帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

イタリア語 とボヤキ

2024年05月07日 | 研究-教育・育児

この日記で、何度か紹介したことのあるギフテッドの男の子ですが、

昨日久しぶりにその子の父親と有ったら、すこしボヤいていた。  ン~~~~~

「どしたん???」と聞くと、 息子に”イタリア語→日本語&日本語→イタリア語” の辞書を買わされた?、

いや買った?とかで、価格が6000円オーバーとのこと。

「あららら!」  そりゃ高い・・・・

 

今年の春から、そのギフテッドは中学一年生になったわけですが、すでに中三までの英語は終わってしまっていて、

以前からイタリア語をチョロチョロトスマホで勉強していたらしいのですが、”本格的にやりたい”とかなんとかで、ねだられたらしい。

でもって、少ないお父さんの小遣いからの出費。 ブァハハハ!!(爆笑)

 

一日5分の英語勉強を小学6年生の春から自発的に初め、それだけしかやってないのに能力テストは当然満点。

他の科目も全く勉強せずにほぼ満点。

 

「全然、物足りないからイタリア語やる~~~~!」ということらしのですが、この子は運動面ではサッカーをやっていて、東京都のT1チームでがんばっている。

 

生まれて間もない頃、この子の持つ能力に気がついたのは僕だけど、2人の両親は特別な教育等は一切受けさせずに、

普通の子供と同じように、普通に学校に行って、普通に成長させて来ている。

 

特別教育など、”単なる親の自己満足”で有り、また、うちの子はコレコレだからと”他者への自慢ネタ”でしかない、

極めてそんな物はくだらない業である事を、よく理解しているからだけど、そうした親の愛情を受け、心の豊かな子に育ってるのは見ていて判る。

 

ちなみに、この子と話をしたり、一緒に過ごしていると、精神的な年齢は中学1年生では無く、18才くらいに感じられ、ただ、そうは言えどもやはりその年齢は、その年齢の子供の姿であり、特異的な吐出部分は有れども、きちんと普通の中学一年生に成長しているわけだ。

 

アメリカ等では、ギフテッドの子だと判ると、すぐに特別教育受けさせ、飛び級で大学生になったりして、

ところがそうした物は、初めは良いが、やがて精神的にも、人間的にも壊れる者達が非常に多い。

 

きちっと”普通”の成長(他の子達との普通の生活環境や友達関係)という過程を踏まないで先を走る事は、何一つよいことなど無い。

 

人は普通に育つ事こそが、最大の幸せなのだから。

 


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