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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

ゴールデンスランバー

2010-12-08 | ふつう
最近、「重力ピエロ」「ラッシュライフ」「陽気なギャングが地球を回す」そしてこの「ゴールデンスランバー」と立て続けに読み進めているにわかイサカーの座椅子です。

しかしすごいな伊坂幸太郎、上に挙げた4作品も全部映画化済だもんな。こうなったら次はパチンコだな。次の機種は「CR重力ピエロ2!」だな。


小説の伊坂作品は、食べ物に例えると一体何のスープだか分からないのだが、なんだかおいしいラーメンのように、一体何がその魅力なのか分かりきらぬうちに、やめるにやめられず最後まで食べちゃう感じです。そして食べ終わってしばらくして腹が減ったらまた食べたくなるような。そんな感じです。きっとジロリアンにとっての二郎もこんな感じなんだろう。


それはそうと映画。
マサ様です。伊坂作品と言ったら主演はマサ様だよな。「ラッシュライフ」もマサ様だしな。

観てみると、すげーよく映画の2時間の中に物語を収めているなー、って印象。よく収まってるだけに、なんだか本当に実写化されただけだなー、っていう印象でもあった。

こんな感想言う奴がいるから、せっかく面白い原作をあれこれこねくり回して映画化して名作を台無しにしちゃうケースが後を絶たないんだろうなと反省しつつ、原作が全くそのまま実写化されても満足しきれないこの身勝手さ。ごめんよみんな、ほんとごめん。でもこれが人間だ。


日頃、原作の本があろうがなかろうが予習ゼロで映画を観ることが多いだけに、たまにこーやってしっかり原作読んでから映画を観るってのも面白いもんですな。てか本来はこーやって原作読んでから映画を観るのが正しい楽しみ方なんだろうな。でも映画観るためにいちいち原作読んでたら大変すぎるよね。だからほどほどでいいよね。てかこんなぬるいこと言ってる奴は、ジロリアンにとってはロット乱ししてる奴みたいなもんなんだろうな。


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