浪漫飛行への誘(いざな)い

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しあわせはいつもじぶんのこころがきめる

2018年06月27日 08時24分40秒 | 住まい
相田みつをさんの大好きな言葉で、その書はいつも自分の部屋に飾ってある。すでに古希を迎え、今までの人生を振り返ることが多くなってきたが、居間でくつろぎながら、外を眺めると電車が模型電車のように動く風景が目に入る。ふと、この住まいでよかったのか頭によぎる。そういえば、自分の選んだ高校、大学、企業、結婚、住居、趣味等は結果論としてどうだったのか?人生のいろいろな場面で選択をせまられることがあるが、その積み重ねが現在の自分である。昔、カルヴァンの運命予定説なんていうのがあったが、自分の人生は選択の連続なので、予定通りなんていうのはあり得ないかもしれない。その都度の選択が正解だったのか、不正解だったのかは、人それぞれであるが、まさに「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」である。

まずは今の住居を振り返ってみたい。

品川界隈に住み始めて約35年になる。出身は、東京都下の日野なので、多摩地区に馴染みは深かったが、当時の職場が東京駅周辺という環境にあった。子供も小さかったが、職場にも羽田にも近いという住まい探しをしていて、辿り着いたのが品川界隈であった。最初に買ったマンションは、11階建てで最寄駅から6分、テニスコートのある公園が隣接(道路を渡らず遊びに行ける)、小学校が目の前で、通学時間は1分、通勤も東京まで20分ちょっと、車の騒音もなく、南向きで日当たりがいいと好条件で比較的安い新築物件を購入することができた。難点は、駐車場が確保できなかったこと、57m2でちょっと狭かったこと位で当時としては大正解であった。先約で6階の一室を確保していたが、目の前に5階建てのマンションがすでにあったため、一般売り出し日に徹夜して、さらに上の8階の部屋を手に入れた。その数か月後に、近くになかなかいい14階建てのマンションが建てられたが、すべて抽選ということで買える確率は低かったと思われるで、徹夜しても確実に手に入れられた最初のマンションは大正解であったと思う。

1982年10月に購入したが、1985年5月にはドイツのフランクフルトに転勤になってしまったので、マンションは人に貸すことにして、結果的には実質2年半位しか住むことはできなかった。子供は、小学校に通うまでになっていなかったので、その恩恵はなかったが、隣の公園は十二分に活用させてもらった。品川宿という周辺の環境もよく、通勤は、20分ちょっとで足回りによさを痛感していた。

ドイツから帰国した後、名古屋勤務を経て、1992年4月に品川の自宅に再入居した。子供は二人とも小学生で、通学1分の恩恵を受けたが、子供部屋が確保できない状況に鑑み、90m2以上の広いスペーズのあるマンションを探すことにした。この界隈をあらゆる面で大変気に入っていたので、界隈の中古マンションを探すことにしたが、バブル崩壊からそんなに経っていないので、価格の相場もかなり高額であった。

また、90m2を超えるマンションとなると物件が少なく、広告を見て、不動産屋さんの紹介で一つの物件を内覧したが、今一という感があった。不動産屋さんから広告はまだ出していないが、もう一つ90m2クラスのマンションがあるとの紹介があり、急遽内覧することになった。内覧即、気に入って、1993年10月には購入することにした。それが今の住まいであるが、特に気に入ったポイントは、①駅から3分と便利 ②旧東海道、品川宿にあるので、閑静で神社仏閣等江戸風情が残っていること ③96m2もある角部屋で、居間も広く17帖もあること ⑤玄関から中が見えないレイアウト ⑦広いテラスが付いていること等々である。マイナス面は、南向きではないこと、駐車場がないことの2点のみであった。

バブル後そんなに経ってないので、価格もそこそこ高額であったが、保有のマンションも高く売れたので、差額負担はさほどでもなかった。話によるとバブルピーク期は1億2000万円位したそうなので、ラッキーでもあった。持ち主は、イタリア人の男性(上智大学の哲学の教授)と日本人の女性で当時カナダのビクトリアに住んでいて、契約のために、わざわざ来日された。契約以降もひょんなことでおつきあいが続き、定年後のカナダ留学時も大変お世話になった。

今のマンションに住み始めて、早25年になるが、今では子供達が家を出て行き、96m2にたった二人で住むという贅沢をしている。狭いところへの引越しも考えたが、住み慣れたところからの引越しはよほどの環境変化がないと踏み出せないのが実情である。今の住まいには大変満足しており、「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」ところである。

写真は、最初のマンション

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