ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

Roxy Music "The Thrill Of It All"

2014-11-29 13:34:15 | ブリティッシュロック
Roxy Music "The Thrill Of It All"


見てのとおり、アルバムジャケットが衝撃的なセクシー写真で
話題になった作品「カントリー・ライフ」のA面の1曲目。
つまりリーダーズトラックです。

私が確か中学2年生の時発表されたアルバムで、
私はラジオでこの曲が流れて
「かっこいい! 買わなくては!」と思ったものの
レコード店でレコードジャケットを手にとり、

「こ、これは、レジに持って行く勇気が出ない」と怖じ気づき、
手に入れたのは、大人になってからのことです^^;
可愛い(情けない)中学生でした

ジャケット写真の女性の一人は性転換美女ということが
噂されていますが、腰のくびれ具合からみて、とても男性とは思えません
他の作品でも、アルバムジャケットの女性が男性ではないか?という
噂がでていますが、真偽のほどはわかりません
当時のロキシーのバンドとしての印象って、やっぱり「セクシー路線」ってことなんで
しょうかね?

さて、ロキシーというバンド、当時バンドのメンバーを写真でみたときに驚きました
このブライアン・フェリーさん、ロックっぽくない
ふつうのダンディなお兄さんじゃないか?(伊達男と呼ばれていたし…)
そして、歌い方がグラム・ロックでよく使われる「は虫類系歌唱方法(誰かが名付けてました。
つまり、わざと音を外すようにというか、セクシーにというか、変わった歌い方)」で、
また、驚かされました

ところで、当時グラムロックが流行っていて、このロキシーもその範疇に入れる人もいましたが、
いや、違うロキシーはロキシーだみたいなことをいう人もいて、
カテゴライズが難しいバンドです
あの、ブライアン・イーノがいたり、キング・クリムゾンのと交流があったりして
プログレッシブ・ロックっぽいバンドのイメージもありました。
まあ、孤高のバンドではあったと思います。

このバンドは一回解散して、再結成したあと「アヴァロン」が大ヒットして代表作となっていますが
私は、初期のころのいかがわしい雰囲気の方が好きです。

イギリスのオシャレな感覚と、70年代初期ならではの
誰ともちがうオリジナリティにあふれたロック
ロキシー・ミュージックにはそれがありました。

ブライアン・フェリー、フィル・マンゼネラ、アンディ・マッケイというおなじみのメンバーに加えて、
あのエディ・ジョブソン(最近ジョン・ウエットンがいないUK再結成で活動していたような気がします)
がクレジットされているのにも今さらながら、「あ、そうだった」と思ってしまいました。
やっぱ、プログレが混じってますね^^;
コメント (2)
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