奈良の名所・古跡

行ってみたい所があるといいのですが・・・古墳とか建物とか巨樹とかいろいろ・・・

南田原磨崖仏

2008年03月26日 | 文化財
 通称切りつけ地蔵とも言われます 撮影日;2008.3.11 

 花崗岩の崖面の中央に「阿弥陀如来立像」、向かって右に「弥勒菩薩立像」
 左下に「六地蔵菩薩」が刻まれています

 奈良市指定文化財となっています

★所在地;奈良市南田原町
★交通;近鉄奈良駅より
    水間方面行きバスで田原横田下車 徒歩15分
★駐車場;2~3台可能
★入場料;見学自由
★問合せ;0742-34-1111(奈良市教育委員会)

 「阿弥陀如来立像」は、鎌倉時代の作
 丸彫りに近い立体感のある豊かな表現を見ることが出来、同時代の石仏の中でも優れた作品です
 銘文から元徳3年(1331)東大寺の宗詮が願主になって、伊行恒が彫ったものです
 東大寺再興の為、建長5年(1253)頃宋から来日し、当時大和を中心に活躍していた伊派の作です

 その昔、剣豪が刀の試し切りをしたと伝わる傷が有ります




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