Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

ALTEC 604-8Gによるオーディオオフ会

2022-09-18 22:51:19 | オーディオオフ会

今日はオーディオオフ会の日でしたが、いつもの小野市のSさん宅ではなく、明石市のIさん宅にて実施。いつものシステムとはかなり異なった構成でのオフ会となりました。

今日のオフ会では、下記の2種類のアンプがエントリー。

1つ目は拙作、いつものシャーシによる6CD6Gシングルアンプ。そしてもう1つは、堺市のAさん作、STC 13E1によるプッシュプルアンプのモノアンプ2台になります。

6CD6Gのアンプは、ここ最近ブログに載せた6CD6Gを3極管接続にした構成とし、出力5W弱のアンプになります。

そして13E1は、過去に小野市のレコードを聴く会の試聴会で使用したアンプを再調整したもので、出力は軽く30W以上。

システム構成を簡単に説明すると、スピーカが、ALTEC 604-8G、プリアンプやイコライザアンプは自作のもの。そしてCDプレーヤがSONYのXE555ESをトランスポートとし、DACは、Iさんにて設計製作されたもの、アナログプレーヤが、DENON DP-3000になります。

各種プレーヤやプリ、DAC類は下記写真のような構成。ちゃんとシステム全体の写真が取れてなくてすみません。^^;

早速、拙作のアンプから試聴。

五輪真弓の「恋人よ」から。五輪真弓の張りのある歌声が、604から出ています。柔らかい音がでありながら、輪郭のしっかりした音。と心の中でひそかに自画自賛。音には厳しいYさんからもお褒めの言葉をただきましたが・・・そのまま受け取っていいものかどうか、少し悩むところ。^^;

そして13E1プッシュプルになります。

これは公の試聴会向けに製作されたためか、ド派手に青のLEDで管の下から照らしています。この球は、ダブルカソードで球1本あたりのヒータ電力が約30W、4本で120W、あとプレートロスが、聞きそびれたのですが相当な発熱で、夏に電気ストーブを置いた感じになりました。

音は、ダンピングの効いたしっかりとした低音で、心地よく604を揺らしています。相当な馬力を感じました。

ここで一旦、13E1の持ち主のAさんは、ご帰宅されたので、ここからは拙作のアンプにて、色々なソースを試聴。DACには、オーバサンプリングの機能があり、オーバサンプリングありとなしの音質の違いなど、日ごろめったに出来ない経験をさせていただきました。

Iさん自作のイコライザアンプも御開帳くださり、中身を確認。まるでメーカー製のキットのようですが、完全オリジナルです。

回路はオペアンプを使って、MCカートリッジの音をダイレクトにアンプに通しています。初段は、バイポーラ型のデュアルOPアンプでカートリッジのホット側、コールド側の信号を40dB増幅し、その後、CR回路によるRIAA、さらに20dBの増幅、0dBの増幅回路を経て出力しているそうです。電源トランスは、トロイダルトランスに黒い鉄製のカバーをつけて、漏れ磁束を抑えノイズ低減を図っています。自作の回路に基板は、基板製造会社に特注して製作しておられます。

私は、まだイコライザアンプは持っていないとお伝えすると、なんと、このイコライザアンプの基板が余っているとのことで、私にも分けてくださいました。私もそろそろ作ろうと思っていたので、ありがたく頂戴しましたが、オペアンプ類は持っていないので、部品集めから始める必要がありそうです。

そんなこんなで時間もあっという間に過ぎ、今日も楽しいオフ会が終了。いつもと異なるシステムでアンプの試聴ができた良い機会となりました。一同、またの機会を楽しみにしつつ、Iさん宅を後にしたのでした。

 


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