来る9月19日から23日まで、岩手県の北上市で第18回アジアマスターズ陸上競技選手権大会が開催されるが、現役時代の仕事の関連で、大会に来る国際陸連、世界マスターズ連盟からの3人の役員のプロトコールを頼まれ、18日から参加することになった。
マスターズ陸上とは、参加資格は35歳以上で、5歳刻みの年齢カテゴリーで、競技を競うもので、今回は、アジア16カ国から約900人(日本マスターズ大会を兼ねているので、全体では約3000人)が参加予定とのことである。
この大会で話題になりそうなことが以下の2点である。
1 116歳のインド人男性が参加の申込を行なっていること。ギネスの世界最高齢記録は、日本人で111歳であることがごく最近ニュースでも話題になったが、提出されたパスポートには、1897年10月6日と記載されており、パスポート上は、116歳である。先のインドの大会の200mで46秒74で優勝したことが、地元の新聞にも掲載されたが、現行の100歳以上の部の世界記録が77秒59であることから、あまりにも速すぎ、年齢が極めて疑わしい。新聞の写真はどう見ても100歳以下であり、本当に116歳だったら、インド人もびっくりである。
日本をはじめ、世界の多くの国では、正しい生年月日が維持されていると思うが、アフリカの国々でも、誕生日が1月1日という人も多く、いつ生まれたのか、本人は知るよしもなく、インドでも、生年月日がきちんと管理されているとは思えない。パスポートがその生年月日で発行されているので、公式のものとも言えるが、実際の年齢証明ってどうやってやるのか疑問が生じる。ギネスの最高年齢って何を根拠にやっているのか興味あるところである。
2 タレントの武井壮さんが短距離と4x100mリレーに出場し、40-44歳の部のリレーで世界記録を狙っているとのことである。先の沖縄でのマスターズ大会で,42秒25というアジア記録を樹立したが、世界記録には100分の5秒及ばず、今回の北上での大会で世界記録を狙うと宣言していることから、テレビ局やマスコミが取材に来るものと思われる。
マスターズの大会は、5歳刻みの年齢カテゴリーで競うが、ゼッケンにはその年齢が書かれているので、見ていてもとても面白い。70代、80代でも若々しい選手も多く、その走りぶり、投げぶり、跳びぶりに驚嘆することがしばしである。今回の最高齢は、103歳の日本人(疑惑のインド人を除外)とのことであるが、普通だったら、歩けるだけでもすごいのに、まさに競技で走るなって信じられない世界である。
日本人の寿命が男女とも世界一になったようであるが、問題は健康寿命である。今のデータでは、男性70.42歳、女性73.62歳が健康寿命である。長生きしても寝たきりや介護を受けている状態では、生きていいる楽しみもないが、それを考えるとこういった大会に出て来られる高齢者は羨ましいかぎりである。健康維持のためにも、いくつになってもスポーツを楽しみたいと願っている。エントリーフォームにある「生涯青春」の文字がまぶしい。
116歳のインド人を取り上げたNHKのニュース:
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140903/k10014322591000.html
マスターズ陸上とは、参加資格は35歳以上で、5歳刻みの年齢カテゴリーで、競技を競うもので、今回は、アジア16カ国から約900人(日本マスターズ大会を兼ねているので、全体では約3000人)が参加予定とのことである。
この大会で話題になりそうなことが以下の2点である。
1 116歳のインド人男性が参加の申込を行なっていること。ギネスの世界最高齢記録は、日本人で111歳であることがごく最近ニュースでも話題になったが、提出されたパスポートには、1897年10月6日と記載されており、パスポート上は、116歳である。先のインドの大会の200mで46秒74で優勝したことが、地元の新聞にも掲載されたが、現行の100歳以上の部の世界記録が77秒59であることから、あまりにも速すぎ、年齢が極めて疑わしい。新聞の写真はどう見ても100歳以下であり、本当に116歳だったら、インド人もびっくりである。
日本をはじめ、世界の多くの国では、正しい生年月日が維持されていると思うが、アフリカの国々でも、誕生日が1月1日という人も多く、いつ生まれたのか、本人は知るよしもなく、インドでも、生年月日がきちんと管理されているとは思えない。パスポートがその生年月日で発行されているので、公式のものとも言えるが、実際の年齢証明ってどうやってやるのか疑問が生じる。ギネスの最高年齢って何を根拠にやっているのか興味あるところである。
2 タレントの武井壮さんが短距離と4x100mリレーに出場し、40-44歳の部のリレーで世界記録を狙っているとのことである。先の沖縄でのマスターズ大会で,42秒25というアジア記録を樹立したが、世界記録には100分の5秒及ばず、今回の北上での大会で世界記録を狙うと宣言していることから、テレビ局やマスコミが取材に来るものと思われる。
マスターズの大会は、5歳刻みの年齢カテゴリーで競うが、ゼッケンにはその年齢が書かれているので、見ていてもとても面白い。70代、80代でも若々しい選手も多く、その走りぶり、投げぶり、跳びぶりに驚嘆することがしばしである。今回の最高齢は、103歳の日本人(疑惑のインド人を除外)とのことであるが、普通だったら、歩けるだけでもすごいのに、まさに競技で走るなって信じられない世界である。
日本人の寿命が男女とも世界一になったようであるが、問題は健康寿命である。今のデータでは、男性70.42歳、女性73.62歳が健康寿命である。長生きしても寝たきりや介護を受けている状態では、生きていいる楽しみもないが、それを考えるとこういった大会に出て来られる高齢者は羨ましいかぎりである。健康維持のためにも、いくつになってもスポーツを楽しみたいと願っている。エントリーフォームにある「生涯青春」の文字がまぶしい。
116歳のインド人を取り上げたNHKのニュース:
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140903/k10014322591000.html
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