27日からゴールデンウィークが始まり、ニュースでも新幹線や飛行機の混雑、車の渋滞、観光名所や各地の人出の様子等が流れているが、個人的には昔からほとんど恩恵を受けていないというか、この時期はどこに行っても人人人で混んでいるので、どこにも出かけず、家でのんびりすることが多い。この時期、足代、ホテル代も高くなるので、国内、海外問わず旅行もずうっと避けてきた。家でのんびり見る笑点ではないが、「渋滞情報 密の味」である。今は特に大幅円安なので、海外組はダブルパンチともいえる。今までよく出かけていたヨーロッパへの旅行も、ゴールデンウィーク明けの出発がほとんどである。航空運賃も安いし、新緑で木々が緑に色づくこの季節、ドイツ等では、1年の内、白アスパラガスが食べられる唯一の季節でもある。レストランのメニューもこの時期だけアスパラガスの特別メニューが出回り、メニューのチョイスに迷うことはほとんどない。ヨーロッパ旅行の一番いい季節は、間違いなく5~6月といえる。
今年は、諸事情で旅行に出られないが、2000年以降のこの時期の旅行を振り返ってみると、
2000年5/10~16 スペイン、イタリア
2002年5/24~6/1 イタリア、サンマリノ、ドイツ
2005年5/13~21 ポルトガル、ドイツ
2007年5/18~25 ドイツ
2009年5/9~28 ルーマニア、ブルガリア、マケドニア、ドイツ
2010年5/27~6/9 アイルランド、イギリス、
2012年5/9~6/11 アルバニア、キプロス、ハンガリー、ドイツ、スペイン、アンドラ、アイスランド、ジブラルタル、イギリス
2013年5/21~6/12 アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア、トルコ、ドイツ、イギリス
2017年5/4~5/22 コソヴォ、オーストリア、ドイツ、クロアチア、イギリス
ゴールデンウィークの時期しか大型連休が取れず、海外旅行や国内旅行で高いお金を払ってまで人混みの観光地に行くしか選択肢がない家族連れの人達は可哀そうである。従って、ゴールデンウィークに旅行を楽しむ人達を見ても、嫉妬どころか、むしろ哀れみを感じる。個人的には、2018年から2024年まで6年間もヨーロッパに出かけていないので、そろそろ出かけたい気持ちでいる。今年の5月は、もう間に合わないが、来年まで待てないので、秋の季節に行けるなら行こうかとも思案している。ヨーロッパは53カ国の全てに足を踏み入れているので、新規の国はないが、第一候補は、まだ行ったことがないフランスのロワール河周辺のお城や南フランスでガイドブック等で情報を集めつつある。