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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

マーターズ

2012-07-20 | ふつう
びっくりするほどの予習ゼロ。何やら女子2人によるホラーっぽいものらしいとだけ認識。
女子2人ものつっても、きっと「バンディダス」とはかなり様子が違うんだろうなと思いつつ観賞。




なるほど、2部構成だねこの映画。
てかややスプラッタだねコレ。「キューブ」「ソウ」「ホステル」全て極めた今の座椅子ならばこの程度どうということないが、グロ耐性ないとダメだよこの映画。夢に出るよ。もしくは眠れなくなるよ。



前半は、幼少期に拷問を受けた女による復讐もの。

後半は、復讐の片棒持ったお人よし女が受ける拷問もの。




前半のハラハラ伴うリズムの良い復讐劇とは裏腹に、後半はやたらとリズムが悪い。そのリズムの悪さを例えるならば、昔テレ朝でやってた「大相撲ダイジェスト」よりリズムを悪くしたようなダイジェストでひたすら拷問シーンが展開される感じ。



結局のところ描かれる哲学的なテーマ、「死後の世界」について、明確な回答は示されないものの、少し考えれば結末が物語るものは大体想像はつく。


ただ、「死後の世界」知りたさのあまりに、人を半殺しにするってのはどーなんだろうね。発想として間違っちゃいないかね。「ソウ」のジグソウは様々な理由から人を「試す」ために人を殺したよね。まだジグソウのが正しい気がするね。でもジグソウ正しくないよね、人殺してるもんね。大体なんなんだよスプラッタムービーって。人が苦しむ様見て何が楽しいんだよ、バカじゃねーの?でも気づいたら座椅子も相当な数のホラーやらスプラッタ観ちゃってるよ、バカじゃねーの?



とか何とか言いながら、予習ゼロな割にはそこそこ楽しめたのかしら、などとも思ってみるのでした。


それはそうと、なんでテレ朝は大相撲ダイジェストやらなくなっちゃったんだろうな。アレ、ホント便利な番組だったのに。


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