
2023年4月15日からフィリピン入国の際は、出入国カードが廃止され、e-Travelへの事前登録が必須となったようであるが、今回旅行の前々日まで全く知らなかった。旅行会社からの的確なリマインダーもなかったし、ガイドブックを読んでいて初めて気が付いた。出発の72時間以内しか登録が出来ないということも落とし穴である。ネットから登録サイトに入り、様々な個人情報や旅行情報や手荷物情報や健康情報の登録が必要で、写真も必要である。あまりに登録事項が多い上、英語のサイトなので、悪戦苦闘したが、何とか登録に成功したようである。旅行会社にクレイムし、なんとか家族の登録もできたが、かなり難しい作業といえる。
また、出国時は登録不要なようであるが、詳しい制度がわからず、右往左往する。登録にあたって長い英語での但し書きも読む必要があり、英語が得意ではない普通の旅行者では、まず登録は無理との印象を持った。旅行会社の話では、皆、スマホで難なく登録しているというから驚きである。なんでこんな重要な情報をツアー申込者にきちんと伝えないのか疑問を感じた。調べて見たらツアー申込の情報には、目立つところにはこの登録のことは表示されておらず、「案内書類・チケット」の項目のなかにこの登録必須の旨の情報が記載されていた。要するに、細部まで読んでいかないとその情報に行きつかないし、「案内書類・チケット」という見出しは不適切である。それに出発72時間前の時点で、登録ができているかリマインドの通知があるべきである。何の連絡もないので、ガイドブックを読まなければ、登録のことは全く知らずに当日チェックインに向かうところであった。
ビザ取得のためなら、写真付きの申請も分かるが、単なる出入国カードの代わりに、詳しい情報をオンラインで登録させられたのは初めてである。このような国は、他にもいろいろあるのであろうか?旅行会社によるとシンガポールやインドネシアも同様の事前登録を要求しているようである。入国カードの提出はありうるとは思っていたが、写真付きの事前登録が必須だったとはビックリであった。それほど治安が悪いのであろうか?海外旅行もやりにくい時代になったものと実感する。無事入国できることを祈っている。
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