評論家でも有名な佐高信氏が昨年「竹中平蔵への退場勧告」という緊急本を出版した。菅政権が竹中氏を重用しているので、評論家として、また、一国民として危機感を覚えたものと思われる。国民に「自己責任」を押しつける菅政権の背後にあるのは、弱肉強食のジャングルの自由に戻そうとする竹中氏の「新自由主義改革」である。
竹中氏の評判の悪さは、誰もが知るところだが、そんな人物が菅首相に重用され日本の政治の裏で暗躍しており、日本を破滅の道に導こうとしている。日本の大事な資産を外国に売り飛ばす「売国奴」と呼ばれているのは、良識人なら皆知っていることである。「自助」「共助」「公助」などというスローガンも竹中氏の考えそのものだと見えてくる。
一月万冊の解説でも、佐高信氏の「竹中平蔵への退場勧告」を引用し、竹中氏を下記のように評している。
・マック竹中
マック創業者の藤田氏に取り入り、フジタ未来経営研究所の理事長に就任し、日本マクドナルドの未公開株でボロ儲け。
・逃税の達人
1月1日に日本にいなければ住民税を払わずに済むと豪語して実践。
・パソナ平蔵
パソナの南部代表に取り入り、会長職に就任。パソナと政府の橋渡しに暗躍。
木村剛銀行の一件でも問題を起こしたが、マイナンバーカードでも嘘をつきまくっているようで、竹中批判に終始しているが、竹中氏の正体を見るのに最適な本のようである。とにかく、日本の将来にとって、ガンとなるような人物は早く退場してほしいものである。そのためにも早く菅政権を倒す必要がありそうである。
一月万冊の解説(3/25): https://youtu.be/Wkv5ZwyV1LM