負傷でW杯絶望wwwwww





あーそーなの、この映画、サンティくん主役じゃねーんだ、、、。てかこの映画の主役らしいレアルのサンティくんのチームメイトで、イングランド代表になったお前ら2人、、。




   誰?




頭上にデカい「?」マークを浮かべながら観進めていきますが、この映画はドイツワールドカップが開催されるまで待って、そこで映像撮って、それで映画創ったらしいが、なるほど、




つまらない!




やはりこの映画はサンティくんの物語のハズじゃない。だから誰だっつのお前ら。横入りはダメだよやっぱ。ルール守れルール。

なんだか蛇足としか思えぬ物語を加えつつ、ルーニーが退場してロナウドがしてやったりのウィンクして大モメしたあげく、結局イングランドがポルトガルにPK負けするという、あの史実通りの結末。日本代表で例えるなら、南アフリカの時の駒野のシーンが小栗旬か誰か適当な俳優に置き換えられて感動的にPK外すような感じになるってことだ。観たくねーよそんなの。コレ観るんだったらドイツ大会のダイジェストDVD見た方が100倍楽しいんじゃねーかっていう映画でした。


そんな中で、イングランド国歌"God Save the Queen"のシーンは良かったですね。
しかしあんな歌ならやっぱイングランドでも国歌斉唱の時に教員が起立したとかしなかったとかでモメたりしてるんだろうか。そして市役所の職員が業務時間中に選挙運動したとかしなかったとかでモメたりしてるんだろうか。



まぁなんとも微妙な映画でした。日本で劇場公開されなかったのは、このつまらなさのためだったのではないかと感じたくなるほどに。
でもまぁ同じ無駄な時間過ごすならば、何も残らぬ時間過ごすよりは、まだ映画観て過ごした方がいいかも知れない。たとえそれが「超つまらん」であったとしても。






まとまりつかない文章を書いてしまった時は、最後を「たとえそれが~~~であったとしても」で締めくくると、多少まとまりがついているような雰囲気を出すことができますので、まとまりつかない文章でお困りの方は、是非ご利用くだしあ


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戦慄迷宮

2011-08-02 | 超つまらん
富士急ハイランドには、今年の1月だか2月だかに行きました。基本子供がチビなので、主にトーマスランドの乗り物にずっと乗ってました。冬の平日だったことも手伝って、まさに文字通り「ずっと」乗ってました。おかげでトーマスのことについてだいぶ詳しくなりました。ダンカンって、高山鉄道で働いているんだよね。


そんな富士急ハイランドが誇るギネス認定のオバケ屋敷、「戦慄迷宮」を映画にしたという驚きの企画の本作。オバケ屋敷が映画になるなんて、「ホーンテッドマンション」以来だろきっと。監督には「呪怨」の清水崇、主演は柳楽優弥と、なんだか豪華な感じです。


柳楽ムービーを観るのは「星になった少年」以来のはず。柳楽くんしばらく見ないうちに随分貫禄出たなオイwwwwww
「誰も知らない」(意外なことにコレの感想書いてなかった)の時と比べると、実に「日本人男子が子供から大人になるとどう変化するか」をうかがい知ることができて、おもろいです。





さて映画、観てみるとまさにオバケ屋敷映画。富士急ハイランドのオバケ屋敷を宣伝するための実に壮大なPVです。こんなの創ってもらって富士急ハイランドさぞかし嬉しいだろうな。末永く戦慄迷宮やった方がいいよきっと。

どうやらこの映画は邦画作の長編実写3D映画ということだったらしいのだが、3Dテレビなんかあるわけねーだろ。2Dで観ましたよ当然。3Dだったらなんか違う雰囲気なんだろうか。2Dだろうが3DだろうがきっとPV止まりなんじゃねーかとも思えるが。



観終えてみると、「富江」を観たときのあの感じを思い出しました。面白いホラーを創るってのは、大変なんだな。





それはそうと、この前富士急ハイランドにできた「高飛車」。アレもギネス認定になったね。ただ乗るためには年齢制限10歳以上、、、。

家族全員で富士急満喫したけりゃ、もうしばらく雌伏の時を過ごす必要があるようである。


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恋空

2010-11-25 | 超つまらん
以前「赤い糸」を観てしまった手前、サンダル片方だけ履いたような感じになってしまっていたので、せっかくなのでこれも観賞。もしかしたらすげー面白く感じるかもしれないしな。
何事も食わず嫌いは良くない。食わず嫌いでナスもトマトもレーズンもメロンもセロリもホルモンも里芋も長芋もオクラも納豆もみんな食べられない座椅子が言うのだから、間違いない。

さぁ、観るぞ。




・・・




なるほど。





ごめんやっぱダメだwwwwwww




やっぱダメだよこんなコンデンスライフ。こーゆーのが多感な時期の女子には受けるのだろーか。男子がやれナルトだブリーチだと言ってる間に何やってんだよ女子。
とにかくこんなもん面白いと思っちゃダメだぞ青少年のみんな!


色々思うことはあったが、Wikiが座椅子が思ったことを座椅子が言うより上手に代弁してくれてるので、細かいことはそっちに任す。


まぁ、大体感じたことは「赤い糸」の時と同じだ。ガッキーも春馬もかわいかった。ただ、こっちはなんか物語的に余計なおまけが多かったな。主役が突然男達に襲われたり、不意にいじめられっ子になってしまったりのくだりは必要だったのだろうか。作者がとにかくそーゆーの書いてみたい気分だったんだろうな。

てか原作は実体験が基って言うけどさ、そんな実体験ならよくノンキに小説なんかにする気が起きるよな。どうせ滅茶苦茶な話なら、せめて架空の話にしろっつの。そんなもん告白されてもこっちが困るわ。


食わず嫌いも良くないとは言え、観てみるとやっぱり苦手なものは苦手だな。「とろろ納豆オクラ丼」みたいな映画だった。「とろろ納豆オクラ丼」だった。


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グリズリー

2010-10-24 | 超つまらん
最近は全国各地にクマが出没しまくりで大変なことになってますな。近所にクマが出るところに住んでなくて良かったと思うばかり。てか人里まで出てこざるをえないあたり、クマもクマなりに大変なんだろう。


それはそうと映画。タイトルだけ見てどうせヒマだし観てみるかと思い、眺めてみました。


さてここで「Yahoo!映画」における、この映画の紹介文を載せてみる。


 ”カナダの森林公園に出現した巨大灰色熊と山岳レンジャーの戦い。「JAWS/ジョーズ」のプロットをそのまま山に置き換えただけの即席亜流動物パニック映画だが、楽しめる。 ”


   「プロットを『そのまま』山に」「置き換えた『だけの』」「『即席亜流』動物パニック映画」


いくらなんでも悪意に満ちすぎていませんかねYahoo!さん。ここまでバッサリ斬ってやると、きっとすがすがしいだろうな。座椅子にそこまでの度胸はない。

しかもなんだよ最後の「だが、楽しめる。」って。お前は花の慶次か。
大体楽しいかどうかは観るこちらが決めることだろ、勝手に「だが、楽しめる。」とか言うな。


で、感想としては、「JAWS/ジョーズ」のプロットをそのまま山に置き換えただけの即席亜流動物パニック映画なので、楽しめませんでした。Yahoo!さん、アンタだいたい合ってる。


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赤い糸

2010-02-14 | 超つまらん
そもそもケータイ小説ってのが苦手です。理由は色々ありますが、行き着くところは「小説は本で読もうぜ」なのかも知れない。

とは言っても、食わず嫌いも良くないことなので、1回はケータイ小説原作の映画を観てみたいと思っていました。ケータイ小説原作の映画と言えば「恋空」かこの「赤い糸」だろう。ということで、観賞。


・・・


なるほど。



くだらねーなオイwwwwwwwwwww



なんつーか、親や友達の麻薬中毒だの親の自殺だの友達の自殺未遂&記憶喪失だの彼氏の事故死だの、そーゆー「異常」な事態を「リアリティ」みたいに青少年に認識させるのはホントやめませんかケータイ小説家のみなさん。日本の青少年の心身を病ませると同時に、知能や知性まで下げてしまいますよ。

どうやら原作はこれに加えてやれレイプだ人格障害だ、フル装備みたいですね。ケータイ小説が苦手だった座椅子の認識は、間違いじゃなかった。そんなもんケータイの向こうの子供達に読ませて悦にひたってる奴らって一体なんなんだろう。実にくだらない。

久しぶりに映画をみて「くだらねーな」と思いました。ある意味貴重な感覚です。

でも、映画に出たひと、作ったひとには罪はないよ。南沢奈央ちゃんと溝端淳平くんの長崎の夜景の中でのラブシーンは、実にさわやかかつロマンチックでした。ただ既に男としての完成度高い淳平くんが中学生ってのはチョット無理があったかもなww

てか中学高校のうちは、部活でも夢中にやって青春謳歌したほうがいいよ中学生高校生のみんな。恋愛に夢中になるのは、その後からでも遅くないからさ。


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亀は意外と速く泳ぐ

2008-02-28 | 超つまらん
上野樹里の脱力系コメディなだけに、笑う大天使のようなものを予想していました。大体当たってました。が、それより面白くなかったな、って印象です。

平凡な日常も、見る視点によったら特別なものになる。世の中に「普通」なんかない。だから、つまらない人生なんかない、っていうテーマだそうですな。


見てて途中からふと思った。


脱力系コメディにそんなテーマはいりません。


ヘンにこっちに訴えかけるようなテーマ匂わすから、退屈に思えてコメディだってのに終盤眠くなりました。コメディやんならアハハイヒヒで始まって、エヘヘオホホで終わりなさいよ。

出ている脇役の人たちがやたら有名な脇役の人たちばかりなのに驚きつつ、でもあの役に蒼井優たんはないだろ、、、などと疑問を感じつつ、退屈な時間が過ぎていきました。まぁ、このカテゴリに属する映画はみんなそんなもんだ。


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TAKESHIS'

2008-02-09 | 超つまらん
北野武作品はどちらかと言うとキャッチーというか、世相を上手に切り抜いた上で観衆の心に上手に入り込んでくるような印象が強いのですが、これは違った。

印象としては「ロスト・ハイウェイ」のデヴィッド・リンチ監督のような、要は「分かるならば分かってみろ」的な製作者側上位な作品といった感じです。

きっと北野信者や映画オタクならばこれは素晴らしい作品なのでしょう。しかし、どうも観衆に「考えさせる」ことを強要するような映画は好きになれません。

まぁ、敢えて感想言うなら、京野ことみはよくやったなー。と思うことと、よくやったなりに案外ふつu(略)。


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富江

2007-11-01 | 超つまらん
菅野美穂の演技がやたら上手いのはもちろんなのだが、特にホラーを演じるとそれに拍車がかかるんだよねー、とか思ってコレを観ました。きっとおっかねーんだろうなー、楽しみだなー、さぁ菅野様ボクを怖がらせて下さいよ~、とか色々思って。

しかし、コレ、菅野美穂の出番が少ねーことと言ったらないな、、。話のクライマックスを迎えたところでようやく登場。確かに菅野美穂が出てきてからは、いよいよホラーっぽくなってきたけれど、どうもそれ以外の箇所は、、、。

難しいですな、ホラーってのは。人を怖がらせるのって、とっても大変なんだね。実際、これをきっかけにして、CSでやってた「富江」シリーズを計4作品観たのだが、実際どれもこれもちょっとアレで、中には観る人をバカにしてんのかってくらいの出来のもあったりして、観終わるのがかなり大変でした(←一応全部ちゃんと観るは観た)。

まぁ、頑張れ和製ホラー!、っていう気持ちくらいは多少芽生えました。
これを通して得たものは成果はそれくらいか。


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あらしのよるに

2007-10-06 | 超つまらん
いやね、お話そのものは良い話だと思うんですよ。さすがに小学生の教科書に採用されるだけのことはある。種族を超えた友情、規則や掟を超えた友情、美しいですな。

でも、なんでコレ、こうもその「友情」を「禁じられた愛情」みたいな描き方になってるんだろう、、。
そして、成宮クン、、。たしかにアンタは美少年(もう青年か)だよ、生まれ変わるならアンタみたいになりたい。

でもな、でもな、どう逆立ちしてもお前男だろ、だからさ、


(#゜Д゜) キモいんじゃゴルァ!!


などと一瞬でも思ってしまったらもう楽しめない。ボーイズラブ属性は座椅子には存在しないのです。ボーイズラブなど、カタカナで言えばそれっぽいが、所詮は薔薇族のことなのです。

ただ、動物の番組でアヒルと犬とか、ネコとキツネとか、種族の違う動物が仲良くしてるのを見るのは好きです。


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Shall we Dance?

2007-01-07 | 超つまらん
周防監督の「Shall we Dance?」は、日常に溺れるサラリーマンがふとした邪とも言えるような出来心から、たまたま非日常の扉を開いてしまう現在版のおとぎ話、それもいつだって誰にでも訪れる可能性のある素晴らしいおとぎ話として、日本映画史に残るべき素晴らしい作品であったと言えるでしょう。間違いなくカテゴリは「超おもろい」です。

それに感動でもしたのだろうか。リメイク。

だからさハリウッドさん、「THE JUON/呪怨」のときも言いましたが、こんなリメイク作ってる暇あったら外国の文化と映画を認める努力をしろと。

大体、高校の卒業パーティで皆でダンスをするような風習があるような国の人間に舞い降りる奇跡の話じゃないだろこれは、「社交ダンス」=「ありえない日常、ていうか超非日常」だから、この話はいいんだ。

日本人が特に重んじる「恥」の感情を上手に逆手に取って、そこから恥から解放され、誇りへ昇華させるというロマンが「Shall we Dance?」。「恥」の心で生きていない国の人間にこれがわかってたまるか。

大体な、おい、ジェニファー。

( ゜ Д゜)この映画に胸ポチはいらん。

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明日があるさ THE MOVIE

2007-01-02 | 超つまらん
本来、これはCSでたまたまやっていただけで、あまり思い入れもないのでシネマ座椅子で扱うような映画ではないのですが(思い入れがありすぎても扱わなかったりします。例えば1stガンダム劇場版とかナウシカとかナ)、遠い空の向こうへに免じて取り上げます。

テーマは似てるんですよね、両者。訴えかけるものがどうとか、リアリティがどうとかはあまりこの際触れませんが。まぁ、元はと言えばコーヒーのCMだったもんがここまで来たってんだから、それはそれでスゲーことなんじゃねーのか。

まぁ、、それだけだ。感想言えっても、、なぁ。ていうかこのカテゴリ、、、。

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世界の中心で、愛をさけぶ

2006-08-20 | 超つまらん
「世界の中心で愛を叫んだけもの」という小説は1971年にハーラン・エリスンという人が書いたSF小説だそうです。で、庵野秀明がTV版エヴァ最終回に「世界の中心でアイを叫んだけもの」というタイトルをつけて、この小説までついでに話題になったのが今から約10年前。え!?あれからもう10年も経ったの!?

で、この「世界の中心で、愛をさけぶ」というタイトルは「世界の中心で愛を叫んだけもの」からヒントを得た担当者か編集者がつけたものだそうです。ちなみに韓国版のタイトルは「僕の、世界の中心は、君だ」。
もう伝言ゲーム感覚ですね。

この映画、坂元裕二の使いまわし手法全開の脚本で、それに気づいてしまうと相当な駄作な気がしてしまうのです。思わずいつものDVDジャケでなく、「風のリグレット」の写真を貼ったくらいですからな。
「風のリグレット」は簡単に言うと音だけでやる「リアルサウンド」シリーズとして、10年くらい前に話題になったTVゲームです。そのストーリーでも、過去と現在の同じ号数の台風を引き合いに出して、主役の記憶が蘇るという、まさにこの映画と同じギミックが用いられていました。
そして朔太郎が過去のカセットテープを聞きながら記憶の扉を徐々に開けていくあたりの仕組みがすでにリアルサウンド。なんかそれだけで相当ウンザリな気分でありました。
肝心の話もあんまり、、、な感じでした。こういう「泣け」と言わんがばかりの勢いはあまり得意じゃないのです。人って勝手ですね。

大体あの「たすけてください!」で
( ´,_ゝ`)プッ
ってなっちゃった奴は向いてないってことだろこの映画。

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