goo blog サービス終了のお知らせ 

シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

パーフェクト・ストレンジャー

2010-02-20 | ふつう
「ラスト7分11秒まで決して見破れない真実」

こーゆー謳い文句は、実際どんな映画なのかを観る側に予想させるものがあって、そのラスト7分11秒に大オチが出たところで「あぁやっぱりね」って感じになってしまうのがなんともビミョー。ハイド・アンド・シークを思い出す。こーゆーこと言わなけりゃいいのにな。何の予告もなしにこの大オチが突きつけられる方が、観る側としては満足できるのに。

ハル・ベリーの映画を観るのは恐らくキャットウーマン以来。相変わらずのセクシーさ。これでこの映画時点で40歳そこらでしょ、どーなってんだ一体。なんだこの美しさ、サイボーグか?

しかしパーフェクト・ストレンジャー、意訳だと「見知らぬ他人」ですか。ネットに潜む匿名性やらストーキングやら、平成という時代(アメリカに平成は関係ない)が抱く「負」の側面をやたら強調してる感じに若干の痛っ痒さを感じつつ「嘘を嘘と見抜けぬ人には(映画を観るのは)難しい」ってところだろうか。


作品紹介はこちら