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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

リボルバー

2008-01-07 | ふつう
この映画は、ジュリー目当てというよりも、ストーリー目当てで観たいなー、と思っていたものです。たまたまCSでやってたので、それならばと観ました。

確かにね、警官が持っている一丁のリボルバーが誰かに盗まれたとして、しかもそれが発砲されることなく思いもよらぬところで様々な人の手に渡ることになってしまったら、、、こんなドラマになるのかねー。

この話、拳銃を手にした人が誰もかれも皆思い切りのない弱気な奴らばかりで面白いね。結局発砲されるのは一発の弾丸だけだったけれど、それを発砲した人と、被弾した人は、、、という結末も面白かったです。

しかし海外旅行に行っても、どうもあの実弾射撃をやらせてくれるところに行く気にはなりません。戦争反対。


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子ぎつねヘレン

2008-01-06 | ふつう
大体動物ものは、大抵最後「涙の別れ」みたいのばかりで観てると最後のほうもうやめてくれみたいな気分になるのがほとんどなんだけど、これも例外になることもなくまさにそれだった。

主役の男の子がヘレンにあれこれ良かれと思ってやってあげることが、実際のところヘレンとしてみたら大変な迷惑なことばかりだったんじゃねーか?という疑問が残るは残ったが、まぁ動物愛護の気持ちを膨らますには十分だったんじゃねーかと。

まぁ、犬を飼ってる身としてはいずれ訪れるであろう別れの時に備えて、ペットロス症候群に陥らぬようにこんな映画を観て身構えておくことも必要なのかも知れないな。


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サウンド・オブ・ミュージック

2008-01-05 | 傑作、ていうか別格
金字塔


こんな映画のためにある言葉なのでしょう。

元から、音楽に青春注ぎ込んだ頃に演奏したことがあったので、音そのものには思い入れがあるにはあった。そこに加えて妻からね、「『サウンド・オブ・ミュージック』観たことないんだったら今度深夜にBSでやるから観ればいーんじゃねーの?きっと泣けるから」と、つっけんどんに言われて一人寂しく観たのだが、、、。

いやー、、素晴らしい。本当に素晴らしい。


「サウンド・オブ・ミュージック 」「私のお気に入り」「ド・レ・ミの歌」「ひとりぼっちの羊飼い」「エーデルワイス」、そして「すべての山に登れ」。


どこに文句つければいいんだろうか。全てが珠玉。これぞミュージカル。

ではここで、座椅子的涙腺崩壊ポイントランキング!!

 3.マリア先生がいなくなってしまった寂しさを
   まぎらわすために「私のお気に入り(「そうだ京都行こう」
   のテーマ」)を歌う子供たちの歌声に帰ってきたマリア先生の
   歌声がかぶっていくシーン。

 2.音楽祭でトラップ一家が歌う「エーデルワイス」に聴衆が
   愛国心ゆえに乗っかっちゃって大合唱になるシーン。

 1.ラストシーンの「すべての山に登れ」。


こんな感じです。
忘れたくないから備忘として「すべての山に登れ」の歌詞を書いておこう。

 「あなたの愛をそそげる夢 あなたの人生をささげられる夢
  全ての山に登りなさい 谷川を渡って
  虹を追っていけば 夢はきっと見つかる。」

感想。「もっと早く観ておけばよかった」。
こんな感想を抱く映画は、そうそうない。


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生きない

2008-01-04 | ふつう
ダンカンって、俳優として真面目に演技してるとお笑いの人であることを忘れる存在感を出すよなー、とか思うのですが、そのダンカンが主演&脚本ってことで、しかもこの暗いのか笑わせたいのかわからぬこのシュールなテーマ。これは観ずにいられない。

ダンカンは、予想通りかなり「いかにも」なおっかない役でしたね。死を間際にした人達が、皮肉にも「生きる喜び」を感じながら互いの絆を深めていくロードムービーとでも言うべきでしょうか。不必要な笑いもなく、観る方の気分を憂鬱にするような暗さもなく、だからと言って何の感想が残らぬわけでもなく、「充実した空虚な時間」のようなものを流す映画だったように思いました。道中で仲間同士の絆と、これから生きていくための希望を見出した「『生きない』ツアー」の皆様の結末は、、、。予想はしていましたが、ほろ苦いものでした。

何かを辞めると決めてから、その「何か」の素晴らしさに気づくのは、その決断が愚かだったいうことでしょう、客観的にはね。でも、それでいいんだと思えるのなら、別に愚かな決断ではないのかも知れない、主観的にはね。


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バイオハザード

2008-01-03 | ふつう
ゲームを題材にしたハリウッド映画って、結構あるけど正直ロクなのがないというような印象です。スーマリといい、ストⅡといい、ねぇ、アレでしょ。

そんなゲーム題材映画。そんな中では、コレは結構楽しめるものになってるんじゃないですかね。良くも悪くもジョヴォヴィッチ映画と言うべきか。いやなんつーか、美しいよジョヴォヴィッチ。その一点だけでこの映画を二時間観てみようという気になるね。でも妊娠してあれだけ太るのはどーなのかね。一体何キロの赤子を身ごもったのだろうか。

しかしバイオハザードは、行く先の道を切り開くための謎解きと、お化け屋敷的なゾンビの登場にビビるのが楽しいっていうゲームなだけに、シリーズ重ねる毎にそのエッセンスが失われているような気がしてならない。

それにしてもカプコン的には映画にしてもらえて良かったよなコレ。「魔界村」じゃとても劇場版映画になりそうにないしな。


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