Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

小野市S氏宅でのオフ会

2024-02-11 21:56:07 | オーディオオフ会

今日は小野市のSさん宅にてオフ会です。総勢11名の参加でした。

今日のアンプのエントリは3台。1台目は、1619にはまり込んでいる和歌山のHさん作、1619パラプッシュモノ2台。

コンパクトに作られていて見た目はかなりかわいいアンプです。

超3結回路で帰還管にWE396Aを使用した贅沢なアンプです。音は、明るくもしっとりした音質です。女性ボーカルが際立ってよかった印象です。現在、1619を使用したアンプを3台製作中でマルチアンプ構成でスピーカを駆動するよう準備中とのことでした。完成したらどんな音になるのか楽しみです。

次は、拙作の3C33シングルで、昨日改造したアンプです。

どんな評価が下るのか、恐る恐るです。

第一声は、「中々いいやん」とのことでしたが、ここで喜ぶのはまだまだ素人。「そうですかね~」といったんは否定しておいて反応をうかがいつつ、おっ、これは本当かな、となんとなくわかってから、「そういうことにしておきましょう、結構苦労しましたし・・・」という感じで進めるのが、まあ、嗜みというのでしょうか。なかなか奥ゆかしい世界です。本当いうと自分でも音に深みが出てボーカルの息遣いも聞こえてくるようにうまく仕上がったかな、と思っていました。

そして、トリはなんと半導体式アンプです。

年末のオフ会でお世話になった、明石のI氏作のアンプです。I氏はオペアンプの達人で、このアンプも前段にオペアンプを使用し電力増幅段に2SK1058/2SJ162を使用した回路のアンプです。オペアンプは、高電圧でも使用できるものを使っているとのことでした。

音は、ダンピングの効いた音で、かつ高音がきれいな音です。静寂が感じられる音がしました。電力増幅段の電源には、懐かしいエルナーのCerafineを使用されており、時代を彷彿させる感がありましたが、中身は最新のオペアンプのようです。

大昔、オペアンプといえば741かLF356だった時代にLF356+2SK135/2SJ50で似たようなアンプを作ったことがありますが、当時は悲しくもスッカスカの音でなにもいいことはなかったのですが、このアンプを聴くと天と地ぐらいの差があるレベルです。しっかり力強くも静けさが伝わりきれいな音を奏でるという、半導体アンプはこれで十分ではないか、と思わせるような音質でした。

 

今日は、3連休の真ん中で交通量が多いだけでなく事故で高速道路の車線が3車線中1車線しか使えなくなっているなど、渋滞が激しく、S氏宅に着いたのはお昼前でした。なので今日はあまり時間がなく、3台のアンプの試聴とオーディオ談議であっという間に時間が過ぎていきました。

また、次回のオフ会向けに何か考えておこうと思います。

 


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