The Sex Pistols - Anarchy In The U.K (official video)
アメリカのラモーンズで火が付いたパンクムーブメント。
それは、イギリスで大きく盛り上がることにあります。
そう、ジョニー・ロットン(ジョン・ライドン)が率いる、セックス・ピストルズのブレイクでした。
反体制的というか、風刺的な歌詞は、若者のエネルギーの発散であり、まさにロックでした。
「Anarchy In The U.K 」と「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」。この2曲のタイトルを聞いただけで、
とんでもないやつらだと思ったものです。
Sex Pistols - God Save The Queen
そして、今までにないタイプのファッションとステージでの動きは、多くの若者を虜にします。
このステージの動きなんか見ると、日本のブルーハーツは完全に影響を受けていますね。
そして、ロック・ジャーナリズムもパンク一色に染まります。
このバンド自体は短命だったんですが、イギリスでは、クラッシュ、ジャム、ダムド、ストラングラーズといった
バンドがパンクムーブメントを数年間は維持していくことになるのです。
アメリカでは、ラモーンズ以外のパンク・バンドは目だたなくて、ニューウエイブという形で、発展形のバンドが育っていきます。
その中でも有名なのが、トーキング・ヘッズとそのリーダーであるデビッド・バーンだったと思います。
私は、その時期、全くニューウエイブに感心がありませんでしたけど、ラジオや雑誌で、耳と目に情報が入ってきました。
僕は後追いで聴いたんですけど、ちゃんとした情報がなくて、「なんかハチャメチャな怖いバンドらしい」と思いこんでいたのですが(まぁあながち間違いでもないですけど(笑))、実際にアルバム『勝手にしやがれ』を聴いたら、キャッチーな曲目白押しで、「あれ、噂と違うじゃん?」と、友達と二人で勝手に拍子抜けしたのを覚えています。
もちろん改めて聴くとバンドの勢いとか、ただもんじゃァないっていうのはひしひし伝わってきましたけどね!。
一流ミュージシャンが演奏していたという噂があります。ライブの演奏との差を考えると、もしかしたらそうかもと思ってしまいます。
元々マルコム・マクラーレンの企画バンドだったので、スタジオ・アルバムにおけるアレンジと演奏の完成度の高さに???と思うのです。