カラスといちごとクロッカスと

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子アライグマ、独立した模様 ⑵

2023年04月17日 08時00分00秒 | アライグマ
2023.04.10撮影

落ち葉の中から出てきて、窓の方へ近づいてきて、石畳の上に立ち上がってしまいました。これはちょっと怖いのよね。でも、届かないから、だいじょうぶ、だいじょうぶ。

ひょっとして、わたしのことを覚えていた? カラスは人を識別するが、それに、イヌやネコは識別するだろうが、アライグマが人間を識別するとは、聞いたことがない。

ところで、この落ち葉、落ちているのではなく、わたしがわたしの労力を使って寄せて、マルチとして使ってあるのです。あ〜〜、あんたか、庭のあちこちでマルチを散乱させているのは。

ごめん、アライグマさんたちは、ナワバリがかぶさっているそうなので、あなたとは限らないよね、あなただけを責めちゃダメね。

2023.04.10撮影

やっぱり、立ったままは、しんどいよね。いいのよ、4本足で立っても。その方が安定していいよね。って、まだ見つめているなあ。


日本のみなさま、アライグマは、このように愛嬌のある顔と姿をしていますが、危険ですので、絶対に近づいたり、触ったりしませんように。

わたしは、これだけ間隔が離れていますからじとっと見ていますけど、目の前で対峙はしたくありませんよ。たまたま外で近くにいると、目を合わさないようにして、そっと離れます。

画像にバッチリと写っている手足の指を見てください。これにネコよりも恐ろしい爪がついているんですよ。口の中にも牙がありますよ。目が悪いので、とにかく手で触ってこようとします。触られて病原菌が移ってくると、とんでもないことになりますよ。


この後、アライグマさんは、画像左手の方へ行きました。ところが、、、

2023.04.10撮影

わたしが「後追い」した形で撮影し、シャッターの音がし続けたので、わたしのいる窓の方へ方向転換して、またわたしを「見つめる」形になってしまいました。シャッターの音が不思議なものだ、と思ったのでしょうか。

でも、この後、反対側に向いて、移動を始めます。

腹の足しにもならない、変な「カチャ、カチャ」音を立てる人間に、つきあっていられないよね。こっちは、ごはん、探さなくちゃいけないんだから。

2023.04.10撮影

画像のずっと左手へ移動すると思って撮影するのをやめたのに、アライグマさんが一旦立ち止まる体勢に入ったので、もう一度シャッターを切りましたが、あわててうまく写せませんでした。

そこに何か食べ物あるか〜?

このシャッター音が聞こえたためでしょうか、アライグマさんが、もう一度こちらを見てくれました。

2023.04.10撮影

これは、もういい加減にしたら? と言っているのでしょうか。昨日の記事の冒頭の画像は、これの切り取りです。

うん、かわいいわあ。ダメダメ、見かけに惑わされては。

2023.04.10撮影

もう一度かわいいポーズを取ってくれました。

最初の窓のほぼ真下での出会いから、ここまで距離が離れ、時間が経つ(1分未満だけど)と、ちょっとリラックスしたかな?


この後、アライグマさんは、画面では上に見える緑の葉っぱのところへ行きました。(数時間後に、この植物のところにネコさんが現れるのですが、その反応がおもしろかった。)

この葉っぱは、シラタマノキの1種で「サラール」というものです。草丈は、30〜40センチほど。バンクーバー近辺の野山にたくさん自生しています。

かわいい、ハートの、シラタマノキ

そして、「サラール」の茂みでゴソゴソしておいてから、左へそれ、そこから、また、別の植物の植ったところへ入っていきました。それが、次の画像。

2023.04.11撮影

あ〜あ、また、堀り、堀り、してくれましたよ。そこには、いっぱい宿根草が植っているんですけどなあ。

2023.04.11撮影

これもやりましたな。球根丸見えじゃないですか。

アライグマさん、立派に成長したアライグマさん、遊びに来てくれるのはいいが、いや、遊びではなく生活しているのだが、それに、まあ、堀り、堀り、は、うっ、まあいいけど、うちはコンポストやマルチや腐葉土を活用して、特に肥料は必要としていないので、あのう・・・手土産(手で持ってくるわけではないが)、置いていってくれなくていいですよ。それ、覚えていてちょうだい。勝手な言い分ではありますが、お願いいたします。


和名 アライグマ(洗熊)
アライグマ科(Procyonidae)アライグマ属(Procyon)
学名 Procyon lotor
英名 Racoon「ラクーン」
原産 北アメリカ(メキシコ、アメリカ合衆国、カナダ南部)


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