JALは、エアバスA350-900を導入し、2019年9月1日から運航を開始しているが、その就航を記念して、嵐JET6代目となる特別塗装機を11月26日から就航させた。国内線CMキャラクターとして嵐を起用して10年になるが、嵐も今月CDデビュー20周年を迎えるとのことで、感謝の気持ちを込めて「20th ARASHI THANKS JET」と名付けられた。5人の当初の顔と今の顔が機体の両面に描かれているという。
嵐は、来年解散することをすでに宣言しているが、今でも国民的人気はダントツであり、JALも相当恩恵をこうむっていると思う。この10年は嵐さまさまであったので、来年の嵐解散以降が心配である。国内での特別塗装機の一番乗りは、1993年のクジラを描いたANAの「マリンジャンボ」であったと記憶するが、その後、今に至るまで雨後の筍のように様々な塗装機が出現し、大空を飛んできた。実際に搭乗したことがあるのは、1993年12月13日にマリンジャンボJr.(子クジラ)の初便と日本トランスオーシャン航空(JTA)の「ジンベエジェット」だけである。外から見るといいが乗ってしまうと中からはその雰囲気が十分味わえないのは残念という思いがあった。
特別塗装機は、一時は世界中で流行っていたものの、ブームは去っている気もするが、今でもいっぱい飛んでいるのであろうか?印象に残っているのは、ディズニーキャラクターを描いたJALドリームエクスプレスやリゾッチャなど初期のものである。オリンピックがらみでは、オフィシャルパートナーしてJALとANAが同じデザインで塗装した航空機が飛んでいるのも面白い。また、アテネから聖火を運ぶ「TOKYO2020号」と名付けられた特別輸送機のデザインも先日発表されており、機体にJALとANAの両社のロゴが描かれるという画期的なデザインとなっているとのことなので、是非実物を見てみたい気がする。
画像は、嵐ジェットとオリンピック聖火特別輸送機
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