教育実習生として、6月の初めから私立高校に通っている家の娘。
昨日、某私立学校から教員としての採用に関してのお誘いらしき物があり、これで二校目だそうだ。
国大の受験に落ち、一時は「働く!」(高額な”私大学費を払う親を心配して)とまで言っていたのを、「”遊ぶために”大学へ行け!」と
背中を押したのは僕だ。
そこで娘が考えたのは、教育学部のある短大が併設されている体育系大学。
セイルの付いた乗り物の、日本代表選手団の一人として世界大会に望んで、運良く?銀メダルだった事もあるだろうけど、学校推薦と併せてほぼ無試験?にて通過。
まずは短大の教育学部を卒業することで、 幼稚園と小学校教員の免許を取得、
成績が良かったこともあるけど、4年制大学への編入は当たり前のように通過したので、現在は中学校と高等学校の教員免許を取得するための実習中というわけだ。
普通は4年間で全種類の免状を取得することが絶対に出来ないことから、卒業後はどちらかにしか行くことが出来ない。
国立大学に落ちた怨念なのか?までは僕には解らないけど、ピンチというか逆境というか?を逆チャンスとして、あえて教員免許の全種類習得という方法に出た。
私立学校は幼稚園から高等学校(大学含む)までの一貫教育をしているところが有り、そうした学校にとっては、全種類の免許をもつ先生というのは必要なものらしい。
教員の青田刈り?なんていうのが有るのかは知らないけれど、実習で教壇に立つ娘の姿や生徒に取り囲まれている様子等、
なにがしかの評価のデータ共有という物が学校同士で有るのかな~??
来年の春になれば嫌でも世の中に出ていかねばならない我が子だけど、 帰宅した娘に「どうだ?学校は?」と聞くと、毎日色々と生じる問題に対して立ち向かう先輩先生達の姿は、単に生徒だった立場で見ていた世界とは全く違う物だと言う。
立ち位置変れば、視点も変るわけで、知らなかった事を知り、学校経営という全体を見渡しての考え方、同時に教員として生徒と接する
難しさと楽しさ、教育の面白さというものに触れながら様々な事を学んでいるらしい。
卒業後にどんな人生を歩んでいくのかは僕には分からない、ただ一つ言えるのは、人様の迷惑になるような生き方だけはするなと・・・・
それが僕の子育てのど真ん中に有って、絶対に揺るがない物でもある。
「21歳の青春、 頑張れや~~~!」 ウンウン