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奈良の名所・古跡

行ってみたい所があるといいのですが・・・古墳とか建物とか巨樹とかいろいろ・・・

室の宮山古墳

2007年11月21日 | 古墳
 室大墓(むろのおおはか)とも呼ばれます 撮影日;2007.11.9

 全長238mの巨大前方後円墳です

 後円部径105m、後円部高25m、前方部幅110m、前方部高22m
 前方部が南西に向いています
 築造は古墳時代・中期(5世紀前半)

 後円部上に立てられた靫(ゆぎ)埴輪は高さ147cm、最大幅99.5cmあります
 
 1921年3月3日、国の史跡に指定されています

★所在地;御所市室字ミヤ山109
★交通;近鉄御所駅より 徒歩30分
    バスで宮戸橋下車 徒歩5分
★駐車場;有りません
★入場料;見学自由
★問合せ;0745-62-3001(御所市観光協会)

 当時の天皇陵墓にも比肩する全国で第18位の大きさを誇り、葛城襲津彦(そつひこ)の墓の有力な候補といわれています
 武内宿禰の墓とする説も有ります

 襲津彦は第16代 仁徳天皇の皇后となった磐之媛(いわのひめ)の父にあたる人物で、朝鮮半島の戦で数々の武勲をあげました

 「王の柩」とされる長持形石棺を竪穴式石室に安置されたままの状態で見学することができる貴重な古墳です

 付近は巨勢山古墳群と呼ばれ、700基以上に及ぶ全国屈指の群集墳が有ります
 約1500m東には飛鳥の石舞台古墳に匹敵する石室が見つかった條ウル神古墳も有ります


 東側にある八幡神社境内から後円部に昇れます


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