花浄土鹿児島

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鹿児島に春を告げる初午祭 鹿児島神宮 2015/03/08 (霧島市)

2015-03-08 21:42:48 | 祭り・伝統行事
初午祭(はつうまさい)は華やかな背飾りと鈴をつけた馬が先導して、馬と踊り連が太鼓三味線にあわせて踊る全国的に珍しい祭です。約460年の歴史を持ち、鹿児島では初午(はつうま)と呼ばれ、五穀豊穣、畜産振興、牛馬の安全を願って行われてきました。毎年20万人もの人出がある大きな春祭です。

馬心会の奉納馬 鹿児島神宮参道


3月8日(日)、霧島市の鹿児島神宮は暖かい春の日差しがあふれ、多くの見物客が訪れました。今年は21頭の馬が出場し人馬一体となった踊りが奉納されました。

奉納順位表 21組中の13番まで表示 


毎年一番奉納は加治木町木田(きだ)の御神馬保存会です。木田保存会の踊り連を中心に10時前から撮影した画像を中心に紹介します。

地元の日当山中学校平成二年卒厄払い 有志一同の旗


地元中学校の卒業生が厄払いをかねて、踊りを奉納します。午前中に厄払いの参拝をして、奉納は13時過ぎの予定となっていました。

鹿児島神宮 境内などの位置図


祭の名物 ポンパチ(初鼓)


ポンパチを持つ子供


参道で小休止 木田保存会の奉納馬


踊り連の先頭は霧島ふるさと大使3名


手馴れた歌声


幼子の姿もありました


太鼓と三味線 鹿児島語では「てこ、しゃんせん」と言います


祭本部前に近づく奉納馬


祭本部前も参道も人で埋まっていました


本殿横で御祓いを受けました


本殿下での奉納踊り


宮崎県都城市 下長飯(しもながえ)ジャンカン馬踊り保存会


宮崎県三股町 中米(なかよね)ジャンカン馬踊り保存会


都城地区は旧島津領内であり、鹿児島と同様の伝統芸能が残っています。馬に掛けてある鈴や鉦(かね)の音からジャンカン馬踊りと呼ぶようになったと言われています。お馬さんは子供たちや女性に大人気。一緒に記念撮影をする人が多かったです。

元気なお姉さん


最初良くわからなかったのですが、手に持った道具は鈴かけ馬にとって大変大事なものです。元気一杯の姿を撮影させてもらいました。ありがとうございました。

昨年は2月下旬の開催でしたが今年は3月になり一段と日差しが力強く、歩き回ると汗ばむほどでした。軽やかに鈴を鳴らしリズムを刻む馬の姿、太鼓三味線のにぎやかな音、華やかな踊りなどまさに春を告げる祭でした。

昨年2月23日の初午祭のブログ記事はこちらからどうぞ。

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