ソウを観たのは、もう5年半くらい前なのか、、、。月日が流れるのは早いな、これじゃあっという間にジジイになっちまうな。もうそれでもいいけど。
「ソウ」シリーズは、他には2だけは観たことがありますね。「まるで連ドラのノリ」と言われる「2」以降のソウにおいて、無謀にも3と4をすっ飛ばし、5を観てみました。
しかしソウはそろそろ公開らしい7作目で完結なんだよな。すげーよな7作って、スターウォーズだって6作なのにさ。でもシリーズの数だけで言うならやっぱVシネってすごいよね。「ミナミの帝王」とか「雀鬼」とかすごいよね。
話がそれた。とにかくソウに関して言うと「2」以降のグロテスク趣味に走ったあのノリで、よくもここまで来たものだと思うのです。
さて本編。開始2分でもうグロい。とんでもなくグロい。グロ耐性ない人ならここでもうムリだろう。座椅子だって好きなジュエルペットはサフィーってくらいなので、当然グロ耐性なんかあんまりない。だが何とか乗り越える。ホラー映画を観るのは、漢にとってインフルエンザの注射と同じで、己の勇気を試される試練の場なのだ。
しかし、ソウのくせに時系列をおもむろにねじ曲げながら物語を進めてくるので、途中でストーリーから振り落とされそうになる。なんとか耐える。そして始まる殺人ゲーム。繰り広げられるゴアシーン。インフルエンザの注射の針が刺さっている最中に「なんでもないぜ」みたいな顔して我慢していたあの幼き日を思い出し、「こんなのなんでもないぜ」と眺める。
そうすると、途中からちょっとくらいの残虐シーンでは何とも思わなくなってくるから不思議だ。そうだ、俺は勝ったんだ。インフルエンザの注射など、痛くもなんともなかった!案ずるより産むが安し!石橋を叩いて砕け!(←意味ない)
なんて思っているうちに、映画が終わった。ラストで判明する殺人ゲームの目的も、真実を追う捜査官の運命も、「衝撃のラスト」って売り文句ほどあんまり衝撃じゃなかった。
しかし、「ソウ」を観たときにあれほど「面白い!!」って思ったのに、あの密室ホラーの真髄のようなものを見せてくれていた「ソウ」の続編がこうも単なるグロ映画みたいになっちゃっているのは、寂しいことでもある。
作品紹介はこちら
「ソウ」シリーズは、他には2だけは観たことがありますね。「まるで連ドラのノリ」と言われる「2」以降のソウにおいて、無謀にも3と4をすっ飛ばし、5を観てみました。
しかしソウはそろそろ公開らしい7作目で完結なんだよな。すげーよな7作って、スターウォーズだって6作なのにさ。でもシリーズの数だけで言うならやっぱVシネってすごいよね。「ミナミの帝王」とか「雀鬼」とかすごいよね。
話がそれた。とにかくソウに関して言うと「2」以降のグロテスク趣味に走ったあのノリで、よくもここまで来たものだと思うのです。
さて本編。開始2分でもうグロい。とんでもなくグロい。グロ耐性ない人ならここでもうムリだろう。座椅子だって好きなジュエルペットはサフィーってくらいなので、当然グロ耐性なんかあんまりない。だが何とか乗り越える。ホラー映画を観るのは、漢にとってインフルエンザの注射と同じで、己の勇気を試される試練の場なのだ。
しかし、ソウのくせに時系列をおもむろにねじ曲げながら物語を進めてくるので、途中でストーリーから振り落とされそうになる。なんとか耐える。そして始まる殺人ゲーム。繰り広げられるゴアシーン。インフルエンザの注射の針が刺さっている最中に「なんでもないぜ」みたいな顔して我慢していたあの幼き日を思い出し、「こんなのなんでもないぜ」と眺める。
そうすると、途中からちょっとくらいの残虐シーンでは何とも思わなくなってくるから不思議だ。そうだ、俺は勝ったんだ。インフルエンザの注射など、痛くもなんともなかった!案ずるより産むが安し!石橋を叩いて砕け!(←意味ない)
なんて思っているうちに、映画が終わった。ラストで判明する殺人ゲームの目的も、真実を追う捜査官の運命も、「衝撃のラスト」って売り文句ほどあんまり衝撃じゃなかった。
しかし、「ソウ」を観たときにあれほど「面白い!!」って思ったのに、あの密室ホラーの真髄のようなものを見せてくれていた「ソウ」の続編がこうも単なるグロ映画みたいになっちゃっているのは、寂しいことでもある。
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