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政府のコロナ対策は明らかに間違っている~まさに「盲人の寓話」!

2021年08月04日 06時45分56秒 | 政治

菅政権が8月2日、突然「中等症患者は原則として自宅療養を原則とする」という方針を発表したことにビックリした。感染の急拡大に伴い、自宅療養者が急増する中、菅首相は、「重症患者や重症化リスクの特に高い方には、確実に入院していただけるよう必要な病床を確保します。それ以外の方は自宅での療養を基本とし、症状が悪くなれば、すぐに入院できる態勢を整備します。」と表明したが、目を疑った。デルタ株感染の場合は、症状が急速に悪化することが報告されているのに、信じられない方針転換であり、明らかに間違っているし、無責任である。感染する場所で一番多いのは、家庭であり、飲食店での感染はさほど多くないが、お酒の提供の禁止ばかりに力を入れていること自体トンチンカンである。中等症の人を自宅療養にとどめたら、感染が拡大する恐れがあり、急変する中等症の人が手遅れになる可能性も大きい。これでは、自宅療養ではなく、自宅放置である。隔離場所の確保を怠ってきて、収容施設が足らないので、自宅待機を強要するとは、とんでもない話である。すでに、東京では14000人以上が自宅療養をしているという。一方では、五輪のために、医療施設を確保しているのであるから、国民の命を第一に考えているとは到底思えない。

コロナのような感染症対策の基本は、検査と隔離しかないが、安倍・菅政権は、両方とも十分な対策を講ずることなく、現在に至っている。政府が委任している専門家連中自身が間違った見解に基づき、間違った対策を提言しているので、どうしようもない。有効なコロナ対策をやるには、政権を交代させること、専門家のメンバーを総取っかえするしかないような気がする。自分の失政を国民に押しつけているだけである。

ピーター・ブリューゲルの「盲人の寓話」の作品のことが一月万冊でも言及されているが、今の、菅政権を見ていると、まさにその通りである。新約聖書マタイ福音書に記されており、盲人が同じ盲人を導くことによって、ついには両者とも穴へ墜落してしまうという寓話に基づいているという。菅首相も専門家の連中もまさに盲人であり、我々盲人を地獄に導いているような気がしてきた。早く何とかしないと日本国民は皆、「盲人の寓話」の世界に入ってしまいそうである。

画像は、ブリューゲルの作品

TBSニュース23(8/3): https://youtu.be/4n4oPRxmfzk

一月万冊の考察(8/3): https://youtu.be/ZHIh4M3VIAE



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