帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

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ブレーキスイッチ & ブレーキキャリパーの交換 スズキエブリィ DA52W

2018年10月16日 | 雑記 修理等

最近、自宅で家内が使っているエブリィと 職場で物運びカーとして活躍しているエブリィの

メンテをやしましたので、その紹介記事。

まず始めは 家のエブリィのブレーキランプスイッチ。

以前ランプが両方とも点灯しなくなり、 原因がスイッチでしたので、それの分解整備をしました。

ただ、やはり接点が駄目になり始めると、 清掃だけではすぐにまた点灯しなくなり。

 

やはり交換という事になります。

ブレーキスイッチは 運転席の足元にあります。

交換するのは新品で、 価格は2000円位でした。

まず、古いスイッチをはずしま。

写真は取り付けの時のですが、取り外しも同じで、アンロック側にスパナで回すだけ。

古いスイッチ外したら、新しいスイッチを取り付け。

本当は差込穴の部品を付属で来た新しいのに交換すればいいのですが、面倒なのでそのまま古いのを使います。

調整はスイッチそそのまま差し込みます。

ペダルが上がった状態で、スイッチ先端のグレーの部分とペダルの間にほんの少しだけ隙(というかほとんど着座)間ができる状態がセットポイント。

後はその状態を維持したまま、 手でひねってスイッチを取り付けます。

硬いようでしたら、スパナ使いますが、 セットするポイントは重要なので、慎重に作業します。

このスイッチは、差し込む部分に適度なネジ切りがされていて、回すと自動的に少し上にあがり、それによりきちんと点灯ポイントがセットされるようになっています。

ペダルを踏むと スイッチの先端の黒い部分が出て、 内部の接点が付きます。

作業が終わったら、 誰かにブレーキランプを見てもらっている状態で、 実際にペダルを踏んでみて

問題ないかを確認して終わります。

 

 

次! 職場エブリィ君の右フロントブレーキキャリパーが固着した。

ほとんど乗らないでいたら、内部で錆でも発生したのか、完全固着で、 24時間ブレーキ状態。

そのままにしておく訳にはいきませんので、 中古品に交換します。

本当はこの部品も一度ばらしてシールとかを交換すべきなのですが、職場の敷地内で、そろそろ走るだけなのと面倒くさいのと、お金かけたくないので、 そのまま使用します。

ピストンは指で押したらスムーズに動くのでそのせいもあります。

ブラケット事外して交換しようとしたら、物の見事にはずれないので、 必要部分だけを交換する方向に変更。

こちらのボルトを緩めます。

次に新しい(中古)のキャリパーを分解。

使うのは青丸のピストンとシリンダー部、 あとはブレーキパッドです。

しかし・・・・・・完全固着で、古いブレーキキャリパーが外れません。

ボルト抜いたので、ブレーキホースを緩めて、叩き外します。

酷い固着

ブレーキパッドを交換して、

*本来は鳴き防止のための、ブレーキ専用 モリブデングリス等をピストンとブレーキパッドの接触面に塗りますが、手持ちのが無いのと、一般道を走るわけではないので、音が出ても関係無い事から省略。

あっ! 間違ってブレーキディスクとパッドの間にグリスを塗ると死にますです(笑)

新しい(中古)を取り付けますが、先にブレーキホースを取り付けて、スパナできちんと締めておきます。

レンチを2本使う必要があります。

固定出来たら、 ブレーキホースのサポートロックを外して、 ホースのねじれを取ります。

ねじれが取れたら、 ロックを戻す。

最後にエア抜きです。

エア抜きは二人でやります。

一人にブレーキをめいっぱい踏んでもらい、キュッ!とブリーダーを緩めてすぐ閉める。

この時ブレーキ液が飛び出てくるので、ホースを指して、 コップ等に受けます。

ブレーキリザーバータンクの液が当然減りますので、キャップ開けて抜くたびに注いでいきます。

踏んではブリーダーを緩めを繰り返して、 ホースの中にエアが混ざらなくなったら、エア抜き完了。

 

以上、二つのメンテナンスでした。

注意:この記事はあくまで僕のやった作業を記しているだけです。

車両のブレーキ整備不備は即事故に繋がりますので、この記事をみて真似はしないでください。

真似して作業を行い、それにより起きた一切の損害や事故における損害賠償には応じられません。

僕は自動車整備士の資格を持っているのでやっていますが、 無資格者のやる作業ではありませんので

予め、その旨記載させていただきます。


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