安倍政権に舵取りを任すのは不安

本日より、日本政府は中国と韓国からの入国者の2週間隔離やビザ無効措置を取るという施策に突入した。予想通り、韓国は、おとなげない対抗措置を即座に発表し、政治問題化させるというこれもまた信じられない対応であった。入国制限の施策は、専門家会議からあった話ではなく、安倍首相の独断であるようである。新型コロナの水際対策としては、1か月も遅いタイミングで、しかも中国が縮小傾向にあるので、日本国内での感染が拡大している現時点では入国制限は効果が期待できるものではなく、かえって、経済活動、社会活動に大混乱を与えるだけである。強制ではなく、要請とはいうものの、日本の社会に大混乱を招いていることは間違いない。

1週間前に、やはり独断で全国の小中学校を一斉休校させる要請を発出し、社会に大混乱を招いたことを反省するどころか、さらに社会を混乱させる新たな施策を強行したことになる。このまま、暴走を放置すると日本はとんでもない方向に進んでしまう恐れがある。入国制限を開始した９日の株価は、予想通り、さらに大暴落して、日経平均株価も2万円を切るところまで落ち込んでいる。世界も日本の経済も完全に吹っ飛んでいる。新型コロナ問題は、一種の天災かも知れないが、もはや日本では人災になっているともいえる。このまま日本のかじ取りを安倍政権に任せていたら、日本沈没もありうる話である。オリンピックも中止の可能性が出てきているが、原因の一つは、後手後手に回っているトップのリーダーシップ欠如であるといえる。

久し振りの一人暮らし

妻が急遽子供と孫のいるタイに行ってしまったので、はからずも久し振りに一人暮らしをする羽目になった。1ヵ月以上の一人旅の経験は何回かあるが、1ヵ月近く、家に一人で留守番をするのは、初めてである。1週間程度であれば、何回か経験しているが、長くなると食生活に不安が出てくる。外食はあまり好きではないので、基本的には、自炊となる。朝は、パン食なので、問題なく、昼も普段から麺類を中心に自分で調理しているので、問題ないが、夕食については、従来は、週1回だったので、これが毎日となるとある程度メニューを考えていく必要性がある。

料理自体は嫌いではないので、問題ないとは思うが、ある程度限られたメニューになる恐れがある。肉か魚をメインに、おかずは、3-4種類作る予定である。総菜を買ったり、作っても簡単なものになるとは思うが、1か月位であれば、何とかなるとは思う。便利な一人鍋の調理器具もあるので、鍋料理が多くなりそうな気もする。年金生活者にとっては、お金のかかる外食もあまりできないので、つましい生活が暫く続くものと思われる。自由時間が多くなるので、開放的に外に出たいとは思っているが、新型コロナウィルス問題で、やんわりとした外出自粛要請があるので、電車に乗るのも躊躇してしまう。映画や会合も避け、自宅で過ごすことが望まれているので、困ったものである。今のところ、体育館での卓球の練習は、中止になっていないので、気晴らしができるが、感染拡大が続いているので、いつ中止になるかも知れない情勢である。また、ここ数日、腰を痛めていて、整体に通い始めている。立って歩いている分にはあまり問題ないが、座っていて立ち上がる時とかに痛みが走る。暫くは、我慢の生活が続きそうである。

雑司ヶ谷霊園の偉人たち

誕生日に雑司ヶ谷霊園に初めて出かけ、そこに眠る偉人たちのお墓参りに行ってきた。雑司ヶ谷という名前は駅名で知っていたが、そこに大きな霊園があって、偉人が多く眠っていることを初めて知った。

都立の霊園であるが、区画が綺麗に整理されていて、区画の番地さえわかればどこにお墓があるか容易に探すことはできる。しかし、現地では、偉人といえども、小さな案内板があるだけなので、何となく歩いているだけではお墓を見つけることはむずかしい。幸いにも、ネットで有名人のお墓のマップと番地を用意していたので、あまり迷わず、次から次へとお墓参りをすることができた。

霊園の入口から、マップを見ながら13人のお墓を見て回ったが、お参りした順番で有名人を紹介すると

①永井荷風　②小泉八雲　③東條英機　④大川橋蔵　⑤泉鏡花　⑥金田一京助　⑦ラファエル・ケーベル　⑧竹久夢二　⑨夏目漱石　⑩ジョン万次郎　⑪東郷青児　⑫島村抱月　⑬サトウハチロー

夏目漱石のお墓がここにあるとは知らなかったが、大きな案内板はなく、地面近くに小さな案内板があるだけであった。しかし、お墓自体は大きく立派であった。上の13人だけでなく、そこそこの有名人もさらに何人かはここに眠っているようであった。お墓だけを見ていると、かっての偉人・有名人といえども行く末の姿を見るようで寂しいかぎりで、感慨深いものがある。

画像は、霊園MAP

お墓参りアルバム：https://youtu.be/D_oSHutSmiA

連続日記・ブログ100日達成は誕生日

ここ数ヶ月、徒然草の境地で、日記・ブログをほぼ毎日書き続けていたが、本日をもって、連続100日を達成した。100日目が誕生日と重なったので、誕生日への記念プレゼントと勝手に解釈している。連続で書けるということは、2泊以上の泊りがけの旅行に出ていないことの証明でもあり、寂しい感もある。毎日にこだわっているわけではないが、何となく連続で書く結果となった。今は、構えることなくそこそこ自然に気楽に書くことができ、話題のピックアップもそれほど悩むこともないので、続けられてきたのかも知れない。しかし、今後はペースを少し落としたいと思っている。

お互いの誕生日には、必ず、記念の食事や旅行などに出かけていたが、今回は、突然のスケジュール変更で、一人になってしまったので、急遽、大泉学園の姉のところにお邪魔し、夕食をご馳走になることになった。折角、遠くまで行くので、途中、池袋で雑司が谷霊園に立ち寄り、夏目漱石、泉鏡花、ジョン万次郎、小泉八雲、永井荷風、竹久夢二、サトーハチロー等の文化人のお墓参りに行ってこようかと思っている。

相田みつをさんの日めくりカレンダーの6日の言葉は「しあわせはいつも自分のこころがきめる」である。毎月６日の月誕生日ごとにこの言葉を噛みしめている。自分の心がきめることができると考えるとホッとできる。トイレにカレンダーが架かっているので、今日一日、一番好きな言葉を眺めることができて幸せである。

タイへのフライト緊急手配

タイの子供からSOSが入り、10日に妻がタイに行く予定であったが、急遽5日に変更し出発した。新型コロナ問題で、タイへの入国ができなくなる恐れがあるのと1日でも早く来てほしいとの要望があったもの。LCCなので、先に予約した約3万円はすべてパーとなり、新規に取り直すことにしたが、先のタイ・ライオンエアは、往復14日以内という条件があるため、断念し、スクート(Scoot)いう別のLCCの予約を手配した。約1ヵ月の滞在とし、運賃は、往復で25㎏の手荷物及び座席指定料金込みで、39,378円であったので、これまた極めて格安な航空券手配となった。非常事態発生から2時間もしないうちに、初めて使うLCC手配とエアポートハイヤーの手配を含め、全ての予約変更処理が完了し、我ながら感心した。

新型コロナ問題で、旅行会社も航空会社も電話はほとんど繋がらない状態が連日続いており、頼れるのはネット情報とネット予約のみである。相談するところがないので、今迄の経験と勘に頼らざるを得なかった。新型コロナ問題で、旅行業界も航空業界もガタガタになっている。各種変更手続きばかりに追われ、利用客も激減しているからどうしようもない。日本経済もガタガタになるし、オリンピックの重圧もあるし、日本沈没になるのではないかと心配される。世界同時株安から世界恐慌に移行する可能性もある。いまだに新型コロナの発生元も特定できていないし、武漢にはウィルス研究所があるので、そこから流失したのではないかとのまことしやかな情報もある。これからの解明が待たれる。

妻はパートタイマーの仕事があるが、急遽、一ヵ月間すべて休みを取らせてもらうことにしたが、これも子供や孫のためになせる業である。本来であれば、一番暇にしている自分が手伝いに行けばいいのだが、ほとんど役に立たないので、やむを得ないところである。空港から子供が住んでいるシラチャの町まで、ハイヤーサービスも手配したが、2000バーツ（約8000円　約2時間）であった。日本でも新型コロナは大問題になっているが、タイも同じような状況にあるという。荷物に大量の食品やマスクを詰め込み、まるで運び屋と化して、タイへ飛び立った。

今年のお花見はどうなる？

新型コロナウィルス感染拡大に伴い、我が卓球クラブの3月の行事が見直しをせまられた。まず、今年の全日本卓球選手権の男子ダブルスの優勝者等を招いての卓球講習会を30日に予定していたが、残念ながら中止することにした。感染拡大防止のため、いろいろなイベントが中止されていることもあり、やむをえないところである。また、27日に予定していたお花見も中止することにした。屋外行事であるが、一か所に20-30人集まって飲み食いの宴会をやることは好ましくないと判断した。4日に東京都から花見宴会自粛の要請も出されたが、それに先立つ決断であった。

今年の桜の開花は例年に比べて、10日以上早まっており、東京の開花は今のところ15日頃とすぐそこである。それまでに、新型コロナ問題が収まっているとは到底思えない。この非常事態の最中に、宴会のドンチャン騒ぎなどやめさせるべきである。

体育館自体はまだ閉鎖にはなっていないが、区やスポーツ協会主催のイベントはすべて中止になっている。体育館での卓球練習も今のところ予定通りとしているが、新潟で卓球スクールから感染が広がったというニュースもあり、しばらく中止すべきかどうか迷いどころである。いっそ、体育館の全面閉鎖とか北海道のように外出自粛要請とかのほうが諦めというか対処しやすいが。。。皆どうしているのであろうか？　

3月に入っても拡大一方の状況からすると、世界中から何十万人、何百万人もの人が一堂に会するというオリンピックの開催は、ほぼ無理ではないかと思えてくる。強行して、問題が発生したら、責任問題は必至であり、安倍首相の首など吹っ飛ぶことになろう。天罰が下されなければいいが。。。

銀行口座やクレジットカードの整理

何年も生きていると、銀行口座やクレジットカードもそれなりに多くなり、コントロール不可となってくるが、終活の一環として、整理しつつある。まず、銀行口座では、海外ATMでのキュッシュ引き出しで便利に利用していた新生銀行がそのサービスを中止したので、メリットなしとして、解約した。また、住信SBIネット銀行もメリットがないので、解約し、現有は、メインのみずほ銀行、それにゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、東京スター銀行及びSBJ銀行の5つとなった。預金額が一番多いのは、SBJ銀行である。韓国系の邦銀であまり好きではないが、金利が群を抜いていいため（例えば、1週間預金の金利が現在、0.125）、定期預金はここに集中させている。恐らく、全銀行の中でもトップクラスの金利だと思う。また、東京スターも最近はあまりメリットがなくなってきたため、整理も検討している。

また、クレジットカードも一時はかなりの枚数を持っていたが、整理中である。最近では、オリコカードをやめた。それでもそれぞれの用途があるため、今は、JALカード(VISA)、イオンカード(VISA)、楽天カード(MASTERCARD)、ウォルマートのセゾンカード(AMEX)の4つに絞っている。それぞれ、買い物の際に割引になるので、やめられない。いろいろな会員カード、ポイントカードもあるので、いつも財布はカード類でパンパン状態である。スマホで一本化できないものかと思う。終活の一環として、さらに整理しておく必要性を感じている今日この頃である。

タイ往復航空券は格安

3月10日から妻が急遽孫のいるタイに子供家族の世話のため行くことになった。安い航空券を探していたら、タイ・ライオンエアというLCCの航空券に行き当たり、予約を入れた。ポイントは、安くなおかつ帰りの便変更も可能という条件であったが、うまくマッチしたためである。

テレビCMもやっているエアトリという旅行会社でネット予約したが、旅行会社の手数料3300円を含めても往復で29,180円であった。羽田=大阪の最安値運賃とほぼ同じであるから、ビックリするほど安い。週末を避ければもっと安い運賃もある。受託手荷物は別途重量に合わせ料金を払う必要があるが、1KG単位で設定されていて、リーズナブルである。15KGなら2590円、20KGなら、3370円程度である。まだ調べきっていないが、帰路便の変更も変更料金を払えば、可能とのことである。こんな運賃でやっていけるのかと心配するくらいである。

5月にJAL系のZIPAIRというLCCが新規に成田＝バンコクに就航することになっているが、運賃は一体いくら位になるのであろうか？バンコクでの空港は異なるが、タイ・ライオンエアより大分高いのではないかと思われる。この路線には、タイ・エアアジアXも飛んでいるので、激戦区である。ZIPAIRの第一便に搭乗を計画しているが、時間も運賃も未発表である。新型コロナウィルス関連で延期されるのではないかとの心配もある。新型コロナによる航空会社へのインパクトは計り知れないものがある。観光旅行もビジネス出張も大幅に減っているはずであり、観光関連企業や航空会社の倒産も心配である。昨今の株価の大暴落を見ると世界的大恐慌が現実味を帯びてきたのが恐ろしい。

東京マラソンを観戦

3月1日、新型コロナ問題で38000人もの一般ランナーを排除した形でエリートランナーだけが走る東京マラソンが実施された。男女合わせて、約180人のランナーが走ったが、やはり注目は、設樂悠太、井上大仁選手と大迫傑選手の一騎打ちであった。オリンピックレースは札幌になってしまったので、東京では見られないと思い、沿道応援の自粛要請はあったものの、高輪の折り返し地点に自転車で出かけた。自粛効果か沿道はそれほど混んではいなかったが、やはり生観戦は迫力を感じる。

3人目のオリンピック選考がかかる大事なレースであったが、結果的には、大迫選手が、自ら持つ日本記録を更新し、全体で4位に入った。これでオリンピックの代表をほぼ手中にした。また、日本新記録を出したので、さらに1億円のご褒美を獲得したものと思われる。

東京マラソンといえば、2007年に第1回が行われ、業務上も少し関わっていたので、当時スタート地点にも立ち会った。また、子供もマラソンに挑戦し、制限時間ぎりぎりで完走できたので、思い出深い第1回大会であった。あれから、もう14年も経つが、東京マラソンも年々人気が出て、世界に冠たるマラソン大会の仲間入りができている。今回はやむを得ずエリートランナーだけの寂しい大会となったが、日本新記録が出たので、印象に残る大会となった。大迫選手については、早稲田大学の頃から応援しているので、日本新は嬉しい限りであるが、順位はあくまで4位であり、オリンピックでメダルをめざすなら、さらに一歩上に行く必要がある。

写真は高輪付近（36㎞地点）の大迫選手