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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

ホステル

2011-07-09 | ふつう
キューブ」「ソウ」と並び称される、新世代ホラー御三家のうちのひとつ、「ホステル」をようやく観ることができました。


「13日の金曜日」「エルム街の悪夢」「死霊のはらわた」と言った80年代ホラーは、ホラーと言うよりスプラッタであって、ただ血が現実離れした勢いでピューピュー噴き出したり、想像以上の勢いで首やら何やらが吹き飛んでいったりで、視覚に訴えかけることに主眼を置いたような、「グロい映画を創れる技術ができたので、グロい映画を創りました!皆さんこんな映像観た事ないでしょ?楽しいでしょ?楽しんで下さい!」って意図を感じるところが大きい。が、上記の新世代ホラーは、とりあえず「キューブ」や「ソウ」を観る以上シチュエーション的な恐怖を煽ってくれて、観る側を物語の中にグイグイ引き込んでくれる感が強い。きっとこの「ホステル」もそのノリなのであろう。


しかしなぜかコレ、なかなかCSでもやってくれなかったんだよね。仕方ないのでレンタルしましたよ。ネットで注文、おうちに届き、ポストへ返却。50円で貸してくれてありがとう楽天レンタル。


どうしてCSでもなかなかやらないのか、、それを考えると理由はただ一つ。





恐らく、桁外れにグロいのであろう。





ソウ5」の時に「俺はホントはジュエルペットで言ったらサフィーが好きなのに」と思いながら、漢を奮い立たせ「嫁も子供もいるんだからこんなの何でもないんだからねっ!」と深夜に一人根性一本で踏ん張って観たのを思い出す。

今回もきっとそんなことになるのであろう。文字通り「怖いもの見たさ」の一点で、恐る恐る再生ボタンをポチっとなとやったのである。





観終えた感想としては、思ったよりは全然グロくなかった。女目当てでスロバキアまで流れ着いたメリケンバックパッカーが美人局にダマされ殺されかけるが運よく逃げおおせるフツーのハリウッド映画を観るノリで見られました。やや思っていたのとは違いました。要するに座椅子はいささか物凄いものを想像しすぎたようである。

とか言っても、グロ耐性まるでない人が観たら、恐らく結構な勢いでトラウマになるだろうからマジで気をつけろ。



まぁ座椅子も、ゴーカイイエローとゴセイイエローを選べと言われたら本気で大長考するくらいなので、グロ耐性なんかあまりないのですが、何にせよこれにて「キューブ」「ソウ」「ホステル」全て観ましたので、ちょっとした達成感だけは得たのでありました。
例えて言うならば「さよならみどりちゃん」を観終えた時の感覚に似てますね。


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