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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏

2012-07-22 | おもろい
それにしても「GOAL!3」はつまらなかったけな・・・、と思い出しつつ、この映画を前々から観たかった事を思い出し、鑑賞。


審判視点からのドキュメンタリー。主演はよくイングランドプレミアリーグで審判やってるハワード・ウェブ。2010年W杯決勝戦もこの人が審判だった。とにかくピッチ上でスキンヘッドがよく目立つ。


コレがつまらなかったら、もうサッカーを面白い映画にしたけりゃ少林サッカーやるしかないんじゃねーのかというくらいの期待を持って観てみた映画です。





いやー、審判って、試合中あんなに他の審判とベラベラしゃべりながらジャッジしてんだな。ていうか、主審はやっぱ色々見えてないんだな。サッカーって主審にバレないように反則するテクニックを競うスポーツな側面があるから、それの上いかなきゃいけない審判は大変だな。

その上、一つオフサイドか否かの微妙な判定をしてしまったがために、一国の首相から「彼に殺意を抱いている。」とか言われちゃう始末。ホント大変な仕事だよな。てか2002年の日韓大会のとき、韓国は決勝トーナメントでかなりビミョーな判定の連発で何というかジャンパイアが味方についた状態で勝ち上がったよな。アレ、未だにヨーロッパの国々根に持ってるんだよね。もう2度と韓国にはW杯開催のチャンスは来ないと思うよ。でもそれで日本にもチャンスがなくなるようなとばっちりはやめて欲しいけどな。

中国は中国で、国際Aマッチなのにヨユーで中国人審判4人でジャッジしたりするし、西アジアに至っては「中東の笛」の現象が発生するので、もはやコメントするのもバカバカしい。

AFCはやっぱなんつーか、そーゆーところから競技の質が低いんだろうなー、と思わずにいられない。そしてJのチームがACLで8強に残るのに苦労している現状がまた悩ましい。世界的に見て「育成リーグ」の色が強まってきている今のJだと、2年続けて強豪チームでい続けるのが非常に難しくなってんだよな。



話がそれた。



とにかく、サッカーの審判ってのが背負っている緊張感やピッチレベルでの躍動が感じられる映画として、実に良かったです。「GOAL!」よりは絶対こっちのが面白いです。


日本のプロ野球でもこーゆー映画作ってくれないかな。「アンパイア 知られざるジャンパイアの舞台裏」みんな見てみたくない?




全然関係ないけど、ディミュロいたじゃない、マイケル・ディミュロ。何度もあからさまなボールをストライクと言い続けたがために大豊と星野監督に胸倉つかまれてバックネット前まで連れてかれた上、中日ナインに囲まれて恫喝まがいの猛抗議された結果「日本の野球は怖い」と言い残して帰国したディミュロ。
あの人、今もまだメジャーリーグで審判やってて、相変わらず誤審や不可解判定ばっかやってんだってな。


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