KFCブログ~Growing old is not shame~

格闘芸術家集団KFCブログ、満を持して復活です。
明るく楽しく真剣に格闘技に取り組む社会人の格闘倶楽部です。

【格闘浪漫】男の花道105~練習納め~

2010-12-27 06:27:32 | スポーツ

【格闘浪漫】男の花道105~練習納め~
【格闘浪漫】男の花道105~練習納め~
【格闘浪漫】男の花道105~練習納め~
【格闘浪漫】男の花道105~練習納め~
【格闘浪漫】男の花道105~練習納め~
この日が今年最後の練習でした。ここのところいろんなストレスで体調を崩していますが、それでもやっぱり、年の最後は激しい練習で締めくくりたかったのです。皮肉なことに、体調不良で急激に痩せだしているため、パンチの切れが増しており、そこは亀仙人も認めるところでした。スピードも威力も確かにアップしています。やはり私のベストはヘビー級ではなく、ライトヘビー級、クルーザー級なのだと確信します。それがわかっただけでも体調を崩した価値があったのです。しかし、スタミナ枯渇は如何ともしがたく、私は何度も倒れ込み、吐くものなんて何もないのに何度も嘔吐しました。それでも亀仙人は私に立てと命じ、容赦なく、そして愛をもって追い込んできます。ひっさびさの地獄練習でした。でも、私はそれがありがたかった。その瞬間だけは、すべての苦悩から解き放たれ、ただ目の前の練習に微塵の煩悩雑念なく没頭し、私の魂は安息の中にあったからです。これが私のZONE。私は心から、幸せです。 またひとつ、年を重ねます。女性の美しさのように、男の強さも儚いもの。いつの頃からか、毎日カウントダウンを意識するようになりました。格闘家としての、現役選手としての終わりは、我々にとって死刑宣告並の恐怖と重さを持っています。でも、そうやってカウントダウンを意識したことで、終わりを覚悟したことで、なかなか時間が取れない日々の練習を本当に大切に集中して工夫してやるようになりました。その結果、自分にはまだまだノビシロがあることを知り、今にいたります。もっと若い頃から気付いていればとも思いますが、晩年の今だからこそ、こういう境地に達したのだと思うのです。私はまだ進化の途中。『我、未だ成らず。』グローブを置く最期の日まで、二十四時間、私は炎の格闘芸術家でありたいです。このブログを読んでくれる皆様が来年もそれぞれの世界で明るく楽しくご活躍されますように…。


2010年度KFC納会

2010-12-26 18:06:03 | メンター

2010年度KFC納会
この日は今年最後の練習を終え、師匠亀仙人とKFCの忘年会を行いました。師匠と久々にサシで飲みました。かつてないほど語りました。格闘技の話よりも、我々が格闘技をやっている意義、そして今の日本のこと、今の日本にそれをどう活かすかについて真剣に語りました。知りあって4年。弟子入りして2年。こんなに師匠とじっくり話したのは初めてです。私がいろいろ悩んでいることも打ち明けました。師匠は黙って聞いていてくれました。本当にありがたかったです。そして、「俺達(闘技者)は辛い練習、試合前のあの恐怖、それら全てを克服してここまで来たんだ。だからどんな状況にあっても絶対に克服できるさ。」師匠はそう言ってくれました。私もそう思います。どんなに辛い現実があったって、私達は絶対に逃げず、真っ向から闘いを挑んでいくことをインプットされた人間なのだと。そのためにここまでやってきたのだと。いろんな問題もありますが、私は来年もKFCを続ける決意を固めました。いつだって正々堂々、正面突破であります。我々は誇りある格闘家なのだから。


格闘芸術家、銀座へ帰る。

2010-12-25 09:39:01 | まち歩き

格闘芸術家、銀座へ帰る。世間がXmasに盛り上がり、街ゆくカップルや親子連れが温かい家に帰るだろうその頃、私はものすごく久しぶりに夜の銀座を徘徊し、日付が変わる頃、以前ピアノを少し弾かせていただいていた銀座NO1の老舗バー『セント・サワイ・オリオンズ』を訪れました。間違いなく私に影響を与えてくれた超一流の空間。ここで私は心身をリセットしたかったのだと思います。ここは以前と変わらずやさしい灯りに包まれ、最高級のお酒と料理、そして素晴らしいピアノの調べが、私の心を癒してくれました。特に、私の知らない新しいピアニストの方の演奏が素晴らしかったです。同じ曲を弾いても、表現力によって全く伝わり方が違うものです。いつもここに戻ると一曲弾いて帰るのですが、とんでもない。“彼は素晴らしいピアニストだ。本物だ。彼こそオリオンズにふさわしい。あんなピアニストがいたんじゃ、俺は出る幕ないな。”心からそう思い、私は彼に何曲かリクエストし、期待以上の素晴らしい演奏にただただ聴き惚れるだけでした。ものすごく幸せでした。やっぱり私は音楽も愛しています。
格闘芸術家、銀座へ帰る。
ちなみにこちらがここの看板メニュー、超高級ローストビーフです。美味いなんてもんじゃありません。最近少し体調を崩している私も、これだけは食べずにいられませんでした。普段通っている呑み屋の何十回分のお金を握りしめてでも、たまにはこういう所で超一流の酒と料理と空間を楽しむ。少し背伸びして見栄を張ってみる。それが男を磨くのだと思います。世の中にはこういう世界もあって、自分はいつかまたここに戻るのだと。男には“格”があり、人脈にも“レベル”があります。そして、普段どういう人間と付き合うかで、それはどのようにも変わってくるのです。30歳になってから数年間、この街でものすごい数の人達に出会い、名刺を交わしてきました。びっくりするくらいいろんな方々がいました。その出会いひとつひとつが私に多大な影響を与えました。そして、今でもその一部の方々とは親しくお付き合いさせていただいております。みんな素晴らしい人生の先輩です。私が将来目指す指標のような大先輩達です。今はどういう状況にあろうと、絶対に折れず、必ず男を磨いて力を付けて、またここに戻ってくるのだと決意を固め、真夜中の銀座の街に溶けたのでした。


新芽

2010-12-23 17:09:50 | スポーツ

新芽
これがKFC東京オフィス支部の第一期生です。20代のイケメン?(笑)二人です。朝、私が出勤し、パソコンを立ち上げ、練習に向かおうとしていると、「代表、行かれますか?」「おう、お前らやれんのか?」「やります!」「よっしゃ、ついて来い。」

いつも通りの強引な展開で(笑)、弟子たちとの初練習が始まりました。私は短い時間を有効に、真剣に教えます。師匠亀仙人から教わった技術を、私が伝えれるだけ教えようとしました。彼らも真剣に聞いてくれます。そして、私は彼らに伝えることで、自分が伝授されたその技術を、自分の中で再確認し、咀嚼しているのだと思います。修行中の身で人様に物を教えるなんておこがましいのは百も承知ですが、それはまた、自分の修行に他ならないのです。ひょんなことから始まったこの支部も、これから何人ついてくるかわかりません。すぐに冷めてしまうのかも知れません。5年前に立ち上げた、一番最初の蒲田ファイトクラブの時もそうでした。でも、一番大切なことはそうではないのです。誰かが続けることなのです。私さえブレずに一人で続けていれば、KFCは永遠に不滅です。情熱と体力の続く限り、明るく楽しく頑張ります!


みんなの太極拳!

2010-12-22 07:59:39 | スポーツ
みんなの太極拳!
みんなの太極拳!
みんなの太極拳!
みんなの太極拳!サンドバックで怒りを発散させた後は、どうやって心の平和を取り戻すのか?それは太極拳なのであります。なんとこのリフレッシュルームには、私が以前学んでいた『ニ十四式太極拳』のDVDがあり、喜び勇んだ私は、人の目など全く気にせず、画面の中の美人インストラクターの指導の元、日夜修練に励んでいます。このニ十四式太極拳とは、もともと難解な太極拳の動きを、中国政府によって召集された武術家達が代表的なニ十四の動作にまとめ、国民の健康増進のために広く一般に普及させた拳法です。健康体操として有名な太極拳。しかし、侮るなかれ。私は体験して少しづつわかってきたのですが、太極拳の動作は永い年月をかけて先人達が編みだし練り上げてきたものです。全て奥深い意味があるのです。そして太極拳は恐ろしい武術です。極めるのは生涯かけても不可能に近いのでしょう。それでも私は修練を続けてみようと思います。もうすでに日課ですから。(笑)