安倍前総理の銃撃事件から自民党と旧統一教会との深い関係が浮かび上がってきたが、統一教会の名称変更をめぐって、当時の下村博文文科大臣の嘘と疑惑が発覚しつつある。霊感商法等で社会問題となったいわく付きの組織なので、単なる名称変更など認められるはずもないのに、2015年、下村文科大臣の時に、名称変更が認められたものである。被害が今でも続いている背景は、この時「世界平和統一家族連合」に名称が変更されたことが大きいとされている。2015年とは第二次安倍政権の時代である。
文化庁から提出された名称変更の決済文書の変更理由欄は黒塗りされているというから極めて怪しいと言うか何か隠している可能性が強い。決裁者は、あくまで文化部長で、大臣は知らないとか、指示など一切出していないと白を切っているようだが、疑惑が噴出し、外堀が埋りつつある。国会閉会中審査も計画されているようなので、この疑惑は近々明らかになるような気もする。自民党特に安倍一派と旧統一教会とのズブズブの関係は明らかであり、安倍狙撃犯の理解は正しく、安倍さんは身から出た錆で狙撃されたともいえる。
自民党の代議士には、旧統一教会の支援を受けたり、ズブズブの関係は否定できないのに、自民党はきっぱり縁を切るとか、実態を調査することすらやろうとしないのだから呆れるばかりである。国葬についても、何の根拠もなく、国会にかけることもなく、かってに岸田首相が決めたことで、禍根を残すことになりそうである。国葬は、国民の半数以上が反対しており、自民党政権による政治利用でしかなく、国民とて気持ちよく弔う気持ちは沸かないと思われる。個人的には、安倍さんは国葬に値する業績を残しているとは言えないし、逆に、長期独裁政権を利用し、モリカケ、桜はじめ、独裁的に悪いことばかリしてきたような気がする。コロナ対策の無策ぶりもひどく、岸田政権の支持率が急落しているのも頷ける。
日刊ゲンダイデジタル(8/4):
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309305
ネット雑誌、LITERA記事(7/26):