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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

デイ・アフター・トゥモロー

2005-05-09 | つまらん
地球規模の氷河期が訪れて、このままでは人類は滅亡する。そのリミットは、、明後日。ということで、この物語。公開された時期が時期だっただけに、むしろコッチを想像した人も少なくなかったハズですが、アイツらはまるで関係ないですよね多分、よくわかりませんが。

で、ストーリーは「ディープ・インパクト」のようなノリです。むしろパクり?そんな感じ。
極限状況下において愛する人を護るために(ここでの「愛する」が単なる異性愛に終わってないのはこの映画のイイところ)、危険を冒してそれぞれの闘いに出る男達、、、、はいいんだけれど「触れたら凍死してしまう寒気」に3歩後ろを追いかけられ、走り逃げるのはどうだろう。君ら、インディ博士にでもなった気分かと。ハリウッドってのはアレがないとダメなんですかね。

題材が題材なだけに、娯楽大作に終わらせないで、それなりに「映画だから発せられるメッセージ」を含ませても良かったんじゃない?地球のために。などと思わぬでもなかったです。まぁ、あっけらかんと楽しむエンターテイメントとしては悪くないです。

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呪怨2

2005-05-09 | 超つまらん
呪怨」の続編です。とは言ってもこっちはビデオ版だったりします。基本的にはノリは前作と同じオムニバス形式。オムニバスでありながら、それぞれの短編が一つの流れを作ってクライマックスへ流れ込んでいく展開は、まぁほぼ同じ。良く言えば安定、悪く言えばマンネリ。

しかしオープニングの話で、いきなり前作のクライマックスとほとんど同じことをやっちゃったのはマズかったな!怖いどころか「またそれか!」って感じのが強かったです。スタートから前作の一番の怖がらせどころをやっちゃったもんだからあとは消化試合。最後の方なんか、ドリフのコント「幽霊」ネタみたいになってましたね。あれで怖がれと言われてもな、もし俺が小学生だったら寝付くのに苦労するくらい怖かっただろうけど残念。そんなの遥か昔の話。

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呪怨

2005-05-08 | ふつう
和製ホラーの代表格として「リング」と双璧をなすコレ。「リング」が「心」を怖がらせるものだとしたら、コッチは「体」を怖がらせるもの、なのかなー。

ちょっとわざとらしいかな、、見せ方も聴かせ方も。とは言っても伊東美咲がらみの一下りは結構怖い。あのあたりが一番の見せ所かなー。

全体通して絶対必要とされる「怖さ」の空気ははまぁまぁ楽しめたかな。でも、肝心のあの怖がらせる役の人たちのメイクはちょっと、、。正直あまり怖くない上に、少し微笑ましいです。特に子供。

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ファイナルファンタジー

2005-05-08 | 超つまらん
言わずと知れた日本を代表するゲームの劇場版CG映画。「操作できないFF」として鳴り物入りで公開されたようですが、、、結果興行大失敗により、坂口博信は失権、スクウェア・エニックスを追われることに。「坂口なきFF」としてのFFXIIはどうなるのか?実に興味あるところなのです。

が、ここは映画の話でした。
んー、印象に薄いんだよね。ストーリーも、演出も、肝心のCGさえも。
綺麗なCGって、今日びゲームのムービーでも観られるし、ピクサー作品なんかでも物凄い質のものが見られるし、「CGでびっくり!」するようなご時世じゃないでしょもう。
ディズニーは、アニメーション映画を作る理由に「実写では表現できないことを表現したいから」というのを挙げているんだよね。CG使うなら、そうであって欲しいよ。正直このFF、実写でもいい。同じことをやるのならば「実写のようなCG」より「実写」の方が魅力的に決まってる。演じる人間に血が通っているんだからね。

FFは「IV」の頃から映画を意識した演出やストーリーを前面に押し出していたワケで、それがゲームで大成功したのが「VIII」だったり「X」だったりするワケだけど、「映画を越えるためのゲーム」は成功したとしても、「ゲームのような映画」は成功しなかったんだね。それってつまり、「映画」を目指していたFFの方向性が世論に否定されたと感じられぬでもない。

とりあえずこの映画のことは忘れて、今後のゲームには期待。

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花とアリス

2005-05-07 | 超おもろい
「男が描く少女漫画」といったところです。岩井俊二監督はそういう感性なんですかね。
恋をするために必死になる女のコの心理を飾らず質素に描ききる全体に流れる空気が実にいい。

まぁ、アレだ。ハナもアリスもカワイイ。そして演技が異様にうまい。

しかし、嘘つくんですね。恋のためなら。恋が「自分を癒すもの」で、愛が「他人を癒すもの」なのだとしたら、恋するハナとアリスがついた嘘は、決して間違いじゃない。恋している間は、それでいいのです。

やべー、、いいこと言っちった今。

実際のところ賛否両論分かれるこの映画っぽいですが、観た人の恋愛観念がそのまま映画の評価に繋がるんじゃないですかね。俺的にはこれはカテゴリ最高ランク「超おもろい」です。

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シカゴ

2005-05-06 | 超おもろい
「ミュージカルは苦手」な人には元から薦めるだけ無駄かも知れないけれど、ミュージカルがOKならばこんな楽しい作品もそうはない!

ストーリーはともかく(悪くはないよ)、まぁ歌と踊りの素晴らしいこと!ロキシー(レニー・ゼルウィガー)のキュートなこと!ブリジット・ジョーンズの彼女とホントに同一人物?ヴェルマ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)のカッコいいこと!もう最高、あばずれ最高。

エンディングのスタンディング・オベーションに一緒になってスタンディングしたくなる、それくらいの勢いでした。ショービジネスの世界が好き過ぎだろ俺。

映画を観ながら、ここまで「まだ終わって欲しくない、もっとこの時間が続いていて欲しい!」と思う作品もなかなかないです。
良かったです。「良かった」の一言で片付けるのがイヤなくらいに。

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ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ

2005-05-05 | つまらん
「世界一演技のうまい子役」ダコタちゃんの最新作。
完全に末期安達祐美の貫禄。圧倒的存在感ですね、プライベートではどれだけ腹黒いんだろうな。

ダコタちゃんの演技を見てるだけでもなかなか楽しめます。
で、物語、「シックス・センス以上の衝撃」ってキャッチコピーは罪だね。もう既にそこで8割方どんな話かバラしちゃってるような気もせぬでもない。

序盤の滑り出しはなかなか興味深く、物語を楽しもうかなという気分にさせられるのだけれど、肝心の終盤で「あれ?もしかして?」と思わせつつ、クライマックで「またそれかよー!」的なオチ。

シックスセンスを観たことなければ面白いこと間違いなし。
観たことあるなら、、、んー、わかんね。

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猫の恩返し

2005-05-05 | おもろい
唐突に邦画、しかもアニメ、しかもジブリ。

コレの前作的存在の「耳をすませば」が大好きなワケですが、そのつもりで観たら、まぁこっちは輪をかけて夢一杯だこと。子供騙しですかね?猫が2足歩行してますよ?まったく、、、

楽しかったです(素)

いやね、カワイイんですよ、池脇千鶴ちゃん演じるハルちゃんがさ。
確かに猫の中ではカッコいい部類に入るのかもしれないけどさ、バロンは。でもそのバロンに抱きかかえられただけで「猫でもいいかもぉ~」ってさ、

いいわけねーだろ。

思春期から青春期の女の子はあれくらいあやふやであって欲しい!
とか言ってる俺ってばオッサン!!

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10日間で男を上手にフル方法

2005-05-05 | ふつう
さて、ケイト・ハドソンです。
カワイイです。もうそれだけ。

一応あらすじみたいの書く?
「10日間で男を上手にフル方法」をテーマに雑誌の記事を書くことになった女記者と、「10日間で女を落とせば商談成立」という条件を突きつけられた男が恋をする、という物語。
はー、いいですね、こんなのハリウッドラブコメでもなけりゃありえねー。もう好き勝手やってこっちをどんどん苦笑させて欲しいね。

マシュー・マコノヒーは思いの他カッコいい。喜んだり、困り果てたり、怒ったり、優しくなってみたり、やっぱラブコメは男もカッコよくないとな。

とか言ってもそんなのどうでもいいからケイト・ハドソンの笑顔に癒されておけば間違いない。

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コラテラル

2005-05-05 | つまらん
トム・クルーズが悪役って珍しくね?という触れ込みの本作。なるほど確かにこんな表情一つ変えずに人を撃ったりするトム、見たことない。

物語は、ハードな雰囲気かもし出しつつも、特別アクションなし、サプライズなし、伏線もオチも結構単調、って感じで、えぇ、なんでしょう、ハイ、そんな感じ。
でもトムはカッコいいよ、なんか白髪っぽいし。結構似合うのな。
そして物語終盤でトムと敵対するタクシー運転手、ジェイミー・フォックス。「 Ray/レイ 」ですな。レイでの彼は最高、だから、別にここではどうでもいいやな。

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オーシャン・オブ・ファイヤー

2005-05-05 | ふつう
「指輪物語」での世界と仲間を護るために剣を抜くそのあまりのパラディンっぷりに世界を魅了しまくりのアラゴルンことヴィゴ様の初主演作。
しかしカッコいいよヴィゴ様、帽子被って馬に乗っかってるだけでカッコいい。人間国宝ものだ。男が惚れる男ってのは、こーゆーものなのだよ。

で、映画は主役のその愛馬「ヒダルゴ」とが挑む過酷なレースと、その1人と1頭との絆を中心に物語を展開、途中無駄に女がからんできたりして寄り道しつつ、人馬の熱い主従関係に動物好きなら涙なしでは観られぬ後半戦へ。

物語はわかりやすくて、あたかもテレビゲームのシナリオのよう。なので、肩肘張らずに観るには面白いよね。気楽に観て、ちょっと興奮したり、ちょっと涙したり、コンビニ感覚で観られる作品です。

そして何よりヒダルゴ、なんで鼻の先端がピンクなの?カワイイぞオマエ!!

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アビエイター

2005-05-04 | ふつう
レオ様渾身ですね、「タイタニック」の己のカッコよさだけに頼ったような若々しい演技からは一変、なんだかベテランの演技派俳優っぽくなってます。

Ray/レイ」と並んで、伝記もの映画流行の流れを作った作品ではありますが、実際のところ「ハワード・ヒューズって誰?」って人がほとんどじゃないですかね、日本では。
アメリカじゃ超有名人らしいですね、文化差感じます。

歳を重ねるごとに狂気じみてくる主人公を熱演するレオ様。今までの「俺カッコいい」剥き出しのレオ映画に対して少々食傷気味だった俺ですが、これはちょっといい。レオ様、惚れそうです。

ただ、、、、長くね?観たのが座椅子で良かった。映画館だったら間違いなく俺的トイレ休憩を挟む羽目になること間違いなしだったね。座椅子最高。

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シックスセンス

2005-05-04 | おもろい
シャマラン監督の代表作?なんですかね。これ以降、シャマランはエンディングのサプライズを義務付けられてしまった感がありますな。

ハーレイ・ジョエル・オスメント君の卓越した演技力も実に話題になったコレですが、結局はエンディングが話題の中心ですよね。
確かに「おぉ」と思いました。で、結末知ってから見直してみても、おぉなるほどペテンじゃない!よくできてますねー、納得&満足です。

しかし、この主人公の役、ブルース・ウィリスである必要はあったのでしょうかね、ややミスキャストを感じぬでもないです。

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Ray/レイ

2005-05-04 | おもろい
ジェイミー・フォックス、オスカー受賞作品ってことで話題のコレ。確かにこれはスゴい。アビエイターのレオ様も良かったけれど、これじゃあレオ様受賞逸脱も仕方ないかな。

演技がスゴいのはそうなんだけど、やはり音楽。レイ・チャールズが売れてなくて、盲目なことをいいことにギャラをちょろまかされたり、そこらへんの若き日のエピソードはまぁそれとして、レイが売れてくるあたりから素晴らしきソウルミュージックの世界へ大突入。あー、もう、カッコいい!

音楽ってもんは、どれだけ人に影響を及ぼすことができて、どれだけ人をハッピーにすることができるんでしょうね、別に目で観なくても耳で聴くだけで十分面白い、そんな映画です。

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スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー

2005-05-04 | つまらん
ジュード・ロウはカッコいいねぇ。さすが「世界で最も浮気をしたい男」の第一位。ビミョーな栄冠だなオイ。

で、スカイキャプテン。
正体不明のロボット達になすすべもなく落とされていく空軍戦闘機の中で、孤軍奮闘、大活躍のスカイキャプテン!
、、、だと思っていたのですが、主になんだろう。えー、これでもかとロボットから逃げ惑うスカイキャプテン。がんばれキャプテン!
物語後半、戦闘機を主に移動手段として用いだすスカイキャプテン。もうちょっとがんばれキャプテン!!
そしてクライマックス、戦闘機とか関係なしにあちらこちらをスタコラ走り巡るスカイキャプテン。頼むからがんばれキャプテン!!!

なんか想像してたものと違ったね、この映画。
大空の闘いというとすぐ「ラピュタ」を思い出す日本人の悪いところかも知れません。
なので、アンジェリーナ・ジョリーの美貌で目の保養。やれやれ。

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