goo blog サービス終了のお知らせ 

シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

世界で一番パパが好き!

2007-11-17 | ふつう
バイバイ、ママの時に書いたような事情により、見逃せぬ気分で観ました。きっと今の座椅子にとって実にタイムリーな作品になるであろうよ、と思って。

ベン・アフレックが赤子の世話に苦しむ様はまったく他人事じゃなく面白おかしいもんでした。そうそう、赤ちゃんのおむつ(でっかい方)を処理するときは誰だって最初は恐れおののくぜ。俺も端から見たらあんな感じなのだろうか。まったく滑稽だな。

出産と共に他界してしまった妻の代わりに実に都合よくリヴ・タイラーが好奇のまなざしフルパワーで現れるデキレースっぷりはさておいて、娘が父親に対して怒りや嫌悪を抱くに至るまでの感情の揺れや、また父親に対して尊敬を抱いてくれるまでの経緯は、「きっとそんなもんなんだろうな」と思わせるものがありました。

とりあえず娘をがっかりさせぬためにも、娘の学芸会にはきちんと顔を出そうと思います。なんつって、それ何年先の話だよ。とりあえず今は娘を風呂に入れるので精一杯です。


作品紹介はこちら

手紙

2007-11-08 | ふつう
「この映画のエンディングって言うか、クライマックスって言うか、それは感涙必至。特に兄弟がいる奴は気をつけろ!」というような話を小耳にはさみつつ、3つだったか4つだったかの上の兄(←あやふや)を持つ座椅子もこの映画を観ました。

うーむ、なるほど確かにこりゃ泣く人がいてもおかしくはないね。兄貴役の玉鉄の演技がひどくいいね。でも残念、座椅子の涙腺はうるみませんでした。なのにフツーにアイドルの歌とかで泣けたりするこの感性どーよ。あー、フツーになりたい。

しかし、ひどく社会派ドラマな感じはします。このような事実に立ち向かわなければいけない人が、世の中には結構いっぱいいるであろうことも事実でしょう。実際のところ、山田孝之くんが演じる直貴が、結局は何も救われていない物語であることも、ある意味彼の立ち向かう事実なのでしょう。

考えてみると、映画のエリカ様を観るのは初めてでした。
今後の「沢尻会」には大きな興味を抱かずににはいられません。


作品紹介はこちら

ノイズ

2007-11-07 | つまらん
ジョニー・デップとシャーリーズ・セロンが同時に見られる映画があったとはな。こんなすごい共演はそうなないんだぜ、とか思って期待大で観てみました。

SFサスペンスですか。
宇宙で2分間漂流し、幸運にも救出されて帰還できた宇宙飛行士は、帰還したら別人のようになっていた。一体その2分間に何があったのか、、?という物語。
確かにこの設定は面白い。観る方の好奇心を誘いますな。

で、この面白い疑問提示の後がイマイチ続かない。
大オチもそれほど面白くはなかった。つまり、残念。

大体、仕事終えて家に帰ったところで、妻からあそこまで「コイツ、、何なの・・?」と疑いのまなざしで眺められたら、普通の男は大抵落ち込みますので、世の奥様方はそこだけはご理解ください。よろしくお願いいたします。


作品紹介はこちら

感染

2007-11-06 | つまらん
あまり大きな期待を抱いて観た作品でなかったのは確かだが、そんな期待を裏切らずにそれほど面白いものではなかったという感想。

序盤、医療ミスによって一人の患者が死亡してしまい、それを隠そうとするために医師達は空いている病室にストーブを大量に運びこんで、、、。というくだりは、かなり恐ろしくも面白い。
そして、そうしている間に救急隊から半ば投げ捨てられる形で「見たこともない症状の患者」が放置されており、その存在に気づき、その症状を看た医師達は、、。というくだりも、かなり恐ろしくも面白い。

面白いのは、そこらへんの物語の「起」の部分だけだったのかねぇ。そこから先は消化試合とでもいうか、案外ありふれた「お化け屋敷」な映画であったような気分でありました。ただ、星野真里は最近テレビであまり見かけませんが、結構好きです。聞いてねーって?

とりあえず、この映画に出てくるような緑色な病気よりも、インフルエンザのが怖いです。どうか今年はかかりませんように俺。注射受けてこなきゃな。


作品紹介はこちら

エリザベス

2007-11-04 | おもろい
このような映画でタイトルロールを演じるのって、ものすごいことだと思うのですが、ケイト・ブランシェットはスゴかった。ラスト・サムライで明治天皇を演じたのは七之助でしたが、それとは若干と言うか結構と言うか相当と言うか、雰囲気違うものを感じます。

予想以上に、すごい建物&衣装でした。要は超大作だったのね。予習ゼロで観てすみませんでしたって感じ。

しかし、史実に基づくフィクションとするにしては、あまりに劇的な話の展開に結構な衝撃。

「女」と「女王」の狭間で苦しみながら、「女」から「女王」に変化していくケイト・ブランシェットはしつこいがスゴい。エリザベス女王の葛藤と決意が伝わるような思いでした。

しかし、女王がただ一人心を許し、女王ではなく「1人の女性」として心を開いてきたはずであった男が実は、、、という展開は面白い。それゆえに「処女王」が生まれた、という展開は面白い。すごいぞ大英帝国。


作品紹介はこちら

クリスティーナの好きなコト

2007-11-03 | つまらん
CSの番組表を見ただけで、観てみることにしました。
タイトルとキャストからして、どうせキャメロン・ディアスが出る能天気なメリケンラブコメだろうよ、という思い込みで観てみました。

観てみたところ、確かにキャメロン・ディアスが出た能天気なメリケンラブコメでした。俺、合ってるじゃん。

キャメロン、この映画でもやたらと健康的なお色気振りまいてます。カワイイというのは得だ、そして若いというのは得だ。世の中は、不平等だ。

それはそうと、物語中盤はもうキャメロンずーっと下着姿です。ブラとか右と左で星条旗になっちゃってるアレです。どこに売ってんだよそれ、お前どんだけの愛国心かと。
おまけに下だけパンツ一丁の姿で街中歩いちゃったりします。はしゃぎすぎです。

ラブコメなので、一応そんなクリスティーナ(キャメロン)の恋路の始まりから結末までが語られるワケなのですが、中盤そんななので、心底そんな恋路なんかどうでもよくなります。我々が興味があるのは、そんなことじゃないのです。分かる?そんなことじゃないの。

でも、映画としてはそれじゃダメなんだと思う。と観ている途中で気づきました。あやうくキャメロンの魅力に負けて「超おもろい」になるとこだったんだぜ。とか思って、なるほどこの映画のクリスティーナに陥落した殿方達の気持ちが分かってまた1つオトナの階段昇った座椅子でした。


作品紹介はこちら

時をかける少女

2007-11-02 | おもろい
原田知世のドラマのやつは観たことなかったです。一応あらすじ程度は知っている程度で観ました。

いや、、、よくできた話ですなぁ、、。ほろ苦くも透明感がある、キレいな話でありました。こんな切ない叶わない恋の話があってたまるか、千昭くんオメーすげーよ、高校生風情のくせに随分カッコいいな、やはり男は引き際が肝心だな。

しかし、千昭くんの「お前、、タイムリープしてんだろ?」のセリフで、うっかり座椅子も真琴ちゃんと同じように息を呑んでしまいましたね、いやこれはうっかりだね。
思い返すともうあのちょっと前あたりからすっかり話にのめり込んでいました。

真琴ちゃん役の仲里依紗って、本職モデルらしいが、やたらと良かったです。どうでもいいことやくだらないことでタイムリープしまくって一人で大騒ぎしている真琴ちゃんは、やってること言ってることがとにかくあやふやでカワイイなー、とか思った次第なのです(←またそれかよ)。


作品紹介はこちら

富江

2007-11-01 | 超つまらん
菅野美穂の演技がやたら上手いのはもちろんなのだが、特にホラーを演じるとそれに拍車がかかるんだよねー、とか思ってコレを観ました。きっとおっかねーんだろうなー、楽しみだなー、さぁ菅野様ボクを怖がらせて下さいよ~、とか色々思って。

しかし、コレ、菅野美穂の出番が少ねーことと言ったらないな、、。話のクライマックスを迎えたところでようやく登場。確かに菅野美穂が出てきてからは、いよいよホラーっぽくなってきたけれど、どうもそれ以外の箇所は、、、。

難しいですな、ホラーってのは。人を怖がらせるのって、とっても大変なんだね。実際、これをきっかけにして、CSでやってた「富江」シリーズを計4作品観たのだが、実際どれもこれもちょっとアレで、中には観る人をバカにしてんのかってくらいの出来のもあったりして、観終わるのがかなり大変でした(←一応全部ちゃんと観るは観た)。

まぁ、頑張れ和製ホラー!、っていう気持ちくらいは多少芽生えました。
これを通して得たものは成果はそれくらいか。


作品紹介はこちら