高市早苗経済安全保障担当相は8日の参院予算委員会で、放送法の政治的公平性の解釈を巡る総務省の内部文書に関し、「なぜ不正確な文書に従って私が辞めないといけないのか」と議員辞職を否定したという。総務省は7日に「行政文書」と認定したが、高市氏はこのうち、自身に関する4枚について「捏造だ」と主張したという。公開されない文書で捏造する意味はないし、高市氏は完全に追い込まれている。
高市氏の発言も問題だが、当時の安倍独裁政権が総理補佐官を使って、勝手な政権運営していたことが暴露されたことを意味する。その総理補佐官は権限外の放送法の問題で裏で動いていたことになるし、安倍政権ではテレビ番組に政治介入していたことも明らかになった。ここにきて安倍政権のひどさが明るみになった形だが、自因自果、因果応報で安倍なき後は日本にとってよかったということであろう。高市氏は、自己保身に必死だが、やめさせるべきであろう。放送法をめぐる4枚の行政文書や当時のやりとりやについて、一月万冊のジャーナリスト、佐藤章氏が詳しく解説してくれている。マスコミをコントロールしていた安倍政権のひどさを新たに痛感した次第である。
日刊ゲンダイ記事(3/8): https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/319740
一月万冊による分析(3/8): https://youtu.be/_dtn9lw9lx0
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