2年振りに脳のMRI検査を受けた。体調が今一なので、健康診断のつもりで、血液検査、尿検査、腹部のエコー検査、胸のレントゲン検査、大腸がん検査、脳のMRI検査を受け、6月には胃の内視鏡検査を予定している。定年退職後は、会社から定期健康診断の案内はくるが、一回も受けたことがない。受けた方がいいとはわかっているが、面倒なのと、健康診断で悪いところが見つかっても直してくれる保証がないので、二の足を踏むのである。
定期的には受けていないが、上記のような検査は時々やっている。今回の血液検査では、基準値範囲には入らなかったのは、総コレステロール(+2)、赤血球数(—16)、血色素量(—0.9)、MCHC《平均赤血球ヘモグロビン濃度》(—1.3)の4項目だけであった。毎夕食時、プルーンを食べている効果が出たのか、いつもひっかかる鉄分数値は基準内に入ったが、貧血がらみの数値は前回同様基準から少し外れ、相変わらずの貧血傾向を指摘された。それでもその他の項目はすべて基準値範囲に入っていたので、年を考えるとまあまあかと安心した。
尿検査、腹部のエコー検査、胸のレントゲン検査、大腸がん検査は、異常なしということであったが、脳の検査では、脳の外側に腫瘍らしきものが映っているとのことで、脳神経内科の先生から脳神経外科の先生に紹介を受け、詳細な診断結果を受けた。2年前にも同じMRI検査を受けており、その画像との比較で、その影を分析していたが、前回の検査でも同じような影が少し映っているため、2年間でそんなに大きくなっていないので、悪性はなく、経過観察するだけでいいとの最終診断を受けた。脳内は複雑で、影の原因も不明といわれた。放射線科の技師がよくこの影を見つけたなというのが先生の感想で、普通だったら見逃すだろうとのことであった。脳内の断層画像など最近の医療機器はすごいなとも感じたが、脳の血管はまあまあ綺麗とのことで、ひとまず、ちょっと安心した。胃の内視鏡検査は、区の検診の一環でやるので、2000円で済むが、何回やっても嫌であり、結果も心配である。
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